WOWOWを見るようになってから、私は、レンタルショップ知らずになってしまった・・。
見たいドラマも、映画もWOWOWとNHK衛星放送でまかなっている。
今日みたいな良い映画を見たときは、「おぉ~WOWOW入っててホントに良かった~(^▽^)」と思う。
あ、WOWOWの回しもんではないですよ・・決して・・・。
<STORY>
1953年、ニューイングランドにある名門女子大学ウェルズリー大学にキャサリン・ワトソン(ジュリア・ロバーツ)が美術史の教師として赴任してきた。
記念すべき第一回の授業は、古代美術。
しかし、彼女が話そうとすることは、全てベティ(キルスティン・ダンスト)やジョーン(ジュリア・スタイルズ)、ジゼル(マギー・ギレンホール)にさえぎられ、先を言われてしまう。
彼女達は、授業に入る前に教科書を全て読み、講義の内容を全て知っていた。
おかしいのはそれだけでは無い。
在学中に結婚した学生は優遇され、長期休暇を許され、全ての生徒が卒業したら結婚するという。
そこは、大学といいながら、花嫁修業をする場になっていた。
その校風に納得のいかないキャサリンは、彼女たちに学ぶことの意味を教えようとする。
しかし、生徒達は手ごわかった。
ベティの母親は同窓会の会長をしており、娘を操り人形にするばかりか、ベティ本人も先生よりも強い権力を持ち、学校に君臨し、気に食わないことは学校新聞で糾弾する。
ジョーンは卒業後ロースクールに入ることを目指しており、学業も優秀でありながら、卒業したら即結婚することを希望する。
彼女達と一線を引いているのがジゼル。
彼女は、イタリア語教師と恋愛関係にあるが、彼はキャサリンに引かれはじめる・・。
はじめは、新任教師を受け入れていなかった彼女達だったが、美術の面白さに引かれ始め、将来について考え始める・・・。
| そうだなぁ。設定としては『いまを生きる』に似ているかも・・。
監督は、『フォー・ウェディング』のマイク・ニューウェル。
いやぁ、こう言ってはなんですが、最初そんなに面白くないかも・・・。
と思いながら見始めたんだよね・・。
そしたらですねぇ、すごくストーリーが分かりやすく、また女子大生が主役ってこともあって、入り込みやすかったのよね。
その上、彼女たちの気持ちがすごくよく分かるんだよねぇ。
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キャサリンが彼女つたえたかったのは、「女性の自立について-結婚を否定するのではなく、女性としてどう生きるか-」
これはね、よく考えちゃうんだよね~。
タイトルの『モナリザ・スマイル』とは、もちろんあの名画「モナリザ」からきているんだけど、教科書が教えてくれるのは作者はダ・ヴィンチで、制作年は何年で・・という表面的なこと。
キャサリンは、そこから「何を感じるか」について教える。
モナリザの瞳は何を見て、何を感じ、ダ・ヴィンチは、なぜモナリザを描いたか・・。
その当時のアメリカは赤狩りの最中であり、冷戦が始まろうとしていた頃。
進歩的な発言をする人間は、赤とみなされ排斥されていた。
彼女が生徒たちに伝えようとしたこと、教育しようとしていたことから、どんな時代にあっても、頑固なまでに自分を貫き通すことが素晴らしいことであることを教えられる。 | |
若手からベテランまで、多くの女優さんが出ているけど、彼女たちの演技も見所の一つ。
特に、良かったのが、キルスティン・ダンストとマギー・ギレンホール。
キルスティンって、この手の暗い役よりも、『チアーズ!』とか、『
エリザベスタウン』の明るい演技の方が好きだから、あぁ、相変わらず暗いなぁと思ってみてたんだけど、すごいね。
やっぱり彼女は女優さんっすね。
オープニングからキルスティンに腹が立ち、最後の30分は彼女に泣かされる。
今でも、ラストの彼女の表情を思い浮かべるだけで泣けてくるな。
もう一人の、マギー・ギレンホール。
彼女が出演している映画は、結構見ているにも関わらず、素晴らしいと思ったのは、これがはじめてかも。
『セクレタリー』はまだ見てないから、近いうちに見たいな。
ラスト近く、マギーがキルスティンを抱きしめるシーンがあるんだけどね。
もう一気に泣いたよ(T-T)
彼女は、他の大学生達と違って、泣くべき時に笑い、怒りをぶつけるべき時に優しくし、弱気を助ける。
大人なんだよね~。
見直したよ。マギー。
今度から、もっと注目して見るね。
ちなみに、弟は『デイ・アフター・トゥモロウ』の主役を演じた、ジェイク・ギレンホール。
キルスティン・ダンストの元彼ね。
それに比べると、ジュリア・ロバーツはいまひとつキャサリンを表現しきれていなかったように思う。
キャサリンは、もっと懐が深くて、思慮深い人よね。
ちょっと若手女優さんたちに押されがちだったかな。
同世代だったら、ケイト・ブランシェットが最適なんだけど・・。
華があるからいいのかな。
がんばれ。ジュリア。
大学生の頃、勉強なんてホントにウザイだけで、遊びとバイトがあればそれで良かった。
でも、今になって、読みたい本や、見たいビデオや、勉強しなきゃいけないことが山積みになり、勉強の大切さを感じる。
そんな私には、ウェルズリー大学の彼女たちがうらやましかった。
私も、キャサリン先生が欲しい。
どんな女性でも必ず一人、感情移入できる人がいるはず。
全ての女性にオススメの一本。
モナリザ・スマイル 公式サイト