2010/09/09

経済の勉強をしようと思って・・・

経済のこと、よくわからないまま社会人へなってしまった人へ 池上 彰・著

世の中、不景気ですが・・・、私、経済のことを良く知らないので、その不景気の仕組みがよく分かっていないんですよねcoldsweats01

なので、微力ながら、個人でもこの不景気のためにできることを・・・と思うのですが、私が思うことって、coldsweats02

「買い物をすること」

「買い物をしたらブログで紹介すること」

ぐらいだったんですよねsweat02

で、この経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ を手にとって読んでみたのですが・・・、私の対策って間違っていなかったsign01

ことにビックリなんですが、さらに、深くその不景気の仕組みを知ることができましたconfident

結局のところアメリカのほうばかりを向いていた罰が日本に当たっているような感じを受けましたgawk

ってことは、日本が脱却するには、アメリカの方へ向いていた日本の首を大きく方向転換をする舵取りをするか、耐えに耐えて、ひたすら景気がよくなるのを、それこそ

「見守っているだけ」

なのか、政治の手にかかっているんですねぇsad

ところが、日本は、内輪で総裁選挙・・・なんだか、空気の読めないガラパゴス日本をマスマス痛感したのでありますgawk

著者は、テレビで話題の池上彰

噂どおり、分かりやすい本でしたbook

一つのテーマが、2~3ページで区切られているので、通勤や移動中に読むのにピッタリの本だと思いますgood

この不景気、なんとかしなきゃ、とか、なんで不景気なんだろう・・・って考えたい人にオススメですshine

9月 9, 2010 読書 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/06/14

クロワッサン6月25日号、韓国特集です

表紙につられて買ってしまいました

キオスクで、この↓ クロワッサン 2010年 6/25号 が目に入りまして・・・eye

クロワッサン

この表紙の写真、きれいに撮れてるなぁって関心しながら見ていたのですが、その10秒後には買っていました・・・coldsweats01

このクロワッサン、ビョンホンのインタビューが載っているだけでなく、全体が韓国特集で、ソウルの飲食店やら、韓国映画に、韓国ドラマと特集もかなり充実していましたshine

特に、ドラマ特集は
「見ようかなぁ・・・。どうしようかなぁ・・・」
と、思っていたドラマの紹介が結構載っていたので、かなり食い入るように読みましたeye

もちろん、ビョンホンのインタビューも coldsweats01

韓国好きな方にはオススメです~good

クロワッサン 2010年 6/25号

6月 14, 2010 書籍・雑誌, 読書 | | コメント (7) | トラックバック (0)

2010/05/10

半島へ、ふたたび/蓮池 薫・著 読んだ

どんな苦境にあっても負けない生き方

この「半島へ、ふたたび」を読んで一番良かったのは、自分が見ていた韓国が、より立体的に、より奥行きをもって見られるようになったことです shine

本の前半は、蓮池さんが始めていった韓国のことが書かれていました。

そこには、私の行ったことがある場所がいくつか出てきて、その場所についての蓮池さんの思いを読んでいると、いつも、ただ通過していただけの道や、いつもボンヤリと見ていただけの場所に、いろいろな意味があったことを知ったのです。

朝鮮半島で有名な詩人の名前がつけられた道路や、ホテルから見た景色、どれも蓮池さんの目から見た韓国はイキイキとしていました。

私も、もっと一つ一つの道や場所に関心を持たないといけないなぁと思うと同時に、もっともっと韓国に行きたくなりました。


後半は、翻訳家として生活していくまでが書かれています。

この「半島へ、ふたたび」を読んでいて、とても文章が読みやすいので、相当、本を読むのが好きなんだろうなぁなんて、勝手に想像したのですが、そうではなく、蓮池さん自身は、読書好きというタイプではないよう。

それが、またびっくりしました。

で、私は、この「半島へ、ふたたび」に出てくる「私たちの幸せな時間 」は、映画を見たときに原作に興味を持って原作本を買ったにも関わらず、まだ読んでいなかったことを思い出し、今、本棚の奥から引っ張り出して読んでいるところです。

この「半島へ、ふたたび」についても、原作者である、コン・ジヨンさんのことがとても魅力的に描かれていたので、原作者の人間性と、本の内容が交錯してとても面白く読ませていただいています。

さらに、この「半島へ、ふたたび」を読んで勇気付けられたのは、20代、30代という、「最も遊びたい時期」に拉致され、北朝鮮で生きていかなければいけなかった蓮池さんですが、そんな時期を「人生にチャレンジする機会を与えられた時期」と捉えて、前向きに生きていることでした。

時には、北朝鮮への怒りや恨みも出てくるけれど、それでも、次の瞬間には、前向きな蓮池さんに戻っている。

そんな蓮池さんの行き方を見て、私はなんてちっぽけなことでクヨクヨしているんだろうって思うんですよね。

仕事で失敗したって、人の言うことに傷ついたって、ご飯をお腹イッパイ食べられて、見たいテレビも見ることが出来るし、こうしてパソコンに向かって好き勝手なことを言うことだってできる。

そんな「好き勝手できる自由」がどれだけありがたく、大切なことかを思い知りました。

最近、韓国映画「クロッシング」が公開中ですが、この脱北者の悲しさを描いた映画も、この「半島へ、ふたたび」と合わせて見ると、北朝鮮の非道さをつくづくと感じます。


この非人道的な国の実情に、世界中のもっと多くの人が気づくことを願います。

5月 10, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/04/29

表紙につられて買ってしましました(^^;) AERA 5/3、10特大号

しかし、なぜ朝日?

月曜日のことですが、コンビニにランチを買いに行ったついでに、このアエラ downwardleft を買ってきました。

アエラ

なぜなら、表紙がビョンホンだったからなんですが・・・ coldsweats01

韓流特集もあったし shine

今日、ジックリ読む予定だったのですが、ウダウダとした一日を過ごしてしまい・・・ sleepy

まだ、ちゃんと読んでないです sweat01

しかし、アイリスはTBSなのに、なぜ、朝日新聞社のAERA?と思ったら、実は、アイリス ノベライズは、朝日新聞社から出ていたんですね~ wobbly

この、ゴールデンウィーク期間中には、ちゃんと読みたいと思います book

しかし、表紙がこうで、中にちょっとしたインタビューとか載ってると、たかが週刊誌でも捨てられないんだよね・・・ sweat02

4月 29, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/04/27

「今、読むべき本」というキャッチに乗せられて買いました・・・

「読むべき」と言われ、つい、日経ビジネスアソシエを買ってしまいました

日頃、ここで趣味の話しかしていないので、あまり仕事をしていないのでは・・・?
と、思われそうですが、一応、ビジネスパーソンでして・・・ coldsweats01

最近、目に留まった雑誌が↓これ。日経ビジネス Associe (アソシエ) 2010年 5/4号

日経ビジネスアソシエ 5/4号

「読むべき」とか言われちゃうと、どれどれ?と思ってしまうんですね lovely

で、早速読んでみて、気になる本はピックアップして、amazonのほしい物リストに入れておきました confident

がっかりだったのは、今回の特集には、500冊以上の本が掲載されているらしいんだけど、ほとんど読んでない・・・ sweat02

私、本当にビジネスパーソンなんだろうか・・・ coldsweats01
そんな自分にがっかりだ・・・ catface

そんな私が、ピックアップした本の中から、何冊か紹介します book

三国志 (1) (潮漫画文庫)

映画「レッド・クリフ」が面白かったんで、単純に読んでみたいなぁと。

ただ、30巻?ぐらいあるんだよねこれ sweat01

そんなに読めるか、根気が続くかちょっと心配で躊躇中・・・ think

ただ、大昔の人たちが何を思って国を作っていたかにとても興味あり shine

悪女の仕事術

悪女って、キャラ的に私と間逆 coldsweats01 なので、とっても憧れます shine

私もちょっと、悪女的要素を取り入れるべきなんじゃないかと思うんですよね・・・ think

ただいま、非常に読みたい本です book

眠りを変えれば仕事はうまくいく

仕事をしているときは、そうでもないのですが、仕事以外の私ってひどいんですよ・・・ shock

ただひたすらに寝てしまう・・・ catface

休みの日に見たいドラマも見れず、本も読めない・・・ sweat02

そんな時もあります coldsweats01

そんな私に、このタイトルはピッタリです good

もしかして、睡眠の質が悪いのかも・・・ typhoon

この本読んで、是非、睡眠を改善したい sleepy

ツイッター・パーフェクトガイド Twitter Perfect Guide.

私、一応、IT関係の仕事をしておりますし、ツイッター、ようやく最近楽しくなってきたかな?と思うので、是非、この本を読もうと思っています shine

そんなところですかねぇ~。
もちろん、他にも、気になる本はいろいろあったのですが、それは、ほしい物リストに入れておいて、後でゆっくり吟味したいと思います confident

4月 27, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/04/20

勇気ってなんだろう / 江川紹子・著 読んだ

勇気ある人たちの勇気ある行動とは

岩波ジュニア新書なので、小学生から十代の人たち向けに書かれた本ではありますが、大人が読んでも十分読める本になっています  book

この「勇気ってなんだろう」には、勇気ある人の活動を元に、勇気とは何かを考える本です confident

アルピニストの野口健さん、拉致被害者の蓮池薫さんのお兄さんである蓮池透さん、イラクで拉致拘束された高遠菜穂子さんや、イスラエルでパレスチナ人との和平を願うユダヤ人などなど、普段勇気を出して社会と戦っている人たちの話が次から次へ出てきます happy01

その中でも、私にとって印象的だったのは、高遠さんですかねぇ confident

高遠さんが、イラクであの事件に遭うまでの経緯や、政府から
「自己責任」
と言われ、社会から責められていた当時の心境など、私のしらないことがとても多かったんです wobbly

私とあまり歳が変わらないのに、多くの貧しい人たちを助けるために必死になってアジア諸国を走り回っている高遠さんの日頃の活動をはじめて知りました wobbly

思わず、知らなくてごめんなさいと言いたくなりました coldsweats01

私が普段使う勇気なんて、仕事で使う勇気で、初めて話す人から仕事をもらうために話しかける勇気とか、今まで使ったことが無い技術を仕事で初めて使ってみる勇気とか、この「勇気ってなんだろう」に出てくる人たちが日頃使っている勇気に比べたら、勇気なんていえるものではなく・・・  sweat02

私に出来ることと言ったら、この「勇気ってなんだろう」を、このブログで紹介することぐらいなんです pencil

でも、本当に、世界には、
「明日殺されるかもしれない」
という緊張感の元に、生きている人がいて、それでも、信念を変えずに貫き通して生きている人たちがいるんだなということが良く分かりました think

この「勇気ってなんだろう」を読んで、私も人ために何かできることがあるんじゃないかなぁと考えています confident

4月 20, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/04/18

成功はゴミ箱の中に-世界一、億万長者を生んだ男- レイ・クロック自伝 読んだ

52歳からスタートするアメリカンドリーム

アメリカでマクドナルドをチェーン店にして成功したレイ・クロックの自伝です happy01

彼は、チェーン店をつくろうと決意したとき、52歳でした coldsweats02

52歳だった彼が、マクドナルドを創業したんですよ。
すごいですよね up
まず、その年齢にビックリしました wobbly

それと、彼がすごいのは、「これ sign01 」と思ったことは、最後まであきらめずにやりきる意志の強さです。

彼は、最初から、最後まで
「マクドナルドを全国チェーンにする flair
という夢をあきらめなかった。

何度も潰されそうになっても、
「必ず成功する flair
と信じて疑わなかった。

その「一つの夢を信じて、持ち続けること」の大切さを改めて教えられました confident

タイトルにもある
成功はゴミ箱の中に」とは、彼の信条の一つ shine

ある地域にマクドナルドのチェーン店を作ろうとしたときの、ライバルの様子の探るために、彼は、ゴミ箱を漁ったのです。

ゴミ箱には、何でも入っている。
ゴミ箱を漁れば、その店が状況が一目瞭然だったそうで wobbly

そうやって、ライバル店を出し抜く方法を模索したんですね wobbly

さらに、彼は、多くの部下にチャンスを与え、多くの部下が、成功したのです。
それは、副題「世界一、億万長者を生んだ男」に表されています。
自分だけが成功するのではなく、周りの人間も巻き込んで、一緒に成長して、一緒に成功する。

すごいよね shine
その分、きっとビジネスには厳しかったはずだから、側にいるのも大変だっただろうけど、きっと、ベンチャーを目指す人には、理想の上司に違いない。

スーパーサイズ・ミー 」という映画をみて、マクドナルドの印象がとても悪かったんだけど、この本を読んだら、マックが久しぶりに食べたくなってしまった delicious

少なくとも、レイ・クロックは、マクドナルドの品質にこだわっていたから。
今も、レイ・クロックの精神を守り続けたままであって欲しい。

この本の嬉しいところが一つ。

巻末に、ソフトバンクの孫さんと、ユニクロの柳井さんの対談が載ってる。

この豪華な対談読むだけでも、読む価値ありだと思う  good

4月 18, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/04/15

腕が錆びないように・・・ プロとして恥ずかしくないスタイルシートの大原則

本業を忘れないように・・・

最近、このブログでフラワーアレンジメントのことばかり書いているので、私自身も、自分がWebデザイナーであることを忘れがち・・・??

趣味の勉強もいいけれど、本業も腕を磨いていかないと、ドンドンさびてしまうワケで・・・ sweat02
腕が錆びないように、css(Webサイトを作るのに必要な技術のうちの一つ)の本を買いました coldsweats01
downwardrightプロとして恥ずかしくないスタイルシートの大原則

プロとして恥ずかしくないスタイルシートの大原則

早速、今日から読んでいます book

プロとして恥ずかしくないスタイルシートの大原則

この、「プロとして恥ずかしくない~」っていうタイトルがグッと来るんですよね confident
「恥ずかしいことイッパイある・・・」
と、心に思い当たることがいろいろあるんで・・・ sweat02

まだまだ読み始めたばかりなので、とても基本的なことに関する記述の部分なんですが、知っていることも、日頃の作業の再確認になったりして、予想以上に良いですね good

是非、毎日少しずつでも読んでいこうと思っています confident

このままだと、いつの間にか花屋になっていそうだ・・・ coldsweats01

まぁ、それも悪くないけどね・・・ bleah

4月 15, 2010 仕事のぼやき, 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/04/05

ツイッター 140文字が世界を変える / コグレマサト+いしたにまさき・著

仕事のため+情報収集のためにツイッター使っています

ツイッターを始めて3ヶ月か、4ヶ月ぐらいですかね~。

職業柄(Webデザイナー)、「使いこなせないといけない・・・」という強迫観念の元、ほぼ毎日使っています。

downwardleftこのブログの左側からも、私のツイッターのつぶやきが見えるようになっていますが・・・。

なんだか、どうにも乗り切れていないような気がして・・・、
本を読んだらいいだろうと思って、この「ツイッター 140文字が世界を変える」を買って読んでみました。

結果、この「ツイッター 140文字が世界を変える」を読んでいる間は、つぶやきが増えたような気がします・・・coldsweats01

さらに、今まで知らなかった使い方もこの「ツイッター 140文字が世界を変える」には載っていたし、
楽しみ方も少し理解できたような気もします・・・。

この数ヶ月を振り返って、私にとってツイッターとは、
「情報収集ツール」化していることが分かりました。
この「ツイッター 140文字が世界を変える」に書かれているように、コミュニケーションツールとしての使い方が良いのだろうですが、私には、情報収集ツールとなっています。

特に、ハリウッドゴシップネタを収集するには、とても重宝していて、
毎日、通勤の間の携帯チェックは欠かさなくなりました。

後は、もう少し、コミュニケーションツールとしての用途を増やしていきたいかなぁと思います。

ただねぇ・・・テレビを見ながらつぶやいたりって出来ないんだよね。
テレビを見ているときは、テレビに集中したい・・・。

まぁ、そんなこと言ってないで、ドンドン活用するのみかなぁと思います。


もちろん、フォロワーさん、大募集中です。
良かったら、フォローしてやってください。

4月 5, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/02/28

人生の目的が見つかる 魔法の杖 / 西田 文郎・著

夢ってなんですかと聞かれても・・・

「夢はなんですか」とか、「人生の目的はなんですか」とか、聞かれるととても困ります。
そんなときは、大抵、その場その場で適当に答えていました。

そんな私の目の前に、この人生の目的が見つかる魔法の杖 がやってきました。

タイトルの「人生の目的がみつかる」を見て、この人生の目的が見つかる魔法の杖 を読んだら、「人生の目的」が見つかるかも~☆と思ったんです。

さらに、著者・西田文郎 氏の「ツキと幸運がやってくる31日の習慣」は、以前読んで良い本だったなぁと思った記憶があったので、早速、読み始めてみることにしました。

読み始めてみると、読みやすい文章が、優しい語り口で綴られていて、とても読みやすい本でした。

なので、結構、あっという間に読み終わってしまいました。

結局のところ、「人生の目的」を見つけたいなら、
今までのすべての欲を捨てて、ただがむしゃらに働いてみろ。

という、ことらしいです。

さらに、「自分のため」ではなく、「誰かのために」働くことで、
必要以上に能力が発揮されるそうです。

つまり、ただがむしゃらに働けば、「目標」が見えてくるけれど、
がむしゃらに働くには、「誰かのために」と思うことが、その原動力になるとのことでした。

それは、両親でも良いし、恋人でも、パートナーでもいいそうで。
確かに、それは、何より強い力になるし、
「両親に喜んで欲しい」
と、思い描きながら働くことは、何より励みになることは確かなんですよね。

他にも、この人生の目的が見つかる魔法の杖 の中には、明日からでも、生活に取り入れたいなぁと思うこともあったし、「がむしゃらに働けば、目的が見えてくる」
という考え方も、「あぁ、そうかもぉ~」と思えました。

私、がむしゃらに働いたことがなかったかも。

もっと必死に働き続けることで、見えてくるものもあるだろうなぁと思ったんです。

そうしたら、なんだか、先の人生が、少しワクワクしてきたんです。

言葉の力って偉大ですね。
読み終わった後には、この分野では、この人を目標にとか、
この分野では、この人を師に、
とか、常に両親を思い浮かべながらとか・・・。
私なりのプランを立てることが出来ました。

この人生の目的が見つかる魔法の杖 を読んだことで、以前読んだ「ツキと幸運がやってくる31日の習慣 」を本棚から引っ張り出しました。

明日は、3月1日だし、この31日の習慣をもう一度やってみようかなと思っています。

2月 28, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/02/15

しがみつかない生き方 / 香山リカ・著

身近に落ちてる小さな幸せを大切に

仕事に対するモチベーションが下がっているときに、
この「しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール」を本屋で見かけて、
なんとなく読んでみたくなって買ってみました。

なんでだろう。
その時の精神状態に、「しがみつかない」というタイトルがピンと来たかもしれないし、
カツマー vs. 香山リカという世の中の動きが気になっていたからかもしれないですね。

この「しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール 」は、
精神科医の香山リカが、
いろんなことに「しがみつかない」で生きることが、
「ふつうの幸せ」を手に入れる最善の方法だと、
いろいろなことにしがみついて生きている人たちを例にとりながら語っている本です。

読みはじめから、あるある~。
なるほどね~。
と、思うことが沢山あって、グイグイ引き込まれながら読みました。

本当に、この本を買ってよかったなぁって思いました。

読み始めた時は、
仕事に対してモチベーションが下がっていた私ですが、
「下がることもありだなぁ」とか、
「たまには、失敗することもあるさぁ」と、
上手に割り切ることもできるようになった気がします。

とてもハードに仕事をしているときに、
「今、すごく大変だから逃げ出したい」と、思う気持ちは、
世の中的に
「今、この瞬間が大切」
と、思う傾向にあるからだと、香山リカは言います。

さらに、ちょっとした失敗を責められたり、
ちょっとした失敗ですごく落ち込んだりするのは、
世の中の心がとても狭量になっているからだと言います。

その「今、この瞬間が大切と思う傾向」と、
「世の中の心がとても狭量」という言葉に、すごく共感しました。

みんながみんな、「今」がダメだからダメで、「今」が良ければいい。
ということが、すごくあると思うんですよ。

「今、この瞬間の気分」が重要で、「心が狭量」だから、
ちょっとした失敗も「この世の終わり」みたいに怒られたり、
自分自身も、「この世の終わり」みたいに落ち込んじゃうんですね。

そのときに、「そんなこともあるさ」とか、
「どうせ、この仕事が全てじゃない」と割り切れれば、
その「この世の終わり」も回避できたことだったんです。

年収1,000万円を目標にバリバリ働くことも悪いことじゃない。
でも、本当の幸せは、そこではなく、もっと身近なところにあるんじゃないか。
そう思える本でした。

それが、「仕事にしがみつかない生き方」だったんですね。

その一連の心の動きを、
「あぁ、なるほどねぇ」と思うことで、救われたんです。

他にも共感できることがいっぱいあって、読んでよかったと思いました。

「常にモチベーションを持ち続けて」がんばれというメッセージではなく、
「みんな悩んだり、後悔したりしながら生きてるんだよ。
だから、一緒にがんばろう」という優しさが、私にヒットしたんだと思います。

2月 15, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/02/09

超恋愛 / 江原啓之・林真理子 著

モテる女とは

この江原啓之と、林真理子の対談集「超恋愛 」は、友達に借りて読んでみました。

スピリチュアルな恋愛論について、林真理子が、江原啓之さんに話を聞く対談を集められた本です。

江原啓之さんのスピリチュアルなと言われると、ちょっと癒されそうな、優しくしてくれそうなイメージがあったんですが、
結構、グサグサ胸に刺さってくるフレーズがありました。

「モテる女は、「バカな女」になれる。
本当に賢いのは、「バカな女」になれること」とか、

「モテる女は、弱い面を見せることができること」とか・・・。

納得です・・・。

なぜなら、私は、いつも、そこから逆行していて、
バカなフリをするどころか、
いつだって、強がりの、いつだって、意地っ張りだからです。

だからこそ、お二人の会話の一つ一つがとても耳が痛いものでした。

私も、時には、「バカなフリを」とか「意地を張らずに」と思うんですけどね。

せっかく、この「超恋愛」と出合って、
そんなお言葉を頂いたのだから、
そんな「モテる女」を目標にしてみようかなぁと思うのです。

2月 9, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/01/24

1分間の日記で夢は必ずかなう!/今村 暁・著

夢が叶いそうな気がする日記術

今年の私の目標の一つが、「日記を書くこと」です。

なぜかと、言われれれば、なんとなく・・・。
なんですが、
なんとなく、
「今年は、日記を書こう!」と思いまして、

なんとなく、日記を書いていたところ、
J-WAVEでこの「1分間の日記で夢は必ずかなう!~成功と幸せを引き寄せる!「感性」を刺激する習慣~ 」の紹介をしていまして、
これは、今の私にピッタリだと思い、
その場で、即、購入しました。

結果、読んで良かったです。

この本に書いてあるとおりに、
毎日、朝・晩、1分ずつ日記を書き始めました。

正直なところ、
「毎日、朝・晩かぁ」
と思ったのですが、

「1分間も自分のために時間を作れない人に成功は無い」

という、著者の一言に、ハッとして、
1分間は、ちゃんと自分を見直す時間にしようと思っています。

ちゃんと言われたとおりにしていたら、夢が叶うような、
今まで以上に明確な夢が持てるような気がしてきました。

なので、今後も、日記を書き続けようと思います。

お陰で、今年の目標も、一つクリアできそうです。

1月 24, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/01/20

ゼロから教えてビジネスマナー/松本 昌子・著

私ってマナーがなってないのでは・・・

大学を卒業してから、ちゃんとまともに企業へ就職したことが無く、新人研修とか、新人教育とか受けたことが無く、
いつも、体からぶつかって、失敗して、
叱られて育ったので、

体で覚えてることはイッパイあるんですけど、
ちゃんと学んでいないのは、ビジネスウーマン(か?)としては、
いつも心配でした。

このたび、
この「ゼロから教えてビジネスマナー―一番わかりやすい本を書きました!」とご縁があって読み始めたのですが、
基本的なビジネスマナー
電話の受け答え、宛名書き、冠婚葬祭、名刺交換・・・など等
のマナーについて、再認識したことはもちろんなんですが、
読んでいるだけで、モチベーションが上がるように書かれているのが良かったです。

「こんなのも知らないとダメです」
お叱りではなく

「こうすると、よりスムーズに話が進みます」
という、背中を押してくれる雰囲気を感じました。

巻末には、マインドマップの書き方も載っていて、
それがまた、かしこまった感じではなく、
楽しみながら夢を考えられそうな気がして、
ちょっと取り入れてみようかなと思いました。

社会人になって十数年経って、こういう本を紹介するって、
どうなのかなぁ・・・って、ちょっと恥ずかしいのかも知れないですが、知らなくていいことなんてないと思います。

ビジネスマナーについて、少しでも不安があったら、読んでおくべきと思います。

1月 20, 2010 読書 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/01/17

世界一の美女になるダイエット / エリカ・アンギャル 著

1時間で、世界一の美女になる?

半分は興味本位、半分は仕事のリサーチで、職場の同僚に借りて、この世界一の美女になるダイエットを読みました。
著者は、ミス・ユニバース・ジャパン担当栄養士。

健康的で美しくなりたいなら、まず、食生活から改善しなさいという
栄養バランスについて書かれた本です。

1時間程で読みきれる本でした。

あぁ、これ知ってるなぁと思うこともあるし、知らなかったこともあったし、
早速日常生活に取り入れたこともありました。

まず、読み終わったその日から始めたのは、
寝る前に飲む飲み物。

豆乳+ココア(HOT)

私、しっかりした体格をしていますが、日頃から貧血気味なんです。
貧血からくる頭痛もよくあります。
この本を読んで、血管を広げるのにはココアが良い
ということで、早速、毎晩、豆乳にココアを溶かして温めて飲んでいます。

知らなかったのは、アーモンド。

無添加のアーモンドの油分が体に良いから、お腹がすいたら、アーモンドを食べなさい
と書いてあったのは、ちょっとした衝撃でした。

アーモンドって、お肌に悪そうなイメージだったんですよ。

ところが、ところが、それは、認識違いで、アーモンドは、むしろお肌に良いらしい。

その話を、この本を貸してくれた同僚に話したら、
無印良品 」で無添加のアーモンド売ってるよ」
と教えてくれたので、早速行ってきました。

で、ありました、ありました、アーモンド。
アーモンドとこの本でも薦められたドライフルーツを買ってきました。

アーモンド

無印良品 素のままアーモンド

ミックスナッツ

無印良品 素のままミックスナッツ

アーモンドも、ミックスナッツも余計な添加物が入っていないので、塩辛くなく、食べやすいです。

ドライフルーツ

ドライフルーツミックス

ちょっと甘いものが欲しいときは、こちらのドライフルーツが良いですね。
いろんな味が入っているので、その辺も嬉しいです。

今まで、お腹が空いたらおせんべとか食べちゃってたんですよ(汗)
しばらくは、この三種でがんばりたいと思います。

「ローマは一日にしてならず」です。
もちろん、「ビューティも一日にして成らず」

毎日、この世界一の美女になるダイエットを元に、コツコツがんばりたいと思います。

世界一の美女になる??


1月 17, 2010 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/18

週刊マンガ日本史 04 聖武天皇

奈良の大仏を作った人です

毎度、自分の歴史の知識の無さにビックリ shock なんですが、
聖武天皇って誰?」
「何した人?」
って、思っていたんです coldsweats01

で、今回、この downwardright 週刊マンガ日本史を読んで、
「奈良の大仏(東大寺)」を作った人だと知ったんです ・・・sweat02

聖武天皇

いや~、びっくりですね。

あの、東大寺の正倉院には、この方のお宝 shine が眠っているんですね・・・ coldsweats01

私、たしか、修学旅行で奈良の大仏見たはずなんですがね・・・。

おかしいなぁ・・・ sweat02

あの、“美少年”阿修羅像もこの時代の作品だったらしい・・・。
美少年は、1300年経った今でもその美しさを保ってる。
歴史ってすごいね~ confident

飢饉や、伝染病、地震で不幸に見舞われた世の中が
少しでも良くなるようにと祈りを込めて、大仏作ったのですね shine

なんか、初めて奈良の大仏の由来を知った気がします sweat02
本当は、授業で受けているはずだから、初めてじゃないはずだけどね coldsweats01

なんか、改めて奈良に行きたくなりました。

関連商品

女帝の手記―孝謙・称徳天皇物語は、
あの、里中満智子先生による歴史マンガです。

聖武天皇ではなく、その娘・孝謙・称徳天皇物語の話です。
時代に翻弄され、2度も天皇の地位についたそう。

もしかして、
近い将来女帝が誕生するかもしれない未来を思いながら
読んでもいいかも。

ならの大仏さまは、奈良の大仏がどのように作られ、
見守られてきたかが描かれた本。

修学旅行で奈良に行き、奈良の大仏を見ておきながら、
誰が作ったか知らなかった私は、
この本を読んで、奈良の大仏の勉強をした方がいいかも。

奈良へ旅行に行く前に読んでもいいかもね。


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11月 18, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/04

週刊マンガ日本史 03 中大兄皇子

大化の改新

大化の改新が645年に起きたのは知っていますが、
実際、どんなことが起きたのか、
今日、このマンガ日本史を読んで始めて知りました・・・ sweat02

マジです。
私の歴史の知識って、小学生レベルです coldsweats01

いや、きっと授業では説明されていたはずだしテスト memo でも、
ちゃんと回答していた pencil はずなんだけどね・・・ sweat01

マンガ日本史03 中大兄皇子

そうか、そんな血なまぐさい話だったんだ・・・。
いつの時代も、どこの国も、改革って大変だったんですね。

蘇我入鹿って、随分ハイカラな名前だなぁ shine なんて、
そんなイメージしか無かった。

イルカ fish だよ。
かわいいじゃんねぇ・・・sweat02

「大化の改新」は、ちっともかわいい話じゃなかった・・・ coldsweats02

韓国では朱蒙(チュモン)の少し後で、
この大化の改新 当時、高句麗と百済は、決裂してしまうなんて・・・。

そこに衝撃を受けているあたり、
最近は、すっかり韓国時代劇で歴史を学んでいる最中の私です coldsweats01

でも、このマンガは、
30分程で日本史の一部分のいろいろなことを知ることができて、
とても勉強になります confident
私みたいな歴史オンチには、ピッタリな本だと思います shine

なので、定期的に買いたいところなんですが、この一つ前、
聖徳太子は、売り切れで買えませんでした・・・ catface

今後、そんなことになったら悔しいから、
定期購読してしまいました dollar

本音を言えば、本屋で探すのがめんどくさいだけなんですが・・・。

来週からは、定期的に届く予定です car


マンガ日本史 朝日出版社サイト

11月 4, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/16

週刊マンガ日本史 01 卑弥呼

歴史は苦手です・・・

最近は、女子の間で歴史モノがとてもはやっているそうで・・・ confident
歴史にはまる女子をレキジョと呼ぶらしいですね shine

私、こう見えても(?)理系人間で、
社会科とか、歴史とか大嫌い bearing でした。

なんの根拠もなく、
「丸覚えしろ sign01
という、その根性が気に入らなかったんですよね。

いや、根拠はあったかもしれないけれど・・・。

ところが、最近、「レッドクリフ 」なり、「朱蒙〔チュモン〕」なり、
宮廷女官チャングムの誓い」なり、「イ・サン」なり、
海外の時代劇を見るうちに、
本当に日本の歴史を知らない自分に愕然とし・・・。

もう少し、日本の歴史を知らないと・・・と、思ううちに、
ちょうど良いタイミングで、
↓この、マンガ日本史が出たのでした。

週刊マンガ日本史 01 卑弥呼

で、早速、第一巻を買って読んでみました。

卑弥呼って、霊能者だったんですね~ shine
知らなかったぁ happy02

・・・・ shock

私の歴史の知識ってそれぐらい恥ずかしいもので・・・ coldsweats01

どうも、小学生対象の本らしいですが、私にはピッタリです sweat02

これで、週一回は、歴史の勉強でもしようかと思っています

超分かりやすく、絵も綺麗 shine
皆さんも、私と一緒に歴史の勉強をしませんか・・・happy02

10月 16, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (3)

2009/08/03

悩む力 / 姜 尚中・著

悩みぬいて見えたことが力になる

最初は、母が興味を持った本でした。
私は、あまり、興味が沸かなかったのですが、先々週ぐらいに、急に興味が沸いて、母に借りて読みました。

「悩んで、悩んで見えてきたことが生きる力になる」
と、説く本です。
姜先生が、今まで悩んできたことについて、その悩んだ結果見えてきたことについて、語っています。
その中では、そうだねぇ、と思うこともあり、そうかなぁと、思うことあり。

でも、この本が言っている大まかなこと、
「途中であきらめずに、とことん悩みぬいて見えた答えは、その人の力になる」
ということは、分かる気がします。

私も、かつて、仕事で悩んだことがあります。

どう考えても、気があわない人が上司にいました。
しかし、その上司の実力は、私の力の全く及ばないところにあって、どちらかといえば、手が出ないぐらい、その差が歴然としていました。
それでも、精神的な部分で、どうしても合わないところがあって、そのことで、私は悩んでしまい、ここで、神経をすり減らすなら、もう辞めてしまおうと思ったんです。

そう思い始めてからというもの、集中力が欠如したのか、ミスを連発し、正に、負のスパイラルで、何をやっても上手くいかないと思い込んでしまいました。

仕事を辞めようと思った瞬間が、私の悩みを放棄した瞬間でした。

その瞬間、私の目の前に見えたのは、今までがんばったことに対する敗北感でした。

そして、
「今日は、仕事をやめる宣言をする」
と決めていた日。
その上司からではなく、クライアントから直接誉められたことがありました。

その瞬間、
「仕事を辞める」
と、言えなくなってしまい、放棄したはずの悩みがまた戻ってきてしまいました。

そして、それからもしばらく、悩み続けた結果、私に見えたのは、いつも、私を支えてくれている両親と、友人たちの顔でした。
さらに、母が一言、
「そんなに、ジメジメ悩んでいるんだったら、他の仕事を探したら?」
と私に言ったのです。

これが、10年若かったら、きっとサッサと辞めていたでしょう。
しかし、その時の私は、
「いつまでも、両親を心配させて、なんて不甲斐ないんだ」
と、思ったんです。
「いい歳をして、何をやってるんだろう私は。
いつまで甘える気なんだろう・・・」と。

それがきっかけで、
「お前は辞めてくれ」
と言われるまで、仕事を続ける決断をしました。

私が悩んだ末、見えてきたのは、いつも、励ましてくれる両親と友人たちの愛情で、それが、私の成長する力になったんです。

だから、この姜先生の本の言っていることが、よく分かるなぁと思ったんです。

仕事で、気があわない人と一緒に働かなくてはいけない環境にいても、長い人生で、その人とのお付き合いなんて、一生付き合う家族や友人たちと比べたら、ほんの一瞬で、その一瞬が自分を成長させる糧になっているんです。
悩みぬいて、決断した結果、今では、そう思えるようになりました。
気があわない人との交流も必要なんだなって。

この本を読んでいて、そんなことを思い浮かべました。

人生に悩んでいる人、行き詰っている人にオススメの本です。

8月 3, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/07/20

高慢と偏見(上)(下) / ジェーン・オースティン 著

きっかけは、韓国ドラマ


WOWOWチェ・ジウ主演の「スターの恋人」という韓国ドラマを放送していまして、その中で、相手役のユ・ジテが文学部教授ということもあって、いろいろと本の名前出てきます。

その多くが、海外古典の名作ばかりなのですが、中でも、この「高慢と偏見」は読んだことがない本で、これが原作になった映画「プライドと偏見」も見たことのある映画だったし、たまには、古典を読むのもいいかなぁと読み始めました。


すると、偶然にも、先日このブログにも書いたのですが、NHK衛星第二でこの「プライドと偏見」を放送してくれ、それを見たことで、さらに、この小説に入りやすくなりました。
お陰で、後半部はこの連休で一気に読んでしまいました。


高慢でとっつきにくい富豪と偏見を持つ主人公


お話は、イギリス文学によくある話です。
田舎の小さな村に住む富豪の青年・ダーシーは、高慢でとっつきにくいことでとても有名で、その近所に住む主人公のエリザベスは、そんな彼をとても嫌いますが、実は、その彼は、とても心根の優しい、情熱を内に秘めた人だったのです。 というお話です。


今でいうと、青年実業家と、庶民の女の子の恋という感じでしょうか。


映画が先?原作が先?


私は、この良くある感じの格差恋愛にどっぷり浸って楽しみました。
ダーシーは、本当は良い人なんですけど、愛想が無くて、喋りがあまり上手ではないので、周りの人たちから、高慢だと偏見を受けるんです。
その、ダーシーが、エリザベスに愛を告白するのですが、話が、そこから急激に面白くなります。
そこで、ひとつ提案です!
できれば、映画を見てから、この本を読むことをオススメします。
なぜなら、先の展開を知っていると、次に起こるできとが分かるのですが、本は映画と少し時間の流れが違っていて、その間にいろいろなことが起こるんですよ。
それで、映画のセリフ一つ一つの持つ意味が深~く理解できます。


ところが、本を先に読んで、映画を見てしまうと、多くの貴重なシーンがカットされて出来上がっているので、物足りなさを感じてしまうと思います。
映画→原作→映画がベストだと思っています。


「偏見」を無くすことは難しい・・・


エリザベスの気持ちを思いながら、一番思ったことは、「偏見ってあるよね」ぇってことなんです。
この本を読み進めながら、私も、噂や見た目で偏見を持って、いろんな人を傷つけてしまったなぁと、思い出しました。
いろんな人の顔を思い浮かべつつ、ひたすら反省ですよ。
もう、そうなってしまうと、謝罪することもできないから、心が痛いです。
エリザベスは、わずか数回会っただけで、周りの人から、いろいろと噂を聞いただけで、
「ダーシーは傲慢な人」
と決め付けてしまった。
これって、世界共通でよくあることなんだなぁと思いながら読みました。


でも、その偏見を上手く克服できたのが良かったですね。
ダーシーもそこであきらめずに、辛抱強く、エリザベスを思い続けた。
そこが、この物語の最も心に訴えかける部分です。


イギリスで最も読まれる女流作家のうちの一人


巻末の解説によると、ジェーン・オースティンがこの小説を書いたのは21歳の時だそうで。
いや~、恐るべし21歳だなぁと思います。
ちなみに、200年も前に描かれた本でして。
なのに、よくある話しだなぁと思えるのが、またすごいと思います。


イギリス文学が好きな方や、「プライドと偏見」の世界にどっぷり浸った人にオススメの本です。

7月 20, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/07/09

「最高の本200冊」というタイトルに惹かれました

「心を揺さぶる 最高の本200冊」にグッときて・・・


コンビニに行くと、普通の女子はお菓子コーナーに行くそうですが、私は、雑誌コーナーに直行します。
(オッサンだよね・・・(ーー;))
で、いつも、
「なんか、いいネタはないかなぁ・・・」
と、物色し、タイトルをサーーーーッと見て、グッときた雑誌を買って帰ります。


日経 Woman

今日は、日経 WOMAN (ウーマン) 2009年 08月号でした。
「心を揺さぶる 最高の本200冊」
これねぇ、まだ、じっくり読んでいないのですが、本の特集ってつい買っちゃうんですよ。
でねぇ、
「これ読みたい!」
と、思うと、amazonのお気に入りに登録しておいて、何か他に買い物があったときに、送料無料にするために一緒にお気に入りにいれておいた本を買ったりします。
でねぇ、なかなか読めなくてね、どんどん読んでいない本が溜まってしまうんですよ・・・(ーー;)


そして、今回もまた、ぺらぺらと、この日経 WOMAN (ウーマン) 2009年 08月号 をめくりながら、ニヤニヤしつつ、amazonのお気に入りをポチポチとクリックする私が見えます・・・。

7月 9, 2009 書籍・雑誌, 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2009/06/28

花のれん / 山崎 豊子・著

きっかけは韓国ドラマ

テレビドラマ韓国版「白い巨塔」を見て、骨太な原作を書いた山崎豊子が気になりました。
でも、「白い巨塔」は、長編で最後まで読みきる自信が無かったので、まず、この一冊読みきりの「花のれん」を読んでみました。


寄席を繁盛させることに一生を捧げた女性

お話は、落語と漫才の小屋作りに一生を捧げた女性の話です。
時代は大正の終わり、船場の呉服屋に嫁いだ多加がその主人公です。
呉服屋に嫁いだはずが、夫である跡取り息子は、何より寄席通いに明け暮れ、多加はそんな夫に三行半を下すどころか、彼の寄せ好きを尊重して、呉服屋をたたみ、寄席を作ってしまいます。
内助の功で、その寄席小屋もなんとか軌道に乗りかかった頃、夫は愛人の家で腹上死してしまう。
そんな悲しみに暮れる間もなく、多加は寄席の切り盛りに一生を捧げていくのです。


正に、一生を仕事のために生きた女性の話です。
吉本興業を設立した方がモデルになっているのでは・・・と言われているそうですが、完全なフィクションだそうです。


ビジネスチャンスは日常の中に

日々の小さなことから、何もかも、常に仕事のことを考えて暮らしている女性です。
例えば、お風呂に入るにしても、何時にどこの銭湯に行けば、誰と会えて、その人の背中を流し続ければ、きっと仕事の話もいい方向に進められるとか、どこの公衆トイレで待ち合わせていてれば、落語の超大物師匠に会えて、自分のところの寄席で話してもらえるよう交渉ができるとか・・・。


なるほど、人生を仕事に捧げるとは、そういうことなんですね。
常に、どうすれば仕事がいい方向に向くか考える、常に、観客は、自分たちに何を期待しているのか考える。
それって、理論的にはとても理解できるし、その通りだろうと思います。
人が5時間仕事しているところを、プライベートも潰して10時間働けば、成果が上がるのは当然でしょう。


「滅私奉公」それが成功のワケだけど・・・

しかし、この「花のれん」を読みながら、私はそこまで、仕事にのめり込むことができるだろうかと考えたんです。
好きな人が大きく手を広げて待っているのに、そこに飛び込むことも無く、その人が亡くなってから、その存在の大きさに気付いて愕然とする・・・。
そんな人生、私には無理だと思いました。


もちろん仕事もしたいし、自分好きなことだけにのめり込むプライベートも欲しい。
多加にはそんな余裕がなかったのでしょうが、その壮絶な人生を読み、誰も手にできない成功を手に入れたのは、よく分かったのですが、私自身は多加という人を尊敬して、モデルケースにするようなことはできないと思いました。

特に女性の方に、生き方を考えるビジネス書としてオススメする本です。

6月 28, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/19

最近、雑誌をよく買います

デザインの勉強のために始めたつもりが・・・

最近、雑誌を買うようになりました。

主に、デザインの勉強のために・・・と買い始めたのですが、コンビニに行くと、知らない雑誌がいっぱいあって、どれを買おうか迷い、結局、昔から知っている雑誌に落ち着き、結局、デザインの勉強になっていないんじゃないかという、堂々巡りをしています・・・

デジタル上のデザインを仕事にしている人間が、アナログのデザインを参考にするってなんか、時代と逆行しているような気もしますけどね。
デジタルだろうが、アナログだろうが、良いもの良いってことなんです。結局。

090619
↑これは、最近買ったアエラです。イ・ビョンホンのインタビューが載っているからと、100%やましい気持ちで買ったものです。が、イ・ビョンホンのインタビューは、「え?それだけ?」で終わってしまったのですが、他の人のインタビューやコラムを結構楽しんで読んでいます。

なんか、今さら、なんですが、アエラを楽しんで読んじゃうあたり、私ってやっぱりオヤジ系の趣味かも・・・。

デザインを勉強するとなったら、どうしたって、女性向け雑誌ですよねぇ・・・。
しかし、どうにも、女性誌を読むことが定着しないんです・・・。
やっぱり、デザインの勉強ではなく、個人的な趣味に走りつつある雑誌購入習慣です。

6月 19, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/02

私が殺した少女 / 原 りょう・著

直木賞受賞作なので読んでみました

こちら、1989年の直木賞受賞作作品です。
かなりショッキングなタイトルのミステリーです。

1989年といえば、世の中は平成に入り、バブルが崩壊し始め、まだ携帯電話が普及していなかった頃。
この「私が殺した少女」を読んでいると、その時代を反映してか、登場人物たちはこの誘拐事件が起こるまでの半年の間に人生が急変しはじめ、誰もが、大金欲しさになんでもやる時代だったことがよくわかります。

高校生だった当時を思い出すのを楽しみながら読みました。
それに、ハードボイルドの語り口が好きでしたね。
自分が容疑者の一人でありながら、被害者の親戚から誘拐事件の真相解明について依頼された探偵であり、そんな複雑な立場でありながら、被害者とある一定の距離を保ちつつ事件の真相に迫っていく姿がかっこいいんです。

そんなかっこ良さがありながら、読後感は切なさが残りました。

これから読む人のために多くは語れないのですが、親は子どものためになんでもする切ない生き物なんだということをつくづく感じたんです。
最近は、そうでもない事件をよく耳にしますが、でも、やはり、子どもにとって親は偉大なんです。
大事な子どものためなら、周りなんか目に入らなくなってしまう。
その親の愛情とサスペンスが見事に融合して、読み応えのある作品になっています。

また、当時はどこにでもあった公衆電話非常に上手に使っている小説でもあります。
今の携帯の普及してしまっている時代では、この物語は成立しなかったのでは・・・
と、思います。
今にも、公衆電話のベルの音が聞こえてきそうな小説です。

6月 2, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2009/05/23

お金持ちになれる女 なれない女の常識 / 佳川 奈未・著

金持ちになるというタイトルにグッときました

お金持ちになりたいね~。
お金の心配がいらない生活を送りたい!
そう思っている私に飛び込んできたこの本。
お金持ちになる女、なれない女の常識」という、タイトルに導かれて読んでみました。


内容としては、具体的にこうすれば稼げる!と言っているわけではありません。
もっと、精神的な、どちらかと言えば、スピリチュアル的な本です。

読んでみた後に思ったのは、「言霊」の強さです。
要点は、
お金が欲しいなら、お金が無いという言葉を使うな!

ただ、それだけです。
でも、それって、とっても納得してしまいました。

本当に友達が欲しいなら、友達がいないと言うな

例えば、「私は友達がいないから・・・」とか、「私は友達が少ないから・・・」
と、よく言う人がいますが、私は、そう人に対して、
「そんなこと言わない方が良いのになぁ」
と、よく思うんです。


その言葉は、無意識に人を遠ざけているんですよね。
言った本人も、日ごろから自分が周りを遠ざけていることに、うっすらと気付いていて、
だからこそ、
「周りがこんな私を理解してくれないから、私は友達が少ない」
と、意識はますますネガティブ面へ・・・。
でも、それはそうではなく、たった一人でも心から信頼できる友達がいたとしたら、
「私は友達がいないから・・・」
という言葉は、その友人に対してとても失礼だから、使わないと思うんです。
私も、日ごろ一緒にいてくれる友人のことを思ったら、
「友達がいない」なんて、口が裂けても言えないです。


「友達いない」という、その言葉は、
「私は、友達を大切にしていない・・・」
に聞こえてしまうんですよね。
そうすると、周りの人たちは、
「あぁ、この人には、友達が必要ないんだ」
と、思ってしまう。
そこが、
「友達がいない」という「ネガティブな言霊」の持つ力の強さだと思うんです。


友達が多い人は、友達を大切にする人


逆に、友達が多い人は、
「私の友達がね・・・」
と、いつも、いろんな分野の多くの友達との楽しいエピソードを持っていて、
「あぁ、この人と友達だと、こんなに楽しいことがあるんだぁ」
と思わせてくれるんですよね。
これが、言霊のポジティブサイドです。


そうすると、自然と周りの人も、
「この人と仲良くしていたい」
と思うんです。
「言霊」の持つネガティブな力とポジティブな力の差は目に見えて大きいですよね。


お金も同じく、大切にする人に寄ってくる

それは、お金に対しても当てはまるということが、お金持ちになる女、なれない女の常識を読んでいて、よく分かりました。


いつも「お金が無い」
と言っている人は、本当にお金を大切に思ってなく、
お金を持っている人は、
お金が大好きだし、お金を大切にしているんですよ。


私もつい、
「お金無いし」
と、口に出していたので、お金を遠ざけていたんですね。


すご~く、納得してしまいました。


本当にお金が欲しくて、裕福な生活をしたいなら、「言霊」のポジティブな面を使っていくべき!
なんです。
「お金が好き」とか、「お金が欲しい」とか、素直に、積極的に使ってみる。
自分が楽しくなること、自分を高められることに積極的に使ってみる。


お金が、
「この人に使ってもらえれば、とても大切に使ってもらえる」
と思えるような人になる。
これがね、大切なんですねぇ。
このお金持ちになる女、なれない女の常識を読んでいて、すごく腑に落ちました。


もし、生活を変えたい!と思っている人がいるなら、この本がオススメです。
私は、目からウロコでした。

5月 23, 2009 読書 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2009/05/19

放浪記 / 林 芙美子・著

苦労は買ってでもしろとは言いますが・・・

新潮文庫の100冊」マラソンというのを個人的にやっていて、この「放浪記」は、13冊目となります。

「苦労している女性の生き方」を知りたかったんです。
「若いときの苦労は買ってでもしろ」とは言いますが、やはり、つらいことがあるたびに凹んでしまうものですよね。
そんな日々で、私の悩みなんてちっぽけなもの。
そう思いたかったんです。

これは、確かに「苦労している女性の生き方」でした。

この放浪記を読んでいる最中に、森光子の「放浪記 2000回記念公演」があったのも、なんだか、少し運命的なものを感じました。

これは、戦前の林芙美子の日記です。
今で言えば、エッセーですね。
ひたすら
「貧しくてつらい日々」
だったということが、よく分かる本です。

本当の貧しさなんて知らない私にさえ、グッときてしまうことが多々ありました。

その多くが世の中に対する素直な愚痴です。
それが悪かったのか、戦時中は発禁になったそうです。
あくまでも、世の中に対する素直な愚痴なんですが、時には、それが、華族に向けられたり、皇族に向けられたりしていたので、発禁になってしまったのもうなずけます。


でも、時には、今の女性たちよりももっと逞しく、進歩的で、知的に物事を考えていた一面もあって、もっと裕福な家庭に生まれていたら、もっと大きくなれた作家かもしれないです。

生活だけでなく、パートナーについても、あちこち行ったり来たりで、一つのところにはいられなかった林芙美子
読めば読むほど、森光子とはかけ離れたイメージの作家で、森光子にとっては、とても大きな挑戦だったんだなぁと思います。

森光子と、林芙美子

二人に共通しているのは、少しずつコツコツと続けていたことが、後になって、自分が思っている以上に評価されたこと。

確かに、ちっぽけな私には、読むべき本だったようです。

5月 19, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/03/27

奇想、天を動かす / 島田 荘司・著

なるほど、確かに奇想天外でした

ミステリー好きなので、「このミステリーがすごい!」に掲載されている本を漁って読んでいます。
この本も、そのうちの一冊です。
タイトルから、どんな内容の本なのかが、全く読めないことに惹かれました。

小さな三面記事にも大きな歴史アリ

はじまりは、すっとぼけたお爺さんが、商店街のおばさんを刺し殺したという、新聞の社会欄に小さく載りそうな事件です。
始めは、衝動的に刺してしまったんだろうと誰もが思ったのですが、ただ一人の刑事が、
「この爺さんは人を簡単に殺す人間とは思えない」
という疑問から捜査が始まり、その裏に、大きな大きな歴史が流れていたことが分かるのです。

ある悲しい兄弟の物語

それは、戦時中の朝鮮人強制連行が招いた、悲しい二人の兄弟の物語でした。

そこから、汚い政治家のヤクザとのつながりや、閉鎖的な日本の姿まで見えてくるのです。
その壮大な展開が、私にとっては、とても意外で、悲しくもあり、楽しいものでもあり、教えられることもたくさんありました。

特に、当時、強制連行された人たちが、北海道で強制的に肉代労働させられていたことや、シベリアで悲惨な捕虜生活を送っていたことなど、心が痛む内容であり、ミステリーという枠を超えて、社会的な面も多く含まれた内容で、考えさせられること多々ありました。
また、とても読みはじめからは想像がつかない展開の大きさに、驚かされました。

それで、つくづく、私は恵まれているんだなぁと思うんです。
言葉の通じない国に無理やり連れてこられて、国へ帰るために一生懸命働いていたのに、ある女性と出会ったことから、悲しい運命を辿ることになってしまった兄弟。
きっと、彼らと同じような悲惨な運命をたどることになってしまった人も大勢いたんだろうなぁと、思い知らされました。
つくづく、読んでよかったなぁと思うのです。

この著者の島田荘司は、初めて読むのですが、ほかの本も読んでみたくなりました。

3月 27, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/03/26

書きだすことから始めよう / バーバラ・シェア、アニー・ゴッドリーフ 著

ビジネスウーマンとは言いがたい私ですが・・・

今年の目標は、一冊でも多くビジネス書を読むことです。


不景気だからというワケでもないのですが、フリーで働くことに対して、まだまだ収入面や、実績面で悩めることも多く、日々、壁にぶち当たることが多いんです。


それでも、働けるてるし、不景気に収入が落ちていないのは、ありがたいかもしれないけれど、私としては、もっと上を(特に収入面で)目指していきたいのが本音。
ぼぅっとしている時間に何かできることがあるんじゃないかと思い、寝る前に、毎日数ページずつ、ビジネス書を読む週間をつけています。


これが、意外と私に力を与えてくれるんです。

で、この『書きだすことから始めよう』は、その私のビジネス書マラソン第一弾です。
自分の心と向き合って、内面を書き出すことによって、自分の夢や生き方の方向性を示してくれる本です。

好奇心を大切にする生き方

私、好奇心モリモリで、いろいろやりたい事ができてしまうちょっと困った性格で、一つのことだけに集中して、コツコツやり遂げるのが、なかなか苦手なんですね。
でも、この本を読むと、そんな欲張りな人生もいいんだと思えることができました。


後悔しない人生を

例えば、Webデザイナーでありながら、簿記の資格を取ったり、フラワーアレンジメントに通ったりすることに、少し後ろめたさみたいなものがあったんですね。
でも、興味を持って始めたのなら、行ける所まで突き進んだらいいじゃないかと、思わせてくれた本でした。
「人生は一度しかないんです。どうせ同じ人生なら、後悔の無い人生を」
そう、この本は語りかけてくれます。


それだけじゃなく、目標を達成する計画の立て方や、その目標の立て方は、とても参考になりました。


大切なのは、ワクワクすること

また、意外なところでは、この本を読んでいる間中、幼い頃の夢と向き合っていたんです。
その夢はここでは明かせませんが(^^;)、私の潜在意識が向かっている方向について、とても考えさせられました。
5年後、私が、どんな人生を送っているのか、少し、楽しみになってきました。
これが、ワクワクする生き方、なのかもしれないですね。

3月 26, 2009 読書 | | コメント (1) | トラックバック (1)

2009/03/05

対論・筑紫哲也 このくにの行方

現実を受け入れるために・・・

昨年亡くなったというのに、いまだにTBSの夜の11時にチャンネルを合わせると、筑紫さんが出てきて、多事争論するんじゃないかと時折思ってしまうので、現実を受け入れるために、随分前に買って、本棚の中で寝ていたこの「対論・筑紫哲也 このくにの行方」を取り出してきて、読んだのでした。

いまだに、影響力ある方たちばかりです

経済界・政界・芸能界など、いろんな分野のトップと対談した、対談集です。
発行は2003年の12月なので、今から大体4年前の本なのですが、この4年で世界はガラッと変わってしまったことが良く分かります。
みんな、それなりに、経済が上向き始めた時期だったのでしょう。
トヨタの奥田会長なんか、トヨタは雇用削減をしないで、社員を家族と思って存続させる。
そんなようなことを言っていまして、4年後にはこの状態か・・・
と思うと、なんだか切なくなることが多い本でした。

そんなトップでも先を読むことができない世の中・・・

つまり、現在は、4年後どころか、2年先のことだって、読めない状況にあるってことなんですよね。
こんな混乱した状況を筑紫さんはどんな目でいるのか・・・と、思い、やはり、今の世を多事争論して欲しいなぁと思ったのでした。

3月 5, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/19

そして扉が閉ざされた / 岡嶋二人・著

きっかけは「このミス」でした

この本も昨日紹介した『さまよえる脳髄』と同じように『このミステリーがすごい』のランキング本を漁っていたときに引っかかった本です。
この岡嶋二人は以前、『99%の誘拐』を読んだときに読みやすかったこともあって、簡単に読めそうだったので読んでみました。
タイトルからは何も想像できないのも気に入りました。

私だったら、体力消耗しないようにジッとしてるかも・・・

「あるとき、目が覚めたら、窓一つ無い密室に閉じ込められていたら?」というのが、この『そして扉が閉ざされた』のストーリーです。
最初のうちは、先が読めなくて、面白がって読んでいたのですが、残念ながら途中から少し引いてしまいました。

気が乗らなかったワケは・・・

理由は分かっています。
登場人物に一人として魅力的な人がいなかったんです。
主人公は4人で、全員が20代。
ちょっと軽めの20代バンド青年、硬くて融通が利かなそうな男子大学生、ボーイッシュでサバサバした女子が一人と、ちょっとしたことで感情的になる女子の4人。
それって、少しステレオタイプじゃないですか?
と思うんですよね。

ミステリーは締めが大事です

その密室から始まったミステリーの結末も
「ええっ!?」
って思える程のものでもなく、
何より、あまり深みを感じないストーリー展開には、あまり気が乗らないのです。

でも、あきらめません・・・

以前読んだ、『99%の誘拐』もあまり気が乗らなかったような気がするので、もしかして、この岡嶋二人とは、波長が合わないのかも・・・。
この岡嶋二人、二人組みだから、二人という名前だそうで、今は解散して、片方の方は井上夢人として、ソロで活躍中とのことで、今度は、その井上夢人の本を読んでみようかなと思っています。

2月 19, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/03

凍える牙 / 乃南アサ・著

読んだ内容を覚えてなくてラッキーなこともある

『新潮文庫の100冊勝手に読破マラソン』の11冊目は『凍える牙』でした。
実は2回目なんですが、ほとんど覚えてなく・・・。
いや、今回かなり楽しめたので、犯人とか覚えてなくてラッキーでした。

中堅女性刑事と中年刑事とオオカミ犬の孤独

主人公は、中年男性刑事と、中堅女性刑事。
ある連続事件で、面識の無い二人が組まされることになって、二人で事件解決へ導いていく話です。
タイトルになっている「牙」とは、オオカミ犬を指しています。
その連続事件の犯人の手がかりとして上がってくるのが、オオカミ犬なんです。
オオカミ犬てね、野生のオオカミと犬をかけあわせたものなんだって。
そんなものを作るなんて、人間ってつくづく勝手な生き物ですね。

オオカミ犬に惚れる??

この小説に出てくるオオカミ犬は、主人にとても忠実で、人間でいうと、背筋に一本芯が通っているような毅然としたタイプで、オオカミらしく、孤高の雰囲気も漂うとても魅力的な登場人物(?)でした。
読み進めていくうちに、このオオカミ犬“疾風(はやて)”に会いたくなりました。

孤独なのはオオカミ犬だけではない

その疾風の雰囲気に合わせるかのように、この小説の登場人物は誰もが孤独なのです。
孤独な人たちが、皆、何かに怒りを感じつつ、その“牙”を隠し持ちながら、刑事として罪人に牙をむくものあり、罪を犯すものあり、そして、最後は、皆、疾風の元へ吸い寄せられていくという、ストーリー展開とキャラクター設定がとてもよく練られた本でありました。

つい、共感してしまいます

その中でも、やはり、私としては、同世代の独身刑事に共感せざるを得ない部分が多々ありました。
いや~、自分で言うのもなんですが、私、生活設計の部分でかなり不器用な部分があって、甘えてしまえばいいところを決して甘えないとか、投げ出してしまえばいいところを、決して投げ出さないとか、愚痴ってしまえばいいところを、あまり愚痴らないとか、女にしておくにはかなり惜しい(?)性格なのですが、その私から見て、この小説の主人公である、音道貴子は、「なんともかわいげの無い」女刑事でした。
いつも、そのブスッとした態度を見るたびに、「とりあえず笑っとけよ」とアドバイスしたくなるのでした。
しかし、この苦悩は「愛想笑いがうまくできない女の悲劇」なのです。
そこは、共感を超えて、胸が痛い割合の方が高いのでした。
結局、最終的には、周りの男に賞賛される形で、音道が事件を解決するのですが、それって、彼女がマスマス孤独になっていくということであり、マスマス、オオカミ犬の孤高に近づいていくのでした。

私、乃南アサは、この本しか読んだことが無いのですが、他の本も読んでみたくなったのでした。

2月 3, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/14

情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 / 奥野 宣之・著

昨年のベストセラーです

この、『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 』は、2008年のビジネス書ベストセラー第2位の本です。
ってことは、1位はガネーシャですね。
正直、いつ買ったのか覚えてないのですが(^^;)(覚えていない自分が悲しい・・・)本棚にあったので、読んでみました。
せっかく、この本と出会って読んだのですから、取り入れられるところは、積極的に取り入れていこうと思いました。

何もかも書いてしまう1冊のノート

普段、日ごろの出来事を残しておくのに、どれだけ、ノートを必要としているでしょう?
日記、手帳に、ネタ帳、アドレス帳にメモ帳とそれぞれに、それぞれの個性的な使い方をしていると思うのですが、この『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 』では、それらを全部一つにしましょうと言っています。
全部を一つにまとめておけば、どこに何の情報があるのか迷わないし、整理もしやすいというわけです。
いや~、それにしても、この著者の奥野宣之氏は、とても几帳面な方だと思われます。
その資料や情報のまとめ方も、その管理の仕方も、私にはとてもついていけない几帳面さでした。
その中でも、私にとって、グッときたのは興味を持ったことに対して、アウトプットしておくってことでした。

興味を持ってもメモしなければ忘れてしまう

日々、テレビや雑誌や新聞を見て、
「あ、これ面白そう・・・」と思っても、
その場でメモでもしない限り、なかなか身につかないじゃないですか。
この『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 』では、その瞬間に、メモするなり、記事を貼り付けておくなりして、アウトプットしておけば、後々、興味の幅を広げる手助けになると書いてありまして、そこにかなり共感したんです。

なので、まったく本と同じようじゃなくても、とりあえず、メモメモ生活をやってみようかと、私もノートを一冊買ってみました。
↓本にあるとおり、コンビニで100円で売っているA6版キャンパスノートです。
Photo

三日坊主です

私、昔っから、悪いくせがあって、何事も三日坊主なんですよ。
日記つけたり、手帳を12月31日までキチンと管理するとか、できたためしがない。
毎日同じ行動ってのが、できないんですよ。
なので、このノート術もちょっと心配だったのですが、ちょっと不思議なことが起こりました。

やってみると意外と楽しい

思ったことをノートに書き残すということに対して、日を追うごとにモチベーションが上がってきているんですよ。

毎年、12月ぐらいになると、
「今年は何冊本を読めただろう」とか、
「今年は何本映画を見ただろう」とか、
いつも気になっていたのですが、その数をどうやって数えてよいか分からず・・・。
結局、どんな本を読んだのかも、どんな映画を見たのかも、記憶に無く・・・。

まず、その毎年末の悩みを解消するべく、このノートの中に、読書一覧と、映画一覧を作って、書き残し始めました。

そうすると、次は、今日はどんな海外ドラマを見て、どんなところが気になったとか、仕事でどんな成果を残したとか、1日一行程度でも、文章を残すようになったんですよ。
それを、積み重ねていくと、次は、自分はどんなことに興味があるのかとか、このブログでネタがなくなったときのネタ帳にするとか、自分の頭の中を整理して、後々、客観的に見る手助けになることに気付きました。

1ヵ月後にはネタの宝庫になってるといいな・・・

先ほども言いましたが、何も、全て真に受けて、著者・奥野宣之氏の言うとおりやらなくてもいいと思うんですよ。
ただ、興味を持ったことや、体験したことを、1行でもいいから、アウトプットしておくというのは、なかなか楽しいですし、もっと自分の世界が広がるかもしれないと思うと、ちょっとワクワクしてくることでもあります。

日ごろから、気になっていることをすぐ忘れてしまうとか、常に興味の幅や趣味を広げたいと思っている人には、とてもオススメの情報整理術です。

1月 14, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/13

葉桜の季節に君を想うということ / 歌野 昌午・著

帯に釣られました

このミステリーがすごい!〈2004年版〉 第1位」「2004本格ミステリベスト10」「第57会日本推理作家協会賞受賞」「第4回本格ミステリ大賞受賞」という帯に加えて、本屋さんでの「究極の徹夜本です」というポップに乗せられて、この「葉桜の季節に君を想うということ」を買いました。
で、読んでみたところ、
最初のうちは、「そうでもないじゃん」
という印象だったのですが、とても読みやすかったこともあってどんどん読み進めていくうちに、
最後の最後、「えっ!!マジで!?」という声を思わず漏らしていました
著者の歌野昌午にすっかりだまされていたのでした・・・。

一見、ありがちなミステリーです

物語は、元探偵の男性が、後輩にある事件についての調査を依頼されることから始まります。
メインストーリーは、その事件を追っていて、サイドストーリーとして、主人公の元探偵の出会いがあったり、過去の記憶にさかのぼったりします。

先読みは楽しいけれど、ただの悪あがき・・・

その小さな枝葉に分かれた話を読み進めるうちに、「この展開には、ちょっと無理があるから、きっと最後にはどんでん返しがあるな・・・」という、ミステリファン特有のいやらしい先読みをしてしまうのですが、もう、そう思った時点で、既に私はだまされていました
それは、全て“思い込み”という邪心が招くただの推測なんです。

空想の世界を楽しむのが好きだからこそ、だまされました

この本を読んで、学んだことがあります。
人は、文字からいろんなことを想像して、推測して、思い込んでいるんだなぁと。
ある物事に対して、詳しい説明が無くても、その物事を表現する名称や登場人物のつぶやき等から、頭の中で想像の世界を勝手に広げているワケです。 だからこそ、文学は面白いのですが、この本は、その思い込みを見事に逆手にとっています。
いや~、参りました。
最後の最後まで思い込んでいた世界は、180度違っていたんです。トホホ。
それだけでなく、さらに、単なるミステリに留まらず、高齢化社会や、孤独死、格差社会、霊感商法などについても取り上げていて、いろいろと考えさせられることも多いストーリー展開でした。

これ以上は、読んで欲しいから言いません

すごくなんか、誉めすぎなのかも知れないですが、お時間があれば、是非、先入観無しで読んでいただきたい本です。
葉桜の季節に君を想うということ
このタイトル自体が、既に、私をだましています。
全ての結末を知った上で、再度読み直したい。
ちょっと小憎らしい本です。

1月 13, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/07

はたらきたい-ほぼ日の就職論- / ほぼ日刊イトイ新聞・編

ただなんとなく買ったのがきっかけでした

この『はたらきたい。』は、糸井重里ほぼ日刊イトイ新聞をふらっと訪ねた時に、「これ、読みたいなぁ~」と思って、買ったものです。
芸能人から、人材派遣のプロから、いろんな人が「はたらく」ということに対して語っている本なんですが、他の人は「はたらく」ということについて、どう思っているかを知りたくて読んでみました。
対談形式のとても読みやすい本だったので、正月休みの間に、テレビで箱根駅伝など(わが母校がとても惜しいところまでがんばってくれたので、応援しながら見ました)を見ながら、一気読みしてしまいました。
買った時は、そんなつもりは無かったのですが、結果的に、今の派遣切りや内定取り消しの話題と重なって、とてもタイムリーな本でした。

就活中の学生さん向けなんですが・・・

ただ、主なターゲットは、派遣切りの世代の人たちではなく内定取り消しで話題の、就活をしている学生さんです。
就活をするにあたっての心構えとか、
「今の就活って、なんかおかしくない??」
という疑問から始まったようです。

苦い経験があります・・・

私も、かつて就活をしていました。
就職氷河期の頂点で、もっとも就職が難しい時代でした。
とりあえず、片っ端から受けて、50~60ぐらいだったかなぁ・・・。
全部、きれいに落ちましたよ。ホホホ
この『はたらきたい。』を読んで、腑に落ちました。
当時の私は、「はたらく」ということについて、全く考えてなくて、「とりあえず、入ってしまえ」ってことに必死だったんです。
そんな状態じゃ、何百人もいるライバルに勝てるわけも無く、大勢のうちの一人に過ぎなかっただろうなぁと納得してしまいました。

就活で就職できなくても学ぶこともあるよ。きっと。

今だったらね、Webデザイナーとして、どんな仕事がしたいかとか、どうやって、社会貢献していこうかとか、かなり熱く語れると思うのですよ。
でも、当時の私には、「しごと」に対して、そんな熱意は無かったですね。
この『はたらきたい。』を読んで、就活の面接では、その熱意ももちろんですが、人としての伸びシロを見られていたんだなぁと実感したんです。
ってことは、私としては、その当時、就職せずにライン工場の作業員アルバイトから始めて(実話)、パソコンの勉強して、今はこうして、仕事に対して熱意が持てる人間になったのは、生き方として正解だったんだなぁとすごく思ったんです。

つまりですよ、この不景気の時代に、就職できなくて悩んでいる人がいたら、何も正社員として就職することが正解とも限らないんじゃないかと思うのですよ。
つらいのは、痛いほど(実際、今でも心が痛いし・・・)よく分かるのですが、もし自分の希望とは違うところでも、働ける場所があったら、働いてみるのもいいかなぁと思うんです。

もし夢があって夢に対して熱く語れるなら、本当に話に耳を傾けてくれる人を探すべきだと思うし、どうにも「しごと」に対して熱意を感じないのであれば、どんな仕事でも、まずやってみるというのも、一つの方法だと思うんです。
それは、前から思っていたことなんですけど、この本を読んで、ますます、その思いが強くなりました。
何も、一流企業に勤めるばかりが人生じゃなく、大切なのは
心から本当にやりたいこと
なんですねぇ。

個人的には、いくつかある対談の間に息抜きのように入っている
みうらじゅんに訊け!」
がすごく面白くて、笑いながら読んでいました。
いや~、みうらじゅん最高ですわ。

この『はたらきたい。』の感想を書くにあたって、ほぼ日刊イトイ新聞に行ったら、タモリ糸井重里の対談が出てて、面白くて、全部読んじゃいました。
オススメです。

1月 7, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/06

夢をかなえるゾウ / 水野敬也・著

2009年初読み

2009年最初に読み終わった本は、この水野敬也・著『夢をかなえるゾウ』でした。
2008年のベストセラーで、いまだに、本屋へ行くと、この本が平積みされています。

なるほど!『今までで、一番よく笑ったビジネス書』でした。
ビジネス書 ≠ 笑いが一般的ですから、その常識を軽々と破ってみせたのが、良かったんだと思います。
いまだに売れている理由として、ドラマ化された影響もあるかもしれないのですが、残念!ドラマは見ていませんので、よく分かりません。

なぜか関西弁のインドの神様登場

この『夢をかなえるゾウ』は、あるアパートに住む青年と、そこに突如現れたヒンズー教の神様の一人、ガネーシャ(なぜか関西弁)が現れたことから始まります。
ガネーシャは、いつまで経っても、うだつの上がらない主人公に対し、毎日一つずつ課題を出していきます。
その課題を読者が一つずつこなしていきながら、読み進めていくものです。

ありきたりのメッセージも伝え方次第

私は、この本を読むにあたり、ガネーシャの課題に取り組んだり、取り組まなかったりの1ヶ月でした。
ガネーシャ本人もこの本の中で言っているのですが、
「課題の内容なんて、世に出ている他の自己啓発書と特に変わりは無い」
のですよ。
この本が、他の本と違うところは、「笑い」なんですよ。
いろんな成功者の成功談を交えながら出てくる教えはありきたりでも、時に笑わせながら、励ましながら出てくる課題と教えは、受け手にとって、とても受け取りやすいんですよね。
上から目線での命令口調ではなく、誉めて伸ばすみたいな感覚かな。
一日一つの課題も、笑わせながら、楽しませながら出されると、軽い気持ちで「やってみようかな」と思わせてしまうことがいいんですよね。

果たして幸せになれるのか・・・?

この一ヶ月、この『夢をかなえるゾウ』を読んで、課題に取り組んだり、取り組めなかったりしながらも、コンビに行くといつも、募金箱を気にするようになったし、時間をより大切にするようになりました。
今まで以上に前向きになったし、何事にもチャレンジしようという気持ちも強くなりました。
それだけでも、読んだ価値があったと思います。
何よりも、ワクワクすること増えたんですよ。
それが、この本の影響なのか分からないけど、ツライと思うことがあっても、無理と思うことがあっても、明日には、何か良いことが起きるかもしれないというワクワク感をこの頃感じているんです。
それって、もしかしたら、ガネーシャパワーかもね。
で、夢がかなって幸せになれるのか?
なれなきゃ困ります。
まぁ、今でも十分幸せなんですが、きっともっと幸せになりますよ。
ね?無駄に前向きでしょ・・・(ーー;)

ガネーシャと同居・・・

でも、もし、ガネーシャが私の部屋にいたら、ウザくてキツイけどね(^^;)
だいたい、私、あんみつ嫌いだから、あんみつ、あんみつ言われても困るし(ーー;)
朝からトイレ占領されたらイラつくし。
神様なのに、そんなに身近に(?)感じてしまうガネーシャくん。
彼のありがたくなさそうで、実はとってもありがたい教え。
笑いながら、楽しみながら学べるってとてもいいことだと思うから、この『夢をかなえるゾウ』がベストセラーになっているっていうのは、この不景気の時代には、とても良いことだと思うなぁ。

1月 6, 2009 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/12/17

塩狩峠 / 三浦綾子・著

昔読んだはずなのに・・・

『勝手に新潮文庫の100冊読破マラソン』9冊目は、この三浦綾子・著『塩狩峠』でした。
以前、読んだことがあったようで、私の本棚にあったのですが、内容を全く覚えてなく・・・(ーー;)
少なくとも、10年以上前に買った本だということしか分かっていません。
 内容を簡単に説明すれば、キリスト教信者による、自己犠牲の話です。

キリスト教に対する偏見が強い次代の話です

主人公である青年は、元々はキリスト教嫌いの祖母に育てられた影響でキリスト教をあまり良く思っていませんでした。
ところが、生まれた時に死んだと教えられた母が実は生きていただけでなく、キリスト教信者で、さらに、好きになった女性も信者だったという縁で、少しずつ、キリスト教に興味を持ち始めて、最終的には、人に説教する程の人物になるんだけれど、最後、信仰心から多くの人の命を救うために、自分の命を投げ出してしまうというお話です。

強欲も傲慢もスケベも生き方であり個性です

典型的な日本人である、私は無神論者です。
そんな私からすると、主人公の生き方は、とても立派だと思います。
だけれども、人間が強欲であることも、イヤラシイ妄想をすることも、つい嘘をついてしまうことも、人間らしい行いで、罪ではなく、それをイチイチ反省して、懺悔するなんてことはちょっと考えられないんです。 だからと言って、彼らの生活を否定するわけでも、非難するわけでもなく、気持ちが分かることもあり、そうでないところもあり、そうだなぁ、異文化の生活を覗き込むような気分で読ませてもらいました。
しかし、最後の自己犠牲のシーンでは、主人公が自ら命を投げ出すのですが、思わず「ゲッ!!」と声に出してしまいました。
何も命を投げ出さなくても良かったのに。
正直、私には彼の行為が立派で美しいものには見えず、どんな状況でも、自分を含めた全員が生き抜く方法を考えるべきだったのでは・・・と思うのです。

信じるものが神でなくても

 彼のそんな生き方の選択には、あまり納得できない部分もあったのですが、彼の「人との付き合い方」には、共感したり、教えられたりすることが多々ありました。
 例えば、好きになった女性を常に献身的に支えたり、だらしなくてどうしようもない同僚を立ち直らせるために必死になったり、あらゆる部下から尊敬される上司という存在だったり、仕事に対する姿勢だったり。
 恋人とのやり取りでは、思わず、ホロっとさせられるとこもありました。
 それは、宗教を信仰しているからではなく、人間としての生き方の問題でしょう。
 支えは“神”でなくても、“家族”だったり“恋人”だったり、“自分”でもいいと思うんです。
 何かを信じて、信じたもののために一生懸命になれる人って、強いし、潔いんだろうなぁって。
 一生懸命にがんばる力って、偉大だと、この頃良く思うから、なおさら、この小説の主人公の強さも分かる気がします。

12月 17, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/12/07

錦繍 / 宮本 輝・著

軽い気持ちで手に取ったのですが・・・

『新潮文庫の100冊。勝手に読破マラソン』8冊目は、この宮本輝の『錦繍』でした。
そんなに古い本でもないし、軽く読めるかなぁ・・・なんて、思って読み始めたのですが、どっこい、泣きながら読んでいました。

メールではなく、昔懐かしい文通です

主人公は二人の男女です。
彼らは、元夫婦で、ある事件をきっかけに離婚します。
その二人が、10年後に偶然、蔵王のゴンドラでばったり再会して、そこから、二人の文通が始まります。
この本には、その二人の往復書簡が綴られています。

手紙って書かなくていいことを描いてしまう・・・

手紙って、書いている人間の本質が出ると思うんです。
夜、遅い時間に、一人、部屋にこもって書く手紙って、相手と自分だけの空間で、周りの目が一切入ってこないから、実際会って、面と向かっては言えないようなことも言えてしまう。

ただ、ちょっと世間知らずだったんです

女性の主人公は、亜紀といいます。
世間知らずのお嬢さんで、賢く生きているつもりなのですが、人を信用しやすく、そのため、その人の裏側の顔で起きていることに気付かず、いつも、気付いたときには大惨事になってしまっています。
そんな彼女の、手紙を読んでいて、
「この人、私だ」
と思ったんです。

パートナーが浮気していても、他に好きな人がいても、簡単にだまされてしまう可能性が高い女。
その、あまりにも簡単に人を信じてしまうお人好し、世間知らず、鈍感さが、まるで私じゃないかと思い、さらに亜紀は、離婚した男に、久しぶりに再会したら、未練たらたら。
表面的には恨み節言ってても、根っこには未練が残っている。
その未練が分かるだけに、亜紀の書く手紙を読んでるだけで泣けちゃうんです。
あぁ、今でも好きなんだなぁって。
本当に好きだったんだなぁって。
きっと、それは、私だけではなく、多くの女性が、
「これは、私」
と思うはずで、それぐらい、人間が人間臭く描かれている本なのです。

やはり、その人間臭さは、手紙は人間の本性が出るという性質からきていると思うんです。

元夫との文通がもたらしたもの・・・

結局、亜紀は、その世間知らずのお人よしから、背負わなくても良いような苦労を背負ってしまう。
この手紙の中で、彼女は、それを“業”だといいます。

生まれ持った逃げられない運命のようなものですよね。

そこが、亜紀が、自分の業だと気付いたことが、この往復書簡が亜紀にもたらした結果だと思うんです。
10年前に、夫に浮気されたことも、障害のある子がいることも、そして、今も10年前と同じようなことが起きようとしていることも、全部、自分が招いた“業”だと。
それは、この往復書簡が彼女に与えた成長だと思うんです。
過去を清算することで、自分の人生を受け入れることができた。

振り返ってみると、ひどいと思った人生も、これが、自分の業から生まれたものなら、そう悪くも無いかも。
亜紀は、そうして自分の人生を受け入れて、一つ決断をするのですが、これからの人生、きっと、素晴らしい未来が待っているはずです。
人生、自分の業が招いた苦労もあるけれど、その分、幸せもはるはずだから。
私も、亜紀と同世代だけに、なんだか、大きくうなづけるお話でした。

12月 7, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/12/05

燃えよ剣(上)(下) / 司馬 遼太郎・著

歴史エンターテインメント

8月から個人的に始めた『新潮文庫の100冊読破マラソン』、かなりゆっくりなペースで、第7冊目まできました。
昔から理系的な考え方が好きで、歴史が苦手なこともあって、時代物ってあまり読んだことが無かったのですが、「苦手を克服しよう!」という思いもあって、読んでみたところ、このザッツエンターテインメントな物語にどっぷり浸ってしまいました。

誰にも負けない強さにグッと来ます

主役は新撰組土方歳三です。
カリスマがあって、行動力もあって、義理人情に厚く、無骨でいながら、実は繊細な一面も併せ持つなかなかのいい男です。
読んで、惚れそうになったこともしばしばでした(^-^*)
私の中の土方歳三は、三船敏郎とかなりかぶっています。
どっしりと腰をすえ、ちょっと野性味があって、眼力で人を脅すような威圧感がピッタリでした。

個性的なキャラと常にビシッと決まる殺陣

歴史物はあまり読まない私ですが、この本は、アタマから、おもしろい!と引き込まれて読みました。
全ての登場人物が歴史上の人物だけあって、皆、生き生きとして個性的なことも面白かった理由の一つですが、随所に出てくるチャンバラがすごく躍動的でエンターテインメント性に溢れていたのが、良かったんですよね~。
中でも土方歳三の殺陣は最高にかっこいいのですが、弾丸が飛ぼうが、砲弾が飛ぼうが、矢が飛ぼうが、どんなに刺客が来ようが、最後まで生き延びる土方歳三
その姿を見ながら、最初から最後まで新撰組を見届けた彼の使命や、彼の背負った運命を感じました。

最初で最後の恋

そして、その殺陣以外に、私がグッと引き込まれたのは、土方の恋人お雪のエピソードです。
賢く、控えめで、余計なことは言わず、遠く離れているときも、側にいるときも、常に土方を支える存在だったお雪です。
もしかして、そんな風に考える私は、少し、古風な人間なのかもしれないですが、黙っていれば江戸で平穏無事な余生を過ごせたかもしれないお雪ですが、彼に置いていかれも、何も言わず、最後は北海道まで彼を追いかけて、ほんの少しの間でも、彼に心の平安を与えていたお雪を見て、私も見習いたいなぁとつくづく感じたのです。

いい出会いでした

今回、司馬遼太郎 の本は、初めて読ませていただきまして。
以前から、読みたいとは思っていたのですが、なかなか読む機会が無く、今回、この新潮文庫の100冊でこうして巡り合えて、良かったと思いました。

なんだろう。映画では感じることができないような、とても映像では表現できないようなエンターテインメントを満喫しました。
この100冊マラソンが終わったら、他の本も読んでみようと思っています。

12月 5, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/12/02

ツキと幸運がやってくる31日の習慣 / 西田文郎・著

きっかけは…

私、三日坊主なんですよ。
生粋の(?)B型人間なんで、興味を持ったことにはマッシグラなんですが、そうでもないことは、三日で投げ出すなんて、ザラです(ーー;)
その三日坊主を治そうという思いで、このツキと幸運がやってくる31日の習慣 を買いました。

ツイてる人間になれるなんて、ハナから思っていなかったですし、もし、毎日読み続けることができたら、いいかなぐらいの気分でした。

読んでみて…

読んでみた結果、この本のおかげで、毎日30分、自分と向き合う時間を習慣的に作ることができました。
それだけでも、すごい収穫だと思います。

感動したよね。オリンピックのあの瞬間・・・

著者は、あのオリンピックで金メダルをとった女子ソフトボールチームのメンタルトレーナーの西田文郎 氏です。
読む量は1日、2~3ページだけ。毎日、書かれている課題に取り組む31日間です。
特に、難しいことは書いてありません。
私も、31日間、毎日、数分ずつ読み続けました。

1ヵ月後の自分・・・

その、成果なんですが、思った以上でした。
さすが、プロのメンターさんです。
わずか、2~3ページを31日間読んでいる間に、仕事上で、つらいことも、普段遭遇しないような困難にぶち当たったりもしたのですが、この本のおかげで、その困難と正面から向き合うことができたし、何より、自分自身としっかり向き合うことができたのが、大きな収穫でした。

向き合ってみた結果、自分がどんな時にモチベーションが上がるか気付きましたし、どういう方向に向かって進めば良いのか、少し光が見えてきたような気もします。
まぁこの歳になって、方向性迷ってどうすんだって話もありますけど…(^^;)

その他にも、「いやだなぁ」と思う仕事と、向き合う方法や、そのネガティブな自分を前向きにしてモチベーションを上げる方法も、学びました。

いや~、なんか、いいことばかり書いちゃいましたけど、迷っている人にも、自分は間違っていないと思う人にもオススメです。
私は、この本を永久保存版にして、今後、人生に迷ったら、1ヶ月この本を読んで、トレーニングして出直そうと思います。

今後、ツイてる人生を送れるか、送れないかは、結局のところ、私次第。
でも、この本を読む前の私とは違う気がします。

12月 2, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/10/24

点と線 / 松本 清張・著

★『新潮文庫の100冊』読破チャレンジの5冊目です。
  こちらも、『火車 』に続き、読むのは2回目なのですが・・・、またしても、一切、内容を覚えてなく、新鮮な気持ちで読むことができました。
  が、・・・。
  私の脳みそを疑う切なさもあります・・。
  昭和33年の作品で、私が生まれる何年も前の小説なのですが、緊迫感と舞台の様子が目に浮かぶ、さすが名作の小説でした。

★九州で起きた、ある心中と思われる二人の男女の死体が出発点です。

★片方の男性が、ある省庁の役人だったことから、汚職問題を匂わせ、ある人物が容疑者として浮かんでくるのですが、容疑者のアリバイは完璧だったのです。
★キーワードになっているのは、『時刻表』です。
 容疑者の完璧なアリバイを、『時刻表』が崩していくのです。

★私、自分で言うのもなんですが、都会生まれ、都会育ちなので、時刻表のお世話になたことが無く・・・、社会人になって、東京へでる回数が増えても、最近はネットで最短距離が検索できてしまうので、今、目の前にその時刻表があっても、読み方する分からない、悲しい状態です。

★しかし、この昭和30年代当時にとって、時刻表とは、なくてはならないもんだったんだなぁと本を読みながら思いました。
 また、この時刻表に詳しいのは“男性”という、先入観で読んでいたのですが、じつは、そこに女性が絡んでくるんです。
 実は、分刻みの緻密な計算は男性よりも、女性のほうが得意ではないかと思わせるその設定が、この『点と線』を面白くしています。

★この『点と線』。
 ビートたけしが主演でドラマ化 されました。
 見ようと思っていて見れなかったのですが、DVDが出ているらいしので、見てみようかなぁと思っています。
 見たら、またここで紹介したいと思います。




10月 24, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2008/10/19

火車 / 宮部みゆき・著

★8月下旬からコツコツと始めた『新潮文庫の100冊を読んで見よう』活動の4冊目です。
  宮部みゆきは好きなので、この『火車 』を読むのは、2回目なんですが、悲しいことに、前回読んだはずの内容の記憶が全く無く・・・(ーー;)
  本の発行年月日から想像するに、大体10年程前に読んでいたようなんですが、今回、2回目を読んでみて、内容を全く忘れてしまった理由が分かったような気がしました。

★この本、カード破産や、サラ金の多重債務の末に、悲しい人生を送ることになってしまった人たちについて描かれているのですが、10年前、社会人になりたての私には、その多重債務だの、債権者だの、債務者だの、その人たちの気持ちだのが理解できなかったために、この本の内容についても、ちゃんと理解していなかったんだと思いました。

★そして、十年経った今、この本を読んでいて、主人公たちの気持ちがぐっと来ました。
  途中、何回か泣きそうになったことも…。

★この『火車 』には、借金の犠牲になった二人の女性がでてきます。
  カード破産になった人と、多重債務で、一家離散になってしまった家族の娘。

★一見、何のつながりもの無い二人がある事件の被害者と加害者になるのです。
  当然、気の毒なのは被害者で、悪いのは加害者なのですが、その加害者にも同情すべき点がいくつかあって、完全な悪者と思えない。
  じゃぁ、何が悪いのかと言えば、この国の金貸し、ローンなどに対する金融政策にあるのではないかと思ったんです。

★その金融政策に詳しいわけではないので、あまり突っ込んだ話はできないし、この『火車』が書かれた当時と、現在では、日本の金融政策も変わっているので、事情が違うとは思うのですが、あまりにも簡単に高利貸しからお金を借りることができるシステムっておかしいでしょう?って話なんですよ。
  例えばね、ある金属でできた製品があって、「使い方を間違えると体に刺さって、場所が悪ければ指を一本失うこともある」なんてことがあったとすると、PL法とかで、使用上の注意について、うるさいぐらいに消費者に分かりやすく表示しないといけない法律があるじゃないですか。

★それに比べて、この高利貸しって、この金額を今借りると、1年後には、これだけ膨れ上がって、こんなに大変になるという説明を債務者に対してどれだけ徹底して行っているんだろうなぁと思うのですよ。
  そこがあまり徹底されていないから、安易にお金を借りる人が急増したので、『自己破産』という制度を作ったのだけれども、その『自己破産』についても、当然、債権者が詳しく説明するはずもなく、『自己破産』の仕方を知らない人は、日々借金苦が増して、最終的には自殺する人が出てくるという仕組みになっているんですよね。
  この本を読んでいて、その仕組みが良く分かって、弱者に優しくない国だなぁと思ったんです。

★つまり、身の回りにある製品や、「蒟蒻畑」を食べて死んでしまうということについて、製造元に対し、厳しくすることも必要だけれども、被害者の数や、自殺者の数から言ったら、この高利貸しからの借金苦の方が遥かに数が多く、そのことに対し、もっと親切なアナウンスがあるべきじゃないかと、もっと分かりやすい救済策があるべきだと思ったんですよ。

★偶然にも、今、世の中は、“世界的経済不況”に入っていて、日本は、他の国に比べてまだ余裕があるなんて言っているけれども、実際問題、倒産している企業がたくさんあって、その中には、家族を養っていかなければいけない人もいれば、家や車のローンを払わなくてはいけない人も大勢いて、銀行が貸し渋りなんて始めたら、その人たちは、高利貸しに頼らなければならなくなってしまい、挙句の果てには借金地獄が大勢でてくるような気配さえ感じるのですよ。

★でも、高利貸しが高い割合で日本の経済を支えている事実があって、国もそのシステムを変えろと強くは出れない情けない一面もあり、運悪く借金苦に陥ってしまった人たちを救える手立ては無いような後味の悪さを感じました。

★小説のラスト、事件が解決したような、しないような余韻を残して終わっているのですが、それは、宮部みゆきの加害者に対する優しさではないかと思うのです。

10月 19, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/10/06

十五少年漂流記 / ヴェルヌ・著

★以前からここで書いているように、現在、『新潮文庫の100冊』にチャレンジしているため、この十五少年漂流記のような小学校高学年から中学生向け推薦図書のような本も読んでみています。

★いや、子供向けと思ってばかにできないのですよ。
かなり学ぶことも多かったっす。
★内容については、詳しく説明する必要もないかもしれないですが、大人が少年たちを船に乗せて船旅をする予定が、なぜか、十五人の子供たちを乗せたところで、船が出帆してしまい、さらに、船が嵐に遭って無人島に漂着し、そこから少年たちの冒険が始まるというお話です。

★子供たちの間で、対立があったり、喧嘩もするけれど、お互い助け合いながら成長していくのです。
★個人的には、あまりにも純真で、正義感たっぷりの子供たちに物足りなさを感じることもあります。
  子供って美しいだけじゃないところもあるじゃないですか。
  私はあえて、そこの闇の部分を覗きたいと思う人間なので。
★この本を読みながら思い出したのは、今、TBSで深夜に放送しているアメリカのドラマLOSTです。

★こちらは、人種も年齢も様々なので、ドラマ展開も全く違いますが、遭難した飛行機が無人島に漂着したり、リーダー格となる人間とそれに反旗を翻す人間がいたり、島にはなぞが多かったり、敵となる人たちが攻めてきたりと、似ている部分も多々ありました。
★最近、ネタ不足が深刻なハリウッドでは、なるほど、こういう古典をアレンジすることもあるんだなぁと思ったんです。

★まぁ、LOSTについては、近々ここでも紹介するつもりなんですけど、様々な人種と世代の人間が登場し、交錯するのですが、その微妙な人種間の感情のズレとかも含めて、複雑な人間関係を楽しんでいます。
  個人的に群像劇が好きなので。
  超オススメというワケでもないですが、なかなか面白いドラマだと思います。

★いやいや、これは、『十五少年漂流記』でしたね。
 私にとって、一番の収穫は、マゼラン海峡の正しい位置を知ったことですが(^^;)、欧米の人たちが、アジアやアフリカについて、まだ良く知らない時代、無人島というのは、未知との遭遇であり、十代の少年たちにとっては、勇気と友情を試される試練であり、冒険だったことが良く分かりました。
 現代の日本や欧米のひ弱な十代の少年たちには、到底耐えられないであろう冒険です。
 私も、冒険をしている気分になって楽しむことができました。
 たまには、こういう古典も良いですね。


10月 6, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/09/20

ボクの音楽武者修行 / 小澤 征爾・著

★先月から密かに(ここ言ったら密かではないけれど・・・)始めた『新潮文庫の100冊読破計画』。
  第2冊目は、この『ボクの音楽武者修行』です。

★筆者は、あの小沢征爾です。

★若かりし小沢征爾による音楽修行当時のエッセイです。

★もちろん、文章を書くプロではないので、文章が上手いとか、人をひきつける文体とかそういう「読ませる文章」ではありませんが、読んでいるうちに、彼の世界にドンドン引き込まれていきます。

★引き込まれているのは、彼の文章というよりも、彼の音楽に対する想いです。

★文章を読んでいるだけで、ただ、本当に音楽が好きで、音楽に向かって、指揮をする、指揮をする技術を学ぶということに対して、ガムシャラにぶつかっていっている姿が伝わってくるのです。

★必死になって棒を振っているうちに、フランスのコンクールで優勝し、 演奏会に呼ばれるようになり、ニューヨークフィルの副指揮官になるまでが描かれています。

★つくづくね、好きなことにマッシグラって大事なことだなぁと思うのです。
 まぁ、凡人がガムシャラになったところで、小沢征爾になれないのは分かっていますが、上手くいかないときも、失敗するときだってあって、それでも、まだガムシャラでいたら、いつかは、何かしらの成果が出るのではないかと、実感したのです。

★また、この本に出てくる、彼の周りの人たちもすごい。
 カラヤンに、バーンスタインなど、クラシックに疎い私だって、知っているような名前が出てくるのですよ。

★中でも、小沢征爾が、バーンスタインに指揮を学んでいるとき、彼と一緒に『ウェストサイド・ストーリー』のワールドプレミアに参加した!なんて出来事もあって、一緒にレッドカーペットを歩いたというのだから、かなり驚愕でした。
 そんな小沢征爾の素晴らしさの半分も知らない自分が恥ずかしく、また、彼が辿ってきた歴史のようなものも感じるのです。

★今から半世紀ぐらい前に書かれたエッセイではありますが、当時の人たちが音楽を学ぶためにどれだけ努力をしたか、を知る良いきっかけになると思うし、自分が仕事や好きなことに対し、どれだけガムシャラになっているのかを考え直す良い機会になる本だと思います。

9月 20, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/09/19

重力ピエロ / 伊坂 幸太郎・著

★私には密かな計画があります。
  毎年、夏休みなると本屋の文庫コーナーに登場する『新潮文庫の100冊』。
 これを1年かけて読破してみようというものです。
 中には読んだことがある本も何冊かあって、その中でも、ここ1~2年に読んだものは除くとして、読んでからしばらく経ったものは久しぶりに再読してみようと。
 年が経ってから読んだら、感想も違っているんじゃないか、なんて楽しみもあります。

★この『重力ピエロ』は、その記念すべき1冊目です。

★恥ずかしながら、このベストセラー作家の伊坂幸太郎さん、存在すら知らなかったです。

★ね、早速、この試みが吉と出ているじゃないですか。

★お話は、ある家族についての物語です。
  父と母と兄と弟の4人家族。
  母を早くに亡くし、父は癌で闘病中。
兄は遺伝子研究所で働き、弟は、母がレイプされたときにできた子供だったのです。

★なんか、あらすじだけでも重そうな感じがしますが、そこをサラッと描いてしまっているところが、この本の素晴らしさです。

★とにかく、登場人物が、皆、魅力的です。
 母親のつらい過去を背負って生まれてきた美男子の春くんも、ちょっとぼんやりしているけれど、いつも家族を思いやる兄の泉水くんも、いつもユーモアを忘れない父も。
  他の家族よりも、つらい思いをたくさんしてきているのに、それでも前向きに生きている家族の姿に感動しました。

★とくに、弟の春くんには、惚れそうになりました。

★そして、今更ではあるんですけど、レイプという犯罪。
 確かに、日本では、まだまだ軽く見られているんじゃないかと痛感しました。
 今では、光市母子殺人事件があったから、その罪の重さについて、再認識しようとしていますが、レイプにあった女性も、そのとき芽生えた命も軽く見てはいけないし、いろいろな思いを背負う彼らの存在を忘れてはいけないですよね。

★『重力ピエロ』とは、とても変わったタイトルですが、主人公の泉水くんが、幼い頃、親に連れられサーカスを見に行ったとき、ピエロが重力に逆らうかのように、笑いながら空中ブランコをしていたのを、いつか落ちるのではないかとドキドキしながら見ていたことからきています。

★それは、常に“絶対的なもの”に挑戦している春くんを見ながら、ドキドキして見ている、見守っている泉水くんの姿がたぶります。
 そんな二人の姿を見ながら、「血は半分しかつながっていない」といいながら、彼らが強い絆でつながっているのが伝わってきました。
その“血”もまた、人間にとっては“絶対的なもの”ですが、そこに挑戦し続けるからこそ、私は、春くんに惚れそうになったんだと思います。

9月 19, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/09/12

つっこみ力 / パオロ・マッツァリーノ・著

★発売当初から話題だった自称イタリア人著者による、この『つっこみ力』、ただ急に読みたくなって、本棚の中で眠っていたのを引っ張り出して読みました。
主に経済の分野で使われる難しい言葉や話題に対し、“愛情をもってやさしくつっこみ”を入れることで面白く、分かりやすくしてくれている本です。
★なるほど、目からウロコ!と思うこともあり、電車やバスの中で読んでいて、思わず噴出しそうになって困ったことも多々ありました。

★私のように、政治や経済に対する素人には、こういう分かりやすい言葉で解説してくれる本って、本当にありがいのです。

★いまさら、恥ずかしくて聞けないことってあるじゃぁないですか。
★ただ、この本のラストに向かって、著者の本音が見え隠れしてくると、「これは説教か??」と思うこともしばしばあって、ちょっとついていけなくなってしまったところもあったので、そこはちょっと残念でした。

★でも、この本に掲載されている資料やデータ量がすごいのですが、どれだけ時間をかけて調べたデータなのかなぁ・・・と思うと、その「つっこみ力」を書き上げる情熱を感じます。

★さすがイタリア人(??)、好きなことへの情熱は誰にも負けませんね。

★とても気軽に読めるので、軽めのビジネス本として読むのにオススメです。

9月 12, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/09/04

差がつく読書 / 樋口 祐一・著

★最近、個人的に読書がアツイんです。
  無性に本が読みたい。
  寝る前、ちょっと疲れた時、気分転換したい時、本を広げて読んでいます。
  疲れが取れて安からな眠り(え??)につけるので、ちょっとした精神安定剤になっています。
  そんな私にピッタリの題名だったので、迷わず手にとって読んでみました。

★本を読むことが大好きな著者が効率的な本の読み方と楽しみ方について書いてある本です。

★読書することを愛している人なんだなぁということが伝わってくる本です。

★それは、私のように、本当に趣味だけで読書をしている人間には、とてもかなわない愛情です。

★本当に楽しんで読書をしていたんだろうか・・・と思うこともしばしばでした。

★それ以外にも、目からウロコの話しが多々ありました。

★例えば、感想文の書き方指南では、ブログで本の感想を書く時の参考になりましたし、本を読み終わった後の楽しみ方については、今後の私の読後感が明らかに変わるようなことが書いてありました。

★今までは、「次は何を読もうかな…」と、題名や紹介文から本の内容をイメージしながら選んでいる時に、楽しみのピークがきていたような部分もあったのですが、今後は、読後にどんな世界が見えるかが楽しみなってきました。

★時々、著者の思い入れについていけないこともありましたが、私の今後の読書生活を大きく変える本だと思います。

9月 4, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/09/01

色の秘密 / 野村 順一・著

★秘密ってなんか素敵な響きよね。
  神秘的な女の人って憧れです~。
★“デザイナー”なんて言葉がついている仕事をしているくせに、色についてちゃんと考えたことが無かったのです。

★そこで、この本を知り、少しは勉強しておかなくては・・・と焦りにも近い気持ちで読み始めました。

★この場合の秘密は、色がどんなに神秘的かってことではなく、まぁ、場合によってはそうかもしれないけど、人が無意識のうちに目にしている色について、それぞれどんな働きや効果があるかについて語られています。
★ほ、ほぉ~、なるほどと思うことあり、これは仕事で使おうと思うことありで大いに勉強になりました。
 一つ一つの色に、しっかりと意味があるんですね。

★ただ、著者が亡くなっている方だけあって、ちょっと古いなぁ・・・と思うこともしばしばでした。
 でも、ベーシックな部分に新しいも古いも無いので、基礎固めにはピッタリだと思います。

★色遣いというのは、どんな分野にとっても、とても大事だとういうことがよく分かりました。
 私は、色を使う仕事をしているのですから、尚更ですよね。
 なんでこの部分をないがしろにしてしまったのだろう・・・と反省しています。
 この本をきっかけに、もっと色を勉強して、サイト作りに還元していきたいと思います。

9月 1, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/08/27

ワイルド・ソウル (上)(下) 垣根 涼介・著

★『大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、三冠達成作品』という帯に惹かれて買いました。

★なるほど、帯の謳っているとおり、先の展開が読めず、ぐいぐいと引き込まれる本でした。

★ソウルといっても、私がよく遊びにいく韓国のソウルではなく、“魂”の方です(^^;)

★戦後、貧困にあえいでいた国民に対し、日本政府は肥沃で広大な土地があるブラジルに移住を勧め、彼の地でコツコツ農業をし、成功すれば大地主になれると夢のような話をもちかけ、多くの移民を募るのです。

★その日本政府の夢のような話を信じた人達がたどり着いた約束の地は、肥沃な大地などではなく、農業どころか、生活することすら困難なアマゾンの森のど真ん中だった・・・。

★待っていたのは、明日、自分が生きているのかすら分からない地獄のような生活。
この本は、そこで生まれ、ワイルド・ソウルを持った日系二世たちの日本政府へ復讐の物語なのです。

★当時、政府がブラジルへ多くの移民を送ったことは知っていたのですが、たどり着いた先がアマゾンのジャングルのど真ん中だったとは知らなかったのです。

★その構図は、北朝鮮の独裁政権を知っておきながら、国に帰れば共産主義という新しい天国が待っていると、多くの在日朝鮮人を北朝鮮に送り込んだやり方と同じでした。

★その外務省のやり口にあきれてしましました。
 なんてその場しのぎで無計画なんだろう・・・と。
 増えすぎた国民を養っていくことができないから、外国へ捨ててしまおう。
 そんな風に見えてしまう。
 何十年も経った今、少しはまともな機関になっていればいいがと願うけれど、毎日のように流れるニュースからはとてもそんな風に感じられず・・・。
 だからこそ、この本にのめり込み、外務省に対しテロを起こす日系ブラジル人たちの行動が小気味いいと感じてしまうのです。

★個人的には、日系ブラジル人たちと共に登場する30代半ばの独身女性がパッとしない人生から、思い切って冒険していく姿に共感しました。
 しんどい人生でも、毎日、がんばっていれば、何か良いことが起こるかも。
 彼女の生き方は、そう思わせてくれました。

★ブラジル移民とか少し難しいかもと思われるかもしれないですが、個性あふれ、魅力的なキャラクター設定のおかげで、そんな難しさを感じることなく最後まで読み通すことができます。
 かなり、ブラジルに興味を持ちました。
 オススメです。

8月 27, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/08/26

のだめカンタービレ #21

★のだめカンタービレの最新刊を読みました。
 変態と呼ばれ続けたのだめが人間らしく(?)人生に恋に悩む姿が描かれていました。
 私、とても共感しました。

★もしかしたら、その悩む姿って、周りの人からしたら、プラス方向の成長かもしれないし、変化かもしれないけれど、本人からしたら、もがいても、もがいても上手くいかない底なし沼のようなものなんですよね。
恋愛も、人生も、仕事も全て思うように手に入れられたらいいけど、そんな欲張りは誰も許してくれないのです。
もしかしたらのだめは、ピアノのために千秋先輩を一時期でも振り切らなくてはいけない瞬間がくるかもしれない。
本人もそのことに薄々気付いていて、それがとても不安なのです。
しかし、悲しいかなピアノは、そんな風にのだめが悩めば悩むほど、音に磨きがかかるのです。

