2006/10/18

ワールド・トレード・センター

5年前、テレビに向かって、ただ、ただ、唖然としていたことを思い出しながら、この映画を見ていた。
テレビでは見えなかった瓦礫の下の出来事。
見ているだけでも、結構ツライお話だった。

Wtc1

<STORY>
ワールドトレードセンターのタワー1に飛行機が突入したとき、NY市警湾岸警察のジョン・マクローリン(ニコラス・ケイジ)と、ウィル・ヒメノ(マイケル・ペーニャ)は、他2人の同僚と共に、タワー1へ向かう。
しかし、タワー1の1階のエレベーターホールに到着したとき、轟音と共にタワーが崩壊。
マクローリンとヒメノは、瓦礫の下敷きになってしまう。
その頃、マクローリンの妻ドナ(マリア・ベロ)と、ヒメノの妻アリソン(マギー・ギレンホール)は、テレビでタワーの崩壊を見ていた。

Wtc2 いや~、怖いですよ。
どんなことが次に起こるか知っているだけに、怖いです。
いつ崩壊するんだろう・・と思うだけで、ドキドキしてきて、「だめだよ、そこ入っちゃだめー!」とか思うんだよね。

しかし、見ていて何よりつらかったのは、彼らの奥様方。
子どもがいて、特にアリソンは5ヶ月の妊婦さんで、すごく、情緒不安定になっているのが分かるの。
きっと、最悪のことを想定していたはず。

明日から、どうやって暮らしていけばいいんだろう・・って。

実際、このときは、この奥様方のような立場になった人が大勢いて、旦那様が帰ってこなかった人もいるでしょ。
そう思うだけでつらいよね。
警察や消防の人たちは、人助けに行ったのに。
逆に被害者になってしまうなんて。

Wtc3 オリバー・ストーンの映画の割りに、政府批判は一切無しで、ただただ、あの911の犠牲になった人の真実を描いているのが良かったかな。
説教臭いのは、ちょっとごめんなんで。

俳優たち、女優たちの演技もすごくいいね。
瓦礫の下での出来事なんて、ホントにすごく怖くて、地獄みたいだったよ。
関東大震災とか、こんなふうになっちゃったら、どうするんだろう・・。

うぇぇぇぇぇ。怖いっす。
なんだか、ぶるぶる震えながら、メソメソ泣きながら見た映画だったのでした。

ワールド・トレード・センター 公式サイト

10月 18, 2006 映画-ワ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/02/06

ワン・フロム・ザ・ハート

1982年制作のアメリカ映画。
監督はフランシス・F・コッポラ、撮影はビットリオ・ストラーロ、音楽はトム・ウェイツという豪華なスタッフで制作された映画が、昨年NHK BS2で放送されていたので、録画して鑑賞。one_from_the_heart1

でも・・そうだなぁ。
オススメって感じじゃぁなかったかも。

<STORY>
ラスベガスで旅行会社に勤務するフラニー(テリー・ガー)は、5年間同棲しているボーイフレンド・ハンク(フレデリック・フォレスト)とケンカして7月4日の独立記念日で賑わう町へ出る。
そして、ピアノ弾きの男性(ラウル・ジュリア)と出会う。
一方、ハンクは友人(ハリー・ディーン・スタントン)とブラブラしている最中に、サーカスの女性(ナスターシャ・キンスキー)と知り合う・・。

one_from_the_heart1a
お話は、倦怠期を迎えたカップルのお話で、お互いに違う人と出会ってはみるものの、元さやに戻っていく・・・って感じのお話なのね~。
それが、ミュージカル風に進行するの。
主人公たちは、ラウル・ジュリアを除いて歌をうたわないのね。
歌を歌うのは、トム・ウェイツなんだよね。
が、これがですねぇ。
音楽がかっこいいんだけど、トム・ウェイツは最近の方がいいなぁ。
あのしゃがれ声が好きなんだけど、このころのトム・ウェイツはまだ、声に張りがあって若い。

それに加えて、さすが、ビットリオ・ストラーロね。
画面がすごくきれい。
フラニーパートは赤、ハンクパートは青のそれぞれの照明が当てられていて、ベガス風にネオン管を感じるような発色をしているんだよね。
これは、映画館で観たらちょっと感動するんじゃないかってぐらいかっこいい画面してる。

one_from_the_heart1b
でも、でも、でも、残念ながらストーリーに魅力がない。
お互いに浮気してめでたしって・・。
なんか、あまり新鮮味がないんだよね。
まぁ、20年も前の映画なら、しょうがないか。
この当時は、この考え方が最先端だったのかなぁ。

テリー・ガーはかわいかったし、故ラウル・ジュリアを久々に観れてうれしかった。
でも、一番良かったのはナスターシャ・キンスキーだな。
本当にキレイで。
もしや、これは、テリー・ガーよりもナスターシャ・キンスキーの方がいいのでは・・。
とさえ思っちゃう。

one_from_the_heart2
主人公たちが話すセリフよりも、音楽の歌詞を優先して、映像にとことんこだわっているあたり、コッポラにとっては実験的な意味も込めて作られているんだと思うけど、ストーリーに魅力を感じないだけに、ちょっと退屈だったかも。

トム・ウェイツファンは、音楽を聴く気分で観て欲しい一本。

ワン・フロム・ザ・ハート 公式サイト


映画(中)

2月 6, 2006 映画-ワ行(アメリカ) | | コメント (2) | トラックバック (1)