幻影師 アイゼンハイム
★エドワード・ノートンという人は、この世界で最高級の俳優だと思っています。
彼の作品は、どんな作品でも見たいのです。
今年の夏には、
「ノートン、何を血迷った??」
と私の頭の中に?が満載の「超人ハルク」が来ますが、その前に、昨年アメリカで小規模ヒットしたこの映画が来ていたので、見てきました。
★今回のノートンは、身分違いの恋に悩むイリュージョニストを演じています。
まぁ、簡単に言えばメロドラマですよ。
彼の純愛を成就させるために、すべてのものを欺こうとする青年です。
★共演者も、仕事もプライベートも絶好調のジェシカ・ビールに、年々評価が高まるポール・ジアマッティと旬な組み合わせです。
★先ほども言いましたが、ノートンの演技は最高レベルです。
この場合の最高レベルとは、どんな演技を言っているのか?と思うでしょう?
それは、どんな役を演じても、普通の人には
「これは地でやってるな」
と思わせてしまう“自然さ”です。
『真実の行方』の精神障害者風青年も、『ファイト・クラブ』の多重人格者も、『レッド・ドラゴン』のFBI捜査官も、その存在を忘れてしまいそうになるぐらい自然に入り込んでしまっています。
個人的には、デ・ニーロと共演した『スコア』も好きです。
★今回も、彼の演技は完璧です。
恋する青年であり、人の目を眩ますイリュージョニストでもありました。
★しかしですねぇ、何か物足りないんですよ。
★まず、ストーリーの展開が最後まで読めちゃいました。
これは、半分宣伝部に罪があると思います。
「最後にどんでん返しが待っている」
みたいな売り方をしてはいけません。
完全に最後まで読めちゃいました。
★ノートンの演技は完璧ながら、
「これはほかの人でもやれる」
と、思わせる役でした。
“どんな役でも果敢にチャレンジしていこう”なんてレベルの俳優ではありません。
彼本人は、人の意識を越えた、無意識の中でこっそりと裏をかくイリュージョニストも、ほとんどやったことがない本格的メロドラマもチャレンジしたかったに違いない。
けれども、ノートンにはノートンにしかできないことをして欲しいと、つい思うのです。
★結局、“物語全体が観客の心を惑わすイリュージョン”であったはずが、そのタネがスクリーンのこちら側から全部お見通しでした・・・。
という残念な映画だったのです。
6月 16, 2008 映画-カ行(アメリカ), 映画-合作・その他 | Permalink | コメント (0) | トラックバック (4)

























久々にメインで登場するマット・ディロンは、胸がムカツクぐらい嫌な奴だったなぁ。













ピッタリ合ってんだよねぇ


なんか、えらく感動した。
これね、カーターをサミュエル・L・ジャクソンが演じてるってのがいいんだね。