★私は、のだめのように恋に悩んでいるわけで無いけれど、時折、妙に先行きが不安になることは多々あって、そのせいか、何もしたくなくなることがあるんですよ。
 そんな空しさに襲われて飲み込まれないように、趣味をいっぱい持って、常にあちこち出かけているようにしているのですが、あの変態(?)のだめも同じなんだなぁと思うと、妙に安心したというか、共感しました。

★次はまた3ヵ月後ぐらいかな?
 この後、のだめがどんな風に成長していくのか楽しみです。

8月 26, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/07/16

狼の血  鳴海 章 著

★本屋で平積みされているのを見て、また、その時、「サラリーマンの悲哀」みたいな本が読みたい気分だったので、即買いして読みました。

★でも、男の人が読む本でした。

どうにも男臭すぎてついていけないところが多々あり・・・。
★それでも、この700ページの大作を一気に読んでしまったのは、普通に東京で生活している、普通の30代サラリーマンに潜む狂気みたいなものに、とても引き込まれてしまったからです。

★人生って楽しいことより、腹が立つことが多くて、恋なんかより快楽のほうが楽。

★こういう人って、普通にいるんじゃないかなと思ったら、もしかして電車で隣り合わせた人がこういう人かも知れないし、いつか本当にこういう事件が起こるかもしれないと思いつつ読んだのでした。

★先ほどから言っている、“こういう”とは、普通の人による普通の人の銃殺事件です。

★銃殺といえば、ヤクザだけのものと思っているけれど、警官が簡単に銃を奪われたり、ヤクザと堅気の距離が近くなったりすれば、いつでも起こり得るのですよね。

★実際に、一般人による無差別殺人は、よく起きているわけですから。

★そういった意味で、興味深い本でした。

7月 16, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/07/04

中村俊輔著 『察知力』

★本屋で平積みされているのを見て、即買いです。
もちろん。

★でも、実のところ、俊輔の印税にご協力できれば・・・と思っている部分が強く、内容については、あまり期待していなく・・・(^^;)
失礼ですよね・・・。全く・・・。

★ところがですねぇ、新聞の書評でこの本の記事を見たんですよ(いつの日曜日か忘れたけれど、朝日新聞の日曜版)。
でね、その書評によるとかなりいい感じに書かれていたもので、こうしちゃいられないと、読んだ次第であります。

★読み始めは、さすが、素人さん的文章が続きまして、それが嫌な感じではなく、ゴーストではない、本人の生の声って感じがして高感度大でありました。

★内容的としては、彼がサッカーの世界であそこまで成功することができたのは、
「自分の周りの空気を読んで、今、何が必要とされているかを感じ取る“察知力”を重要視してきたから」
であり、その“察知力”について、彼のこれまでの経験を織り交ぜて書かれているのです。

★巷では、この本が、サッカー本としてだけでなく、ビジネス書としても読まれているそうで、大ヒットの兆しらしいです。

★俊輔からビジネス本ってあまりイメージ沸かないかもしれないですが、読んだ私としては、納得であります。

★なんかねぇ、結構、教えられることが多々ありましたのですよ。
例えば、苦手な場面に直面してしまったとき、それを回避することもひとつ手だけれども、いつ何時、そんな場面に遭遇してもいいように普段から引き出しを増やしておく とか、そのために、自分が苦手とする分野を鍛えられるようなところへわざと自分の身を置くとかね。

★デビュー当時、インタビューの様子を見ていると、「はい」と「いいえ」ぐらいしか話さなかった少年が(本当だよぉ。ちょっと大げさだけど・・・)、最近のインタビューではしっかり自分の意見も言いつつ、ファンやサッカー少年たちへのフォローも忘れないような立派な青年になったワケが、この本を読んでよく分かりました。

★初めに言ったとおり、俊輔の生の声を感じる文章ですので、肩肘張らずに、気軽に読める本なので、中村俊輔に興味がある人や仕事でスランプになってしまっている人にオススメです。

7月 4, 2008 中村俊輔, 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/17

長い長い殺人

★移動の電車の中で読む本が欲しいと思い、さらに、宮部みゆきだったら、のめり込みやすいし、読みやすいからとも思ったので、迷わずこの本を買いました。

★が、ちょっと残念でした。

★なんか、のめり込めなかったんですよね~。

★お話はある殺人からスタートして、それに関わる人達の群像劇が描かれてるのです。

★まぁ、それは宮部みゆきらしくて良かったのですが、その主人公たちが持つ“財布”の視点で描かれているんですよね。

★それを、面白いじゃんと思えればオッケーなんでしょうけど、私としては、なんか幼稚っぽいと思ってしまって・・・。
  それでも、後半からは、宮部みゆきらしい話の展開に乗ってきて一気に読んでしまったのですが、そこまでが、タイトルと同じく、「長い・・・」と思ってしまったのです。

★まぁ、それが狙いだったらいいのでしょうけど、まさか、そうではないでしょうし・・・。

★これ一冊で宮部みゆきに対する考え方が変わるわけではないので、それ以外の本をまた読んでみようと思います。

6月 17, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/26

となりのクレーマー

★先日、ラジオ(J-wave)を聞いていたら、ビジネス書の特集をしていて、その中で、この本を紹介していて「とても面白い本です」と言っているのを聞き、「確か私持っていたはず・・・」と、本棚に“積読”していたのを思い出したのです。

★確かに、面白い本でした。
あっという間に読み終わってしまいました。

★私個人が、クレーマーに悩まされたわけではなく、クレーマー対応の仕事をしているわけではないですが、日常生活でも応用できるなぁ~と思いながら感心するところも多々ありました。

★たとえば、大声でどなるような人がいた場合、感情的に受け止めると、「怖い」とか、「どうしよう」とか焦りが出てきますが、何より、落ち着いて冷静に受け止めることが大切で、そうすることで理性的に判断できると言われると、当たり前のことのようですが、つい、感情的な人には、感情的に受け止めてしまうので、注意しようと思ったのでした。

★それ以外にも、実在したクレーマーとのやりとりも面白く読めるので、ビジネス書という捉え方をしなくても読めると思います。

5月 26, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/25

あかね空

★今まで、時代小説って全く読む気が無かったのですが、なんだか急に読みたくなって、買い始めました。

★最初に出合った本がこれって、とても幸せだったような気がします。

★なぜ読む気がしないかと言えば、単純に日本史をあまり知らないからで(^^;)、時代劇もあまり見ないし、読んでもあまりイメージがわかないのです。

★でも、これは違いました。
すごくリアルにイメージが沸く本でした。

★江戸時代の下町にできた一軒の豆腐屋。
そこを舞台にした2代にわたる物語です。

★その豆腐屋家族には常にいろんな災いや幸せが降りかかるのです。
でも、そのたびに、家族で支えあって乗り越える姿が描かれているのです。

★舞台は江戸時代ですが、なんだか、現代に起きている出来事とあまり変わらないような感覚でのめり込み、一気に読んでしまいました。

★本当はとても愛し合っている家族なのですが、父も母も子供たちもそれをうまく表現できないために、いろいろな問題が起きてしまうのです。
口では恨み言を言っても、心では深く愛し合っている。
それが、ラストにすべて明らかになるのです。
最後はとても清々しい気分になりました。

★私のような時代小説が苦手な人にも十分楽しみながら読める本だと思います。
オススメです。

5月 25, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/05/21

チーム・バチスタの栄光(上)(下)

★マイ・ルールとして、「映画を観る前に原作を読むな」があります。
 自分の脳の中で展開する物語は、どんな映画よりも輝いていて(言いすぎだし・・・)、というのも、映画で実現できないようなことを実現できてしまうからだけど、映画を100%楽しむってことができないからです。

★理由は他にもあるのですが、今回は、その掟破りをして、原作を先に読んでしまいました。

★この本、映画がやけに騒がれていたので知りました。

★映画を観そびれたのですが、本屋に平積みされているのを見て、つい手にとり、“「このミス」大賞受賞作”の文字に躍らせれて買いました。

★いや~、おもしろかったっす。
あまりに面白くて、一気に読んでしまいました。

★バチスタ手術というのは、心臓肥大でありながら、心臓移植ができない患者に施術される手技で、高度な技術を必要とするものです。
舞台はそのバチスタ手術が有名な病院で、何件か続けて術中死が起きてしまい、それが事故なのか、故意によるものなのかを解明していくサスペンスなのです。

★作者は現役の医者です。
だから、その手術の緊迫感とか、病院内の人間関係とか、医者の出世欲とか、本当によく描けけているのですが、さらに面白いのが、下巻から登場する白鳥君なんです。

★この白鳥君、官庁のオエライお役人さんなのですが、キャラがとにかく面白い。
 とぼけているようでいて、先の先まで考えている人なのですよ。
 京極夏彦作品でいうと、榎木戸さんと、京極さんを足して2で割ったような感じです。
 (一部の人しかわからないけれど・・・)

★この白鳥君、病院内にはびこるいろんな憑き物(問題点)をどんどん落としていくんですよ。
 それこそ、京極堂のように。
 それで、最後の最後に、その手術が事故だったのか、故意だったのかが浮き彫りになってくるんです。
 そこへ至るまでがすっごくクール!で、私、ガツガツ読み込んでしまいました。

★日本でも、アメリカでも、医者が出世するには、いろんな論文書いたり、いろんな研究をしたりしなきゃいけないんですよね。
 でも、そこばかり見てると、つい、患者のことなんかおざなりになってしまうのですよ。
 そんなことばかりしていると、こんなことが起きますよ。
 という警告にも見えるあたりがまたクールです。
 それを、二人の医者が解決していくあたりにも、医者自身の自戒と、これからの医療界への予防線のようにも見えてきます。

★この小説のシリーズ、第二弾、第三弾があるようなので、近いうちにまた読んでみたいと思っております。

★本当に面白かったっす。

 

5月 21, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/22

4TEEN

★石田衣良の直木賞受賞作『4TEEN 』を読みました。

★登場人物は14歳の少年4人組。

★時には笑ったり、泣いたり(ほぼ号泣)しながら読みました。

★不思議なのは、大人が書いた本なのに、本当に中学生が書いたのではと思える生きた文章。
 そこへまた、DVとか、売春、過食症、出会い系サイト等など、十代が抱える社会問題がさりげな~く入ってくるのがいいのです。
 直木賞も納得です。

★これは、その4人が主人公のショートストーリーが何本かまとまって一冊の本になっています。
 中でも一番グッと来たのは、そのうちの一人の少年が抱える家庭内暴力の問題を描いた話です。
 その主人公の男の子の気持ちがすっごく良く分かるお話なんですよ。
 寝る前にこの本を読んでいたのですが、読み始めたら止まらず、その一章を泣きながら一気に読んでしまいました。

★それと、最後の章では、子供たちが自転車に乗って冒険にでるのですが、その景色も、そのときの子供たちのまぶしさも、手に取るように分かって、爽やかな風を感じました。

★舞台は東京の月島で、これまた、最近私が何回か訪れた土地で想像しやすかったのもポイントが高かったですね。

★最近の10代の人たちとは全く交流がないので(^^;)、これがリアルな10代なのかどうかは分からないけれtど、この小説が多くの人に支持されているってことは、いつの時代も10代が考えることってあまり変わらないってことかなぁと少し安心しました。

★10代の時の気持ちを忘れてしまった人にも、10代が楽しかった人にもオススメできる本です。

2月 22, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/13

マダム小林の優雅な生活

★マダム小林とは、女優の小林聡美さんのことです。

★私は、マダムでもなければ、優雅な生活もしていないので、羨ましい限りです。

★最近、彼女の書いたその羨ましいタイトルのエッセーを読んでいました。
 私の読んでいる本としては“移動時用”と“入浴時、就寝前用”の2冊があるのですが、これ、“移動時用”でした。

★そのチョイスを間違えました。
 面白すぎて、読みながら笑ってしまい、体が震えてしまうんです。
 移動中ってことは“電車train に乗ってる”ってことなんですよ。
 下を向いて本を読みながらクックと震える私・・・。
 きっと、隣の人は「コイツ変なやつだなぁ」と思われたことでしょう・・・coldsweats01
 ちょっと気分が沈みがちな人は読んでみるといいと思いますよ~good
 何より笑えますhappy01
 軽く読めますし、タイトルどおり優雅でのんびりとした気分になれますshine

★彼女の旦那さまの三谷幸喜ってちょっと普通じゃない感じがするじゃないですか。
 一般人と日常生活が違うような。
 でも、小林聡美も、旦那さまに負けてないのですよ。
 それがねぇ~、日常生活も想像を超えるコメディエンヌっぷりです。
 その彼女の日常が非常に笑えます。

★私、エッセーってあまり読まないのですが、彼女のエッセー気に入りました。
 他のエッセーも読んでみようと思っていますnote

2月 13, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/05

インストール

★最近、マイ読書ブームが起きていますbook
 (絵文字を使えるようになったので、とりあえず使ってみました)
 これって、1年に何回かやってくる波です。
 家にある本を適当に手にとって無性に読みたくなるブームです。

★電車trainの中では、ほとんど寝ているのでsleepy、あまり読めないのですがcoldsweats01、入浴中とか、寝る前とかに読んでいます。

★綿矢りさのこのデビュー作を読みました。

★彼女が、この本を読んだのは若干17歳sign02だそう。
 いや~、ボキャブラリーの豊富さに驚きです。
 だからといって、難しい言葉がずらずらと並んでいるわけではなく、普段使っている言葉で、何気ないことを表現するのがすごく上手な人なんです。
 自分でも、ブログを書いていて思うのですが、すごく簡単な言葉で表現できる日常的なことをいざ書こうと思っても、なかなか言葉が出てこなかったりして、うまく表現できなかったり、間違った表現をしてしまったりするんですよね。

★本当に言葉を使うのが上手な人なんだと感心しながら読みました。

★ここに描かれているのは、女子高生の「特に理由もなく、学校行くのが嫌になってしまった精神状態」です。
 良く分かるのですよ。
 友達関係や家庭に学校schoolに行きたくない程の不満があるわけでもなく、勉強pencilしたくないというわけでもなく、「メンドクサイなぁ」ってただそれだけ。
 私も、よく(もう時効なんで)学校サボって映画movie見に行ったりしてましたから・・・coldsweats01
 で、そんな自分がどれだけ親にとって失望の対象になってるかってことに後で気付いて凹んだりするんですよ。
 この本の主人公朝子は、映画ではなく、小学生の男の子とチャットpcのテレクラ嬢をして、お金を稼ぐようになります。
 とっても突飛な発想のようだけど、とても自然な流れでそこにいたるのが、また、彼女の巧さを感じるのです。

★その中で、主人公の女子高生が、学校サボってばっかじゃいけないなぁと思うまでの描写がすごく気に入りましたgood

★とても読みやすい本なので、興味のある人にはオススメです。

2月 5, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/01/30

照柿

★高村薫の本は割と好きです。
 とても女性とは思えないクールなタッチが好きです。

★主人公はたいてい男性ですが、外見はいつも骨太な感じでありながら、中身は繊細で弱さと強さを併せ持つ感じがかっこいいんです。
 もしかして、そんな男を主人公にしてしまうあたりが、女性的なのかもしれないですね。
 「こんな奴いね~よ」なんて声が聞こえそうです。

★この『照柿』には二人の男がでてきます。
 工場で管理責任者として働く達夫と、警視庁本部で働く雄一郎。
 二人はともに三十代半ばであり、ともに結婚はしたけれど、片や家庭は冷め切っており、片や既に離婚しています。

★実は二人にはある共通点があり、二人がであった瞬間から、悲劇が始まっていくというストーリーなんです。

★強く印象に残るのは『照柿』という言葉です。
 この“照柿”とは、色を表す言葉だそうで、燃え盛る炎の色であり、夕焼けの真っ赤な空の色でもあります。

★私にはその色が中年を目前にした30代半ばの男たちの上から照らす色のように見えました。
 上からは若いといわれ、下からはおっさん扱い。
 それなりにキャリアを積んできたけれど、人生に決して満足はしていない。
 しかし少しずつ日は暮れはじめいる・・・。
 最後に暴れてやろうかと思える照柿色。
 つねにストーリーのバックには赤々と燃える照柿色が見えました。

★さらに、二人の主人公が同世代だけに、心情的にもガッツリのめり込んで読んでいました。
 まぁ、二人とも、私なんかよりよっぽど立派な人生送っていますけど。
 そんな立派な人生を送っているような人の裏にも思い出したくない過去があり、日頃はそこに蓋をして何事もなかったかのように暮らしているけれど、ちょっとしたきっかけで蓋が開いてしまうと、パンドラの箱を開けたみたいに狂気が生まれてしまうのです。
 対照的な達夫と雄一郎。
 でも、一旦箱が空いてしまうと、それからの人生どちらも十字架を背負うはめになってしまう。
 最後まで心理描写を見逃せず、最後の最後までのめり込みました。

★読み応えのある本を読みたいときにオススメです。

1月 30, 2008 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/19

マネーの拳

なぜか、最近マンガがマイブームです。

小説は大好きなんですけど、急にマンガが読みたくなったんです。
仕事や生活のことでいろいろ考えなくちゃいけなくなった時に、漢字ギッシリで頭をフル回転させるより、ゆるやかにマンガを読みたい気分になったんだと思います。

何もマンガにしなくたって、ゆるやかな読書ってスタイルもあるんだと思うんですが、私の持っている本って、フル回転しなきゃいけないものが多くて、気軽に読めるって感じじゃないのばかりだったんです。
でも、寝る前にどうしても何か読みたかった。
それが、マンガだったんです。

マンガは中学時代まで熱心に読んでいたのですが、高校に入学してしばらく経ってから、急に読みたくなくなって捨てちゃったんです。

それ以来、読んだのは『バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (1)』(途中まで)、『のだめカンタービレ (1)』ぐらいで・・・。

何が良いのか分からないまま、本屋に行って何冊か買い、就寝前や入浴中に読み始めました。

そのうちの一つがこの、『マネーの拳 1 (1) (ビッグコミックス)』です。
なんだかいきなり男臭い感じがしますが・・・。
これを選んだのは、初心者にもビジネスが良く分かる本だと聞いたからなんです。

どうせ読むなら自分にプラスになるものを選びたいですよね

今のところ、第3巻まで読んだのですが、かなり面白いです。
世界チャンピオンのボクサーが、ボクシングを引退してからビジネスを始める話です。
一応、私も個人事業主ですので、「ほぉ」「なるほど」と思うことばかりですし、逆に、「そんなことじゃだめだ」と叱られているような気分になることもあります。

日頃、雑誌に連載されているマンガですから、当然のように毎回“壁”と“山”がやってきます。
その“壁”をどう破り、“山”をどう登るのか、自分的にシミュレーションしながら読んでいるのですが、私の考え方なんて、まるで“子ども”で、まだまだなんですよね。

先はまだまだ長いので、楽しみに読みたいと思います。

12月 19, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/01

のだめカンタービレ #19

なんか、最近、のだめの新刊が出る時期を感じるようになりました。
「そろそろ新刊でてるかな~☆」
と本屋に立ち寄ってみると、たいてい出ています。

早いもので、もう19巻なんですねぇ~。
なんか、久しぶりにゲラゲラ(;^▽^;)笑いながら読みました。
いいですね~、ほのぼのと温かい感じが。

久々登場の峰くんも嬉しかったです。

私、どこかで、“のだめ占い”をしたら、峰くんだったんですよね。
それ以来、私の最も親近感のわくキャラクターです。
まぁ、確かに私のキャラに近いかも・・・と思えるところが無きにしも非ず・・・。
のだめや千秋先輩のような天才肌ではなく、所詮ただの頑張り屋さんに納まりつつ、人情だけは人一倍みたいな(^^;)
いい奴でしょ~。峰くんって。

#20でもしばらく峰くんが登場しそうで楽しみです。

12月 1, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/30

トロイメライ

小学生から中学生ぐらいまでの頃は、マンガが大好きで、マンガばかり読んでいました。

高校に入学した頃、なんだかマンガを読むのが嫌になってしまって、全部捨ててしまいました(^^;)

それ以来、あまり年間に何冊かしか読まないのですが、最近、急にマンガが読みたくなりました。

なぜでしょう?
活字中毒か?と自分でも思えるぐらい、ギッチリ詰まった活字を読むのが好きなのに、最近は、マンガを欲しています。
おそらく、そのギッチリ詰まった活字とは少し距離をおきたい気分なのだしょう。

その時、私の部屋にあって、まだ読んでいないマンガは、この『トロイメライ』だけでした。

この本は読んだというより、すごく不思議な世界を体験したという感じでした。

ある一台のピアノを巡る物語です。
アフリカのカメルーンから始まり、第一次大戦ドイツを経てワールドカップが開催されている日本へ。

そんな題材自体、あまりマンガっぽくないですよね?
いろんな人が出てくるんです。
カメルーン人、イラン人、もちろん日本人も。

その国際的感覚が面白いし、一台のピアノを中心に世界が動くのがすごく面白い感覚でした。
その感覚が、“不思議な体験”という読後感につながるんだと思います。

このマンガを読んで、映画『レッド・バイオリン』を久しぶりに観たくなりました。
こちらは、バイオリンが世界を巡る物語です。
やはり、多くの人の手を渡り、悲しいことも、幸せなことも見てきたバイオリンの話です。
近々見直してみようかと思います。

なんでしょう。
長い間生きてきた“木”を使って作られた楽器は、木から楽器へと形を変え、生き続けているのでしょうか?
多くの人に愛され、奏でられ、音色を響かせながら、人を感動させるために生き続けている。
誰もが、そんなことを思うから、こうした物語が生まれるんだと思います。

肝心な『トロイメライ』という曲がどんな曲なのか分からないというのが、とても残念です。
トロイメライ』を知っていて、この映画のラストを読んだら、すごく感動できたんじゃないかと思います。
今度、機会があったらその『トロイメライ』を聞いてみようと思います。

11月 30, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/28

ビジネスマンのための「発見力」養成講座

30分バスに乗ろうとしていたとき、特に疲れているなんてこともなく、すごく本を読みたい心境なのに、その時に限って本を持っていなかったので、目の前にあった本屋のベストセラー本の中からこれを選んで読むことにしました。
このときは、小説よりもビジネス書が読みたかったみたい。

例えば、
コンビニのセブンイレブンのロゴ、最後のNは大文字ですか、小文字ですか?

と聞かれて、すぐに答えられますか?

ローソンのロゴマークってどんな形をしていて、なんと書いてありますか?

と聞かれて、すぐに答えられますか?

この本には、その、「いつも目にしているけれど気付かない小さなこと」に目を配りましょう。
ということが書かれています。
読んでいると、「世の中、気付いていないことばかりだ( ̄□ ̄;)」ということに気付かされ、自分の視野の狭さに気付いたのです。
まさに、目からウロコです。

しかし、日頃から、普段気にしないようなことに目を配るようにすることで、本当に気付くようになるのかという疑問は消えないまま。
何回かくり返し読まないと習慣にならないでしょうね。

ただ日常的に、目に付くものや、成功している企業、成功している人について分析したり、どうやったら成功するかとか、どうやったら効率的に作業できるかについて考えることが大切ってことはよく分かりました。

それにしても、それなりに勉強にはなったのですが、新書で1,000円ってのは、ちょっと高くないかな?

11月 28, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/17

Yahoo!GoogleでランクアップするためのSEO完全計画

最近、SEOの勉強をしています。

SEOとは、検索エンジンで検索したときに、自分のサイトを上位に表示させるような技術のことです。

最初、特殊な技術がいるんじゃないかと思ったんですよ。
で、あれこれ、調べてみるうちにそうでもないということが分かり、この本でいろいろ勉強してみました。

今さら・・・って話もあるんですが・・・。
なんで、もっと早く勉強しなかったんだろう・・・。

なんか、がんばれば結構上まで行きそうなこと書いてあるんですよ。
Webデザイナーだけでなく、そのサイトを保有している会社の努力も必要なんです。

しかし、Webデザイナーとして、
「SEO対策のために、ここはこうしましょう」
とか、お客さんにアドバイスできた方が、建設的でいいじゃないですか。

この本では、知ってることもありましたが、知らないこともあり、耳が痛いこともあり(^^;)
かなり勉強になりました。

もうしばらく、SEOの勉強を続けて、もう少し完璧にしようと思っています。

11月 17, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2007/11/09

オンライン図書館

電子書籍の無料オンライン図書館Flibというサイトをご存知ですか?

071109

オンラインで読書できるサイトです。

「本は印刷に限る。ネットで読むなんて言語道断!」
と、頑固オヤジのように思っていたのですが、実際に利用してみて、“ネットで本”のイメージが変わりました。

専用のプログラムをダウンロードしてから、読みたい本のタイトルをポチっとすると、インターネット画面に本がでてきます。

その本をクリックすると、「ぺりッ」って音がして、ページがめくれるんですよ。

字も大きくて読みやすく、本当に本を読んでいるような気分になります。
そのクオリティの高さにはまってしまって、ダウンロードしたその日に、2冊ぐらい読んでしまいました。

人気があるのは雑誌のようですが、私がはまったのは“小説コーナー”です。

夏目漱石とか、芥川竜之介とか、太宰治とか、その辺の近代日本文学が主です。
「あぁ、このタイトル聞いたことあるけど、読んでないなぁ~」
「これって、どんな本だっけ~??」
とかよくありますよね。
でも、図書館にはなかなか行けない・・・そんな時には、このオンライン図書館、かなり使えると思います。

個人的には、谷崎潤一郎とか、三島由紀夫とか入庫してくれるといいなぁと希望します。
いや~、しかし、この文章を全部入力している人、“あっぱれ”です。
読みながら、その入力者の苦労をばかり考えてしまいました。

オンライン図書館 Flib

11月 9, 2007 パソコン・インターネット, 読書 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/11/01

ソーシャル・ウェブ入門

Web2.0という言葉には、もう聞き飽きたという人もいるかもしれませんが、「Web2.0って何?」「Web2.0で実際何ができるのよ?」と思っている人にはオススメの本です。

例えば、Googleでは、検索だけでなく、スケジュール管理もフリーメールもブログも写真の保存も無料でできちゃいます。

mixiでは、友達を作ることもできますし、ブログで自分の意見を発信することもできます。

RSSリーダーを使えば、いつも購読しているブログをもっと簡単に楽しめます。

本書では、その「これからのWebへの参加の仕方」が初心者にも分かりやすく解説してあるのです。

Webはこれからますます“読むもの・見るもの”ではなく、“参加して、表現するメディア”に変化していきます。
個人的Webが社会的Web(ソーシャルウェブ)へと発展していくのです。

さすがに、私はWebデザイナーだと名乗って商売をしていますから、ここに書かれていることには、知っていることが多かったですが、アメリカや、シリコンバレーの現状については全く知らないばかりですので、勉強になることもたくさんありましたし、今後の参考にもなりました。

何より、この本は、写真が多く、字も大きいし、著者の文章も分かりやすく、とても読みやすくなっているのが、オススメのポイントです。

インターネットは、買い物する場所であり、ニュースをチェックするだけの場所でもいいと思います。
でも、この本を読んだら、「へぇ~」と思うことも多々あると思います。
「へぇ~」と思ったら、ブログをこっそり始めてみてもいいと思いますし、取りためた写真をクリップしてみてもいいと思います。

見ているだけよりも、参加する楽しさを知ることもあるかもしれません。

11月 1, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/17

生物と無生物のあいだ

Webデザイナーなんて職業に反して、農業大学出身なんです。
農学って生物必須的なイメージですが、私、高校時代からこの生物にまったく興味が持てなかったんです。

染色体、DNA、XX、XY・・・と聞いてもチンプンカンプン(@@)で、高1にして、挫折。
高2からの選択科目は、物理と化学でした。
(普通の女子は、物理と化学の方がチンプンカンプンだと言うけどね・・・)

なぜ、生物が苦手だったんでしょう?
なんかねぇ、なんだろう・・・
恐らく、次の展開が予測つかない曖昧な雰囲気が苦手だったんだと思う。
今だったら、その曖昧さも受け入れられると思うんだけど、当時は、
「白か黒かハッキリしてよ」
と思ったんでしょうね。


その点、化学や物理は、計算したり、実験したりすることで明確な結果が出る点がすごく好きでした。

だから、この本を手にするのもちょっと悩んだのです。
生物嫌いには理解できないんじゃないかなって。
ところが、この本の帯で絶賛している方々は生物の専門家ではないのが、
「読めるかも」
と思わせたので、読んでみました。

結局、読んでみて、すごく文章が読みやすく、分かりやすく書いてあり、生物オンチの私も熱中して読んでしまいました。


生物と無生物の違いは何か?
って考えたことありますか??

「自己複製するシステム」なんだって。

するとね、本当に人間の目では判断できないウィルスやら細菌やらってのが立派な生物であって、見事にこの世の中に寄生して一生懸命(かどうかは分からないけれど(^^;))生きてるってのが分かるんですよ。

いや~、
生物に無知な私には感動的でした。

目に見えない大きさのウィルスからしたら、人間の体は巨大な宇宙のようだなぁと思ったんです。
人間の体に入り込んで、寄生して、ひたすら侵略してる。
それに対し、人間はその侵略の方法についてひたすら顕微鏡を覗いて研究し、侵略されないように対策を立てたり、直接殺したりする。


そうするとね、考えてみたんですけど、エイズなんて、いまだにその生態がつかめていないんだから、映画の「エイリアン」とか「プレデター」みたいなもんですよ(そうか??)。
一つのウィルスを殺しても、仲間はどこかに潜んでいて、見えない形で次は形を変えてやってくる。

なんか、SF小説みたいでしょう?

あぁ、高校で生物の授業に出会う前にこの本を読んでいたら・・・
とつくづく思いましたよ。

お陰で、ちょっと生物のことが分かったような気がします。
人間という生物がこの世に存在していることが、本当に奇跡だと思いました。

10月 17, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/09/26

グーグル Google 既存のビジネスを破壊する

日本ではインターネットのホームページにYahoo!を設定している人がまだまだ圧倒的に多いですが、今後はGoogleの時代になるとよく聞くので、ちょっとGoogleについて勉強してみました。

しかし、この本、Googleのことばかりではなく、インターネット全体の動きについても書かれているし、なおかつ、読みやすいので、思った以上にスラスラと読んでしまいました。

ちなみに、私はスケジュール管理にGoogleを使っています。
頭の中にあるスケジュールをネット上で色つきで表現してみると、結構整理されます。
スケジュール管理ができない・・・なんて人にはオススメです。


また、このブログでアドセンスにもチャレンジしてみようと思ったのですが、諸事情につき却下・・・(ーー;)
その諸事情をクリアするのは難しそうなので、このブログでアドセンスをするのはあきらめようか・・・と考えています。

今後はフォトアルバムなんかもうまく使ってGoogleサーバーを外付けハードディスク代わりにするのもいいかも・・・。

便利な機能はほとんどが無料!という利点もあるので、ドンドン使って、時代の流れを感じてきたいと考えています。

9月 26, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/09/20

フリーダム・ライターズ 原作本

8月に『フリーダム・ライターズ』という映画を観た事をここでも紹介しましたが、あまりに映画に感動したので、その映画館で原作本を買ってしまい、記憶が温かいうちにその原作本を読んでしまいました。

この本は、ロスにある高校に通う生徒たちの日記です。

その学校では、アジア系、ラテン系、黒人、白人が通い、生徒たちは学校の中で人種対立があるだけでなく、学校の外でも人種対立に悩まされ、勉強どころか、ドラッグに溺れたり、家庭内暴力にあったりするような子供が大半でした。

そこへ、エリン・グルーウェルという先生が赴任して、生徒たちにこの日記を書かせるのです。

この日記を読んでいると、勉強なんて考えもしなかった子どもたちが、少しずつ成長して、大学を目指すようになる心の変化にグッときます。


この子たちが羨ましいのですよ。
そのエリン・グルーウェル先生が本当に真剣に子供たちのことを考えているんです。
そんな先生に会いたかったなぁとしみじみ思いました。

映画と同じぐらい感動したうえに、映画の続きも楽しめました。
映画を見ていない人にも、映画はこれからの人にもオススメの本です。

9月 20, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/23

ウェブ進化論-本当の大変化はこれから始まる

おぉ、いけません。
ブログの存在をすっかり忘れていました。

ありがたいことに、このところ、いろいろとお仕事させていただいていて、あちこち行って人にお会いしたり、気付いたら深夜なんてこともあります。

その移動の間に本を読んでいます。

あまりの暑さで風呂に入れないので・・・。
お風呂に入るときは、風呂でガーーーーっと汗をかきながら読んでいます。
まぁ、つまり、暇が苦手なんですよ。
暇があったら映画見るか、海外ドラマ見るか、本読むか寝るかです。
ボーーーーっとするのは苦手です。


このところ、webデザイナーらしく、このウェブ進化論を読んでいました。

「ちょっと難しいかも・・・」と思ったのですが、
さすがに、知っている世界のことが書いてあるだけに、なかなか面白く読めました。

そこで、分かったことですが、
「私がやっている仕事なんて、インターネットの世界じゃぁわずか数ミリ程度の表面的なことに過ぎない」ってことです。

自分でもこんなに置くが深くて、幅が広いことだなんて思っても無かったんです。

でも、ますます、インターネットの今後が楽しくなってきました。

googleなんて、「ネット上の仮想世界」を目指しているそうで、googleだけでなんでもできちゃうようになるらしいですよ。

まぁ、この頃の私なんて、外に買い物に行けなくても、買い物もできるし、食事食べに行きたければお店の予約もすぐできるし、お勉強もできるし、仕事もできちゃう。
本当にインターネットどっぷりなんです。

だから、この本に書かれていることがよぉく分かるのです。

インターネットをお仕事にしていなくても、「インターネットって何よ?」って興味のある方は読むと良く理解できると思います。

8月 23, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/16

美人画報ハイパー

美人画報第2弾です。

安野モヨコが痩せた理由が分かりました。
炭水化物ダイエットです。

正直、「あぁ、またか・・・」と思いました(ーー;)
最近、何を読んでも「炭水化物を減らせ」「飯を食うな」と言われ続け、ある意味、これは私へのメッセージだな(ーー;)と感じるのです。

白メシね好きなんだけどね・・・。

しかし、この本を読んでいて気付いたのが、「痩せたもん勝ち」ってことですよ。
「ヨガに1年半通っても体重減らない」だの「水飲んでも太る」だの愚痴こぼしたところで、そんなことは他人には全く関係ないことで、痩せなきゃ意味が無いのですよ。
痩せたからこそ、「こんな服が着たい」だの、「オシャレしたい」だの言えるんです。

今まであまり気にしていなかったんですが(気にしろって)、これからは成人病とか考えなきゃいけない歳だし(あぁ~うざい歳になってきたぁぁぁぁ)ちょっと、真剣に考えないといかんなぁって思うんです。

えぇ、えぇ、少しは考えますよ・・。

8月 16, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2007/08/15

「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55

題の通り、1日30分勉強しなさいという本です。
30分すればいいというのではなく、最低でも30分しなさいってことです。

読んでいる間は、フムフムと思いつつ、「なんかできそうじゃない」とか思うのですが、1日30分時間を作るのがいかに難しいかってことが良く分かります。

例えば、朝9時からキッチリ仕事して、夕方になったら飲みに行って帰ってきたら午前様だったなんて場合、頭の中にあるのは「明日のために早く寝たい」であって、「さぁ勉強しよう」ってことにはならないじゃない??
もちろん、毎日酒飲みに行っている訳ではないので(^^;)、そんな日が毎日って訳ではないけれど、毎日続けようと思っていた勉強が一日プチッと途切れてしまうと、次の日から「だらーーーーッ」としてしまうもんですよねぇ??(私だけ???)

この本では、三日坊主でいいから、途切れてもまた次の日から始めればいいと優しく言ってくれています。
そう。「あぁ昨日もやらなかなった」と思って、ダラッとしている時間があったら、また再出発しなさいってことなのです。
この本から引用すれば
・三日坊主も50回繰り返せば、年間150日分の勉強になる!

おっしゃるとおりですね。
かなり耳が痛いです。

この本を読んで以来、1日30分は難しい・・・と思いつつ、意識が少し変わってきたのは確かなのです。
例えば、バスに乗ったとき。
それまでは、なんとなく手すりにつかまって乗っていたバスですが、この本を読んで、
「このわずかな間にも時間(目標の30分)を稼ごう」と思い、本を片手に手すりにつかまったり、本を選ぶにも、
「少しでも自分に有益なもの」と、少し小説が減ったり・・・。
いや、小説が有益ではないと言っているのではなく、それよりも学ぶべきことがあるのではないか・・と考えたり。

また、この本がありがたいと思うのは、
「睡眠時間を削れ!」とは決して言っていなく、「疲れたら10分でも目を閉じて休んだ方がいい」というようなことが書いてあったことです。
これは、私も実際に実践していることでして、
ガッツリPCと向き合って、デザインを作り上げているときに、どうしても(ー”ー)ムムム~と煮詰まってしまうときがあって、そんなときは「寝てしまえ~」と横になり、30分ぐらい休憩し、目が覚めると別人になっている・・・なんてことが良くあるのですが、どうやらそれは悪くは無いらしいってことが書いてあったのです。

こんな急がなきゃいけないときに横になる私は怠け者じゃないか・・・と少し後ろ向きになることさえあったのです。
しかし、この本では、30分勉強したら、10分休憩しろと言っています。
横になって目を閉じることも必要だとも言っています。
ただし、1時間以上の睡眠は生活のリズムが崩れるので厳禁だそう。
それを読んで、なんだか少しホッとしました。

もちろん、それで、仕事に対して後ろ向きになって怠けグセになってはいけないですけどね~。
適度な休憩も必要だってことです。

30分という時間だって、そういった移動時間とか、休み時間とかを有効利用しろってことなんです。
どんなことがあっても、早起きだけは無理な私なので、酒を飲みに行く前になんとか時間を捻出する工夫をしようと思います。

8月 15, 2007 読書 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007/08/04

美人画報 安野モヨコ 著

あまりマンガは読まないので、漫画家の名前とかよく知らないのですが、「漫画家の安野モヨコはそうとうなダイエットに成功した!」という事実だけは知っていて、そのことには「なぬッ( ̄□ ̄;)」と言いつつ耳がダンボになり、この本が単行本だったころ、一回買おうかなぁ・・・と思いつつ、単行本で買うほどでも・・・とイマイチ手が遠のいていたのです。

しかし、「忙しいから・・・」と言い訳をしつつ、
“美”からすっかり縁遠くなってしまった今日この頃、
「そりゃ~イカンでしょう~」と思いつつも
“オシャレ”という言葉すら私から遠くへ逃げていき・・・。

そんな時、この本が本屋で平積みされていたんです。

「すぐに読めるなんか軽いもの」を求めていた私は、すぐ手に取ったのです。
この『美人画報』は、安野モヨコの『美人画報』シリーズの第1作目。

ダイエットのことにはあまりというか、ほとんど触れられておらず、その多くが“オシャレ”と“美”についてのお話。

「そっか、ダイエットはこの後なのか・・」
と、ちょっと肩透かしを食わされたものの、
「“美”について、日々考える」
つーことは大事なことなんじゃないだろか。
という気づきにはなったのです。

この頃、「美しいものを美しいと感じて愛でる」ことすら忘れちゃってたんじゃないかなぁって思うんですよ。
美術館に行ったり、映画館に行ったり、花を見たりね。
そんな小さなことから進めて、私も一歩前進したいなぁと思うのです。

8月 4, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/08/03

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

正直言って、あまりビジネス書とか興味なかったんですよ。

とはいえ、いくつか作品を制作させていただくようになって、ビジネスと無縁ではいられなくなってしまいまして・・・。

それで、手にしてみたのが、この山田 真哉 著「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」です。

他にも会計書にチャレンジしてみたものの、途中で挫折した経験があるので、ちょっと敬遠していたのですが、とてもビジネス書とは思えない売れゆきに、「これなら私でも読めるかも~」と思ったのです。
実際ねぇ、す~~ごく簡単に読めますよ。
お金が儲かる仕組みについて、ほんの少し分かったような気がします。

自分でもお金を使いながら、「これはキャッシュフローだな」とか、「この商売は原価がかかるな」とか考えるようになりました。
今まで、全く考えなかった私も不思議ですが(^‐^;)、一歩前進したような気がします。

この本の中には、会計以外のビジネスに関することもいろいろ書かれているのですが、中でも一番共感したのは、人脈のつくり方です。

「100人の人と薄っぺらい人脈を築くのではなく、100人の人脈を持つ一人の人としっかりとした人脈を築くべき」と著者は言っています。

私には、今後のことについて、いろいろとアドバイスしてくださる方が大勢いて、とても助かっているのですが、その中で、ある60代の会社経営者の方は、
「君たちの世代は、歳の離れた人たちと付き合おうとしないからダメなんだ」
と、ことあるごとに言われるのです。

その方は、私の作品を全く見ようともせず、
そうやって「ダメなんだ」と言うので、
つい、「そうかなぁ」と思いつつ、
「目上の方が言うことに間違いは無い」と、信じて
「そうですね。なるべく年齢関係なくお付き合いをしていきたいと思います」
と、アドバイスをありがたくいただくことにしていたんです。

しかし、私のしているwebデザイナーという仕事で、60代の人たちと積極的にお会いすることがどれだけ必要なんだろうか・・・

と、考えるんです。

それならば、ヘビーユーザーの世代である20代~30代の人脈の方が大事なんじゃないだろうか・・と思っていたんです。

そこへ、この本と出合い、
「本当に頼りにできる人や付き合いの長い友人たちと合う回数を増やした方が良い」と言われたので、「そうだよねぇ」と即、共感してしまいました。
「その友人たちの背景にある人脈とつながっていった方が、効率的」ともこの本では言っています。

今まで私に仕事をくれたのは、その60代の方ではなく(その方からお仕事をいただいたことは無い)、長い付き合いのある同世代の友人たちや先輩、後輩、彼らがが紹介してくれた方々だったからこそ、なおさら深くうなずいてしまいました。

あぁ、良かった。
私の方針は間違っていなかった。
と思った瞬間でした。

ビジネスや数学について、本当に気軽に考えさせられた本だったので、著者の本を他にも読んでみようかなと思っています。

8月 3, 2007 読書 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/06/20

のだめカンタービレ #18

昨日、のだめカンタービレの#18を買いました。

なんか、私らしくもなく『限定版』なんて言葉にのせられ、プリリンマスコット付きを買いました。

これ、使うんだろか・・。

070620_1704
使い方について、現在思案中・・

夜、寝る前に#17、#18と続けて読みました。
(前回、どんな話で終わったのか忘れてしまったので・・)

今回はすれ違う千秋先輩とのだめの巻でした。

あまりのすれ違いにのだめがかわいそうだなぁと感じたのですが、それより、みんな一生懸命音楽やってていいなぁと思ったのです。

私が一生懸命仕事をしていない訳じゃないんだけど、一生懸命な人ってすごく充実している空気を感じるのよね。
いや、マンガですけどね。
一生懸命な人を見ると、私もがんばらねば・・といつも思うのです。

早くも次が読みたいです。

「天使を手放しちゃダメ」という千秋ママが印象的でした。

“のだめ”つながりですが、←にのだめカンタービレブログパーツを付けました。

6月 20, 2007 読書 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/05/22

殺人の門 /東野 圭吾 著

世間では、「あの子は優等生だったのに」「あの人は普通の人だったのに」と言われる人が毎日のように殺人事件を起こしています。

では、その“普通の人”とは一体何なのか?

その人がその殺人に至るまでの出来事は一言では語れないのではないか・・。

そんなお話です。

主人公は田島といいます。

父は歯科医だったため、裕福な少年時代を過ごします。

しかし、彼が成長するにつれ、周りで不幸が起きます。
祖母の死、父と母の離婚、一家離散・・・。

その節目節目で彼に影響を与える同級生がいます。
影響と言っても、良い影響はほとんどなく、悪い影響ばかりなのが問題なのです。
彼の名は倉持といい、小学生の時からの友人です。

ここでは、田島が成長していく様が描かれています。

読み始めは、読み進めるのが嫌になるぐらい暗かったのです。

あぁ暗いなぁ・・と思いつつも、田島の不幸の不幸の行く末が気になってしまう。
人の“縁”に良縁があれば、悪縁もあるわけで、田島にとって倉持という幼なじみは、悪縁であり、疫病神。
「悪縁を断ち切って、一から出直せよ」と思いながら読み進めていました。

大人になってからも田島の不幸は続くのですが、その裏には常に倉持がおり、田島自身、そのことに気付きつつも倉持を切り捨てることができないのです。
第三者として読み進めていると、「あぁなんで切れないんだ」「ばかだなぁ」と思ってしまうのですが、田島の中には倉持を捨てきれない深い理由があるように思えるのです。

その理由こそが、この東野圭吾の構成の上手さなのですが、田島の家族は幼い頃に一家離散していて、家族の温かみを知らない。
そんな田島にとって、幼い頃から知っている倉持という人間は家族も同然なのです。

それゆえに、田島からすると近親憎悪のような感情が倉持に対してあり、切り捨てようにも切り捨てられない深い縁があるのです。

もちろん、田島自身にも問題があります。
田島という人は、非常に他人に影響されやすいという一面を持っています。
噂話に一喜一憂し、口のうまい倉持が語るおいしい話に耳を傾け、優しくしてくれる女性の本質を見ようとしない。
心の中は隙だらけだからこそ、疫病神ような人間につけこまれてしまうのです。

でも、誰だってそんな一面があるじゃないですか。
つまり、田島という人間は、特別な人間ではなく、普通の小市民なのです。

そんな田島が、ラストに“衝動的に殺意を抱く”のですが、彼が“普通の人”だからこそ、その気持ちを察することができるような気がします。

きっと、実際にこの本に描かれているような事件が起きれば、
「無職青年、友人を殺害」
「加害者は近所でも特に目立たない存在」
「幼い頃に一家離散したことが精神面に影響か・・」
なんて分析されることでしょう。
確かにそれも事件のリアルな一面かもしれないけれど、その本質はもっと深い・・

「殺人の門」は意外と身近にあるのかもしれません・・・。

その“普通の人が抱く殺意”の結末が知りたい人にはオススメです。

5月 22, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/05/07

心に木を育てよう 「緑の環境立国」宣言

私がやっている小さいこと。

例えば、マイバッグを持ち歩き、「袋入りません」と言い、たまに「え?」なんて顔されて、夏はクーラーを我慢して汗かきすぎて熱中症になったり(ーー;)、冬は部屋をあまり暖めず、安いフリースのひざ掛けで我慢したり、ペットボトルを捨てるときは身包みはがしてきれいに洗って捨てたり・・・

そんな小さいことをコツコツやっても、40~50年後には地球の奥深くに貯蔵されている石油が枯渇して、石油に依存して生活している先進国がその残り少ない貴重な石油を奪い合い、結局「ターミネーター」や「マトリックス」のように地球が滅んでいき、石油に依存することなく生活しているアフリカのアマゾンの原住民だけが、今までどおり暮らしていけるのではないか・・・

その頃、70か80になっている私は、「あぁ、昔の日本は美しかった・・」なんて遺言を残して死んでいくのではないか・・・

なんてことを、この頃よく思うのです。

そこで、この本のお知らせがamazonから届き、他にも読みたい本はいっぱいあったのだけれど、この本を即買いをして読んだのです。

―ホッとしたことが一つ。

自分の未来、及び地球の将来について、ついネガティブな発想をしてしまうのは、私だけではない。

―やっぱりと思ったことが二つ

今すぐにでも、多くの人が私のようにコツコツ小さな運動―せめて、ゴミ袋を減らそう運動だけでも―始めるべき。

日本の森を守るには、日本の木材をもっと使うこと。

―私に今すぐできること

今までやってきたことをあきらめずに続けること。

ネガティブにならず、積極的に取り組むこと。

この本をブログで紹介すること・・。

私の言っていることが、なんのこっちゃ分からず、その上、環境問題って何?ぐらいの興味がある人には、是非、この本を読んでいただきたい。

環境問題にとりくむことの大切さや、森の素晴らしさについて書いてあります。

今年も、温暖化が進んで、あり得ない暑さの夏が来る前に読んでみてください。

5月 7, 2007 読書 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/04/24

憲法九条を世界遺産に

久々にブログを整理したら、迷惑トラックバックがゴッソリたまっていてうんざりしました(ーー;)
全く、迷惑な話です。

今日のお題は、『憲法九条を世界遺産に』です。

憲法といえば、中学生の頃(だったと思う)、公民の授業で前文を丸暗記させられてかなり嫌な記憶があります。

そのため、憲法九条と言えば、“戦争放棄”のイメージしかなく、詳しく読んだことがありません。
太田光が好きなこともあって、この本読んだら、憲法九条にどんなことが書いてあるのか良く分かるかと思っていたんです。

しかし、そこには大きな間違いがありました。
この本は、その憲法九条を読んで理解した上で、読む本のような気がしました。

なぜなら、まぁ、当然なんですけど、「なぜ、憲法九条が必要なのか」について、太田光と中沢新一が語っている本であり、「憲法九条とはどういうものか」について語っている本ではないのです。

そのため、この“憲法九条について良く知らない”という“それ以前の問題”であるこの私には、???なところが沢山ありました。

でも、太田光という人がきわめて平和主義なロマンチストであることが良く分かりました。
それに、中沢新一という先生がとっても博識だってことも良く分かりました。

私に理解できたのはその程度であり、「戦争を放棄する」と堂々と宣言しちゃう憲法ってすごいなってことぐらいしか分かりません。
それに、太田光の読書量にかなり刺激されました。
それが、この本を読んだ私の収穫です。

4月 24, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/04/08

号泣する準備はできていた

江國香織を読んだのは随分久しぶりで、「冷静と情熱の間」以来。

これは、直木賞を受賞したらしいので、読んでみた。

基本的に、短編集というのはあまり好きなじゃないので、めったに読まないけれど、これは良かった。

良かったというかねぇ・・、閉じていた扉を一つずつ鍵でこじ開けるような感覚だったのね。

というのも、短編は全部で12編。
どれも女性が主人公であり、日常の一部をきれいに切り取ってそのときの心情を小説化しているのね。
だから、どの話にも少しひっかかることあり、うらやましいなと思うことあり、あぁ思い出したくねぇ・・と嘆くことあり・・。

その丸裸にされた心情が良いのね。

印象に残っているセンテンスがある。
「私は独身女のように自由で、既婚女のように孤独だ」
この一文は、『洋一も来られればよかったのにね』というタイトルの短編の冒頭にあるの。
それだけでね、既婚女のように孤独??と思って、ググッと入り込んでしまうわけ。
この女性は、既婚者で、最近愛人と別れたばかりなの。
それで、こんな独白が入ってくるの。

まぁ、もちろん、私は結婚しているわけではないので、その孤独のあり様がよく理解できていないのかもしれないこけれど、“大勢の他人といる孤独”をなぜか常に感じているので、つい、ストーンとはまってしまったのね。

その短編にも、その心の奥底に入ってくるようなお話ばかりで、かなり楽しめたっす。

心の扉を開く準備ができている人にオススメの一冊。

4月 8, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/25

快適Webクリエイター生活

「フリーのWebデザイナーです」と宣言し始めてからもうすぐ3年になります。

しかし、「フリーでがんばろう!」と思って始めたのではなく、それまで制作会社で働いていた訳でもなく、実務経験が無かったのに、基礎をスクールで勉強したというだけで、なんとなくフリーになってしまい、今でもなんとなく続けていけてるのだから不思議です。

まぁ、その分、フリーで仕事をするという覚悟ができていなかったので、毎日のように戸惑ったり、悩んだり、失敗したりしています。

今年に入ってから、ようやく売り上げも上がり始めているし、私自身もこの仕事を続けていこうという気構えができたところなので、もうちょっとがんばってみようかな・・と今後の計画を立て始めているところです。

そんな私にぴったりの本がこれでした。

私のように未経験の人がWebデザイナーになって、どうやって生活しているのかが書かれています。

これを読みつつ、おぉ気持ち分かる。
フムフムそんなことあるよねぇ。
そうか、こうすればいいのかぁ。

と思うことしばしばでした。


読み終わって、もっとも私が安心したのは、「私のやり方は間違っていなかった」と思えたことです。
私の普段の生活も、お客様との仕事のしかたも、周りの人との接し方も、自信を持ってこのまま続けていけば大丈夫と思えたことが、心強かったのです。

大学を卒業して以来、残念ながら仕事を辞めざるを得ない状況になってしまったこともあったし、ちょっとつらい状況になると、この仕事やめてしまおう・・と思ったことも何度もありました。
でも、このWebデザイナーという仕事を始めてから、どんなに大きな失敗をしても、どんなにつらいことに出会っても、辞めようと思ったことは一度もないのです。
3年経ってようやく、この仕事はもしかして、自分にあってるのかもしれないなぁ・・・
と思うようになりました。

これからも、そんな思いが続くようにがんばって仕事をしていこうと思います。

3月 25, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/03/22

博士の愛した数式

久しぶりに、本を読んで泣いたのです。

主人公である私は、シングルウーマンであり、家政婦をして小学生の一人息子を育てています。

そんな私が担当になったのは、元数学博士。
実は、その博士の記憶は80分しかもたないのです。

それは、翌日になると全ての記憶がリセットされているということなのです。
そのため、博士の上着には、忘れてはならない事柄を書きとめてあるメモがぎっしりと貼られているのです。
あるとき、博士の提案(ほぼ強制的に)で、「子どもは親と離れてはいけない」という理由から、主人公の息子の学校が終わるとすぐに、博士の家へ帰るようにします。
博士は、彼にルートというあだ名をつけます。
そこから、ルートと博士の交流が始まるのです。

決して、泣かせようとしている小説ではないのです。
読んでいると、心が温かくなってくるのです。
春のポカポカとした穏やかな陽だまりの中、やわらかい空気に包まれているような気分になるお話なのです。

なぜなら、主人公の私も、その息子のルートも、その親子が敬愛する博士もみんなとても心が美しい人たちなんです。
そんな人たちが、縁あって巡りあい、擬似家族のような生活を送り始め、時にはドキドキしたり、笑ったり、腹が立ったりする姿を見ているだけで、なんだか穏やかな気分になるんです。

そんな温かい話だったら、泣く必要はないでしょう。ねぇ。
悲しいから泣くのではなく、彼らの心の交流がとても美しくて泣いてしまうんです。
父親を知らず、ちょっと頼りない博士に対し、父に対するような親近感を抱いていた主人公の私も、ちょっと生意気だけれど(^^;)、父も祖父知らないルートにとって、本当に信頼できる友人としての博士。
やりきれない秘密を抱えながら偏屈になってしまった義姉。
彼らが楽しそうにしている姿を思い浮かべながら、グスグス泣いてしまったんです。

「博士が、私たちを記憶することは永遠にない」

それでもいいのです、私たちが博士を記憶すればいいのです。
ちょっと陳腐な言い方をしてしまえば、そこに無償の愛があるんですね。

あぁ、本当にいい本でした。

これ、映画は見ていないのですが、めずらしくキャスティングに成功していると思いました。
寺尾聡に、深津絵里だなんて、読みながらピッタリだと思ったので、ちょっと映画を見てみようなかなぁ・・・と考え中です。

3月 22, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/03/12

世界の日本人ジョーク集

これ、王様のブランチの読書コーナーで紹介されていたです。

面白そうだなぁと思って買って読んでみました。

海外で話されている、日本人をネタにしたジョークばかりを集めたものです。
チクっとくるイヤミも含め、日本人がどんな風に見られているかが良く分かります。

例えば、ちょっと紹介させてもらうと・・・

●レストランにて
 ドイツ人と日本人とイタリア人が一緒に食事へ行った。食後、三人はそれぞれこう考えていた。
 ドイツ人は割り勘にするといくらになるか考えていた。
 日本人は三人分払うといくらか考えていた。
 イタリア人はおごってくれた人になんと礼を言うか考えていた。

これって、もし、自分がその立場だったら、三人だったらいくらだろう・・・って普通に考えそうだから怖い・・(ーー;)
海外じゃ、これがギャグになるんだから、日本人は金持ちだって思われてるんだなぁ・・ってつくづく思ったよ。

金持ちネタだけじゃなく、勤勉ネタ、マンガや政治にいたるまで、いろいろな日本人像がでてきてなかなか面白いのです。
バスの中で読んでいて、何度、クスっと笑いそうになったことか・・・。

外国人から見て、日本人ってどんな風にみえるんだろう・・・って思っている人にはオススメの一冊。

3月 12, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/08

オシムの言葉

このところ、この本を読んでいました。
オシムが日本代表監督になる前、ジェフ市原の監督になるまでと、監督になってからのオシムについて描かれています。

いや~、実を言えば、私俊輔のいない日本代表サッカーにはあまり興味なかったのですよ。
で、このオシムは「ファンタジスタは私のチームにはいらない」と公言していたので、「試合見ないかも・・」と正直思っていたのですよ。

しかし、この本を読んで考えが180度ぐらい変わりました。
俊輔がいようがいまいが、このオシムが監督するチームのサッカーを見たい!と思ったです。


オシムという人の祖国は旧ユーゴスラビア、現ボスニアです。
90年代前半の民族闘争による内戦時、オシムはユーゴの代表監督をしていました。
あの日本にもいたストイコビッチが全盛期の時です。
他民族同士、憎しみ合い、内戦をしていたというだけで、その代表監督をする大変さを感じずにはいられないのですが、彼はさらに不幸なことに、奥様と2年半も離ればなれになってしまったのです。
常に、死の恐怖を感じる日々だったに違いないと思いながら読んでいました。

それでも、オシムはサッカーを続けたのです。

どんな過酷な日々だったのか、気になった人は是非、読んで欲しい本です。
サッカーを知らなくても十分理解できる内容になっています。

オシムは、ユーゴをWカップで準決勝まで導き、クラブチームをCLの決勝リーグに導き、多くのビッグチーム(たとえばレアルマドリッド)からオファーを受けたそうです。
そんな優秀な監督のオシムがなぜ日本にいるのか、それは、監督へオファーを出した数々のチームの中でジェフのGMだけが直接オシムに会って交渉したからだそうです。
そういう、縁を大切にする彼がこの平和な日本にいて、しかも代表監督をしていることに人生の面白さを感じています。
今後、日本のA代表のサッカーがどんな風に変わっていくのかもとても楽しみです。

3月 8, 2007 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/02

13階段

本屋にふらっと立ち寄って、読みたいなぁと思った本はまとめ買いします。
で、本棚に平積みしておいて、上から適当に取って読んでいます。
これも、以前から読みたいなぁ・・・と思って買ってあったのです。

この『13階段』とは、冤罪(えんざい)についてのお話です。
以前、反町主演で映画化もされました。

ある死刑囚がいます。
彼は、二人の人間を惨殺したという状況証拠が全て揃ったために死刑宣告されました。
しかし、唯一の問題点は彼が事件直後に事故に遭い、全ての記憶をなくしてしまっていることです。
そのために、正義感の強い一人の看守がある匿名の人物からその記憶を無くした死刑囚の罪を晴らすために、事件の真相をさぐるよう雇われます。
その看守が選んだパートナーは、彼が10年刑務所で共に過ごしてきた受刑者だったのです。

そして、親子ほど歳の離れた看守と受刑者が、事件の真相を探り始めます。
唯一の手がかりは、その死刑囚の「階段を登っていた」という唯一の事件当時の記憶・・

タイトルにもある13階段とは、死刑台に上る階段の数を示しています。
実際には、階段など登らないのですが、欧米ではよく死刑台を13階段としめすことがあります。
13を不吉な数字にとらえるのも欧米の習慣だし。

この小説では、その13階段と、裁判所で死刑宣告を受けてから、実際に死刑を受けるまでに官庁で経なければならない審議の数をつなげています。
ちょうど死刑までに13回書類に印鑑を押さないと死刑にならないそうです。
それを13ステップととらえれば、死刑台の13階段とつながります。

著者・高野和明は、ところどころで、その欧米的感覚を織り交ぜてきます。
どうも、アメリカで映画について学んだことがあるようで、そこからきているみたいです。
読んでいる途中でいきなり、「いいニュースと悪いニュースがあるけど、どっちから聞きたい?」
なんてセリフが入ってくるので、日本人らしくないなぁと思ったのです。
どうやら、そういうことらしいです。
死刑について、正しいのかそうでないかをつきつけてくるあたりも、欧米的感覚が非常に強いと感じました。

そんな著者だからこそ、話はエンターテイメント色が濃厚。
最後まで、その時何が起きたのか真相がつかめない展開は、なかなか飽きさせません。
一瞬Aと思わせてBとくるどんでん返しも映画的感覚に溢れています。

その上、読みながら「死刑は本当に必要なのか・・」と考えさせる一面もあるのです。

しかし、私だったらそこは反町とはいかず、藤原竜也(ちょっと若すぎるかも・・)か松山ケンイチあたりで映画化して欲しいものです。
映画はあまり見る気がしません・・(ーー;)

3月 2, 2007 読書 | | コメント (3) | トラックバック (1)

2006/09/16

スピリチュアル生活12ヵ月

←の「最近読んだ本」でも紹介しているけど、この2週間弱で江原啓之さんの本を3冊も読んでしまった・・・。

よっぽど“癒し”を欲しがっていたんだろうなぁ・・・

実際、多くの癒しをいただき、精神的にかなり救われる本ばかりで、読む前よりも前向きに生きられるような気がしてるのだから不思議。

特に、この『スピリチュアル生活12ヵ月』で面白いのは、オーラの色と、前世の性別、前世の生き様と、現世での性格判断がチャート式で分かるところ。
ちなみに、私はオーラの色は“青”、前世は“男”(笑)で、前世では中年期に看取られて亡くなったそう・・・。
総合的に私の性格は『芯が強く、バランスが取れ、“些細なことは気にしない”』だそうで。
これが、ピッタリとはまっていて笑えるんだよね(^^;)

さらには、『ワーカホリック(仕事中毒)なキャリアウーマンで、気がつくといき遅れたお局様的存在になっていることも少なくありません・・・』だと。

さらにさらに、『年配者や年下の男性からは人気があるのですが、色気よりも仕事中心な態度を取りがちなために、同世代の男性からはあまりもてません』だってぇ。
核心を突きすぎなので、あえてノーコメントで(ーー;)

もう、自分で目を丸くしたよ(@@)
なぜ、赤の他人にそこまで見透かされなければいけないんですかぁぁぁ。
というぐらい当たってる。

誤解をまねいちゃいけないので、訂正しておきますが、私は決してキャリアウーマンではありません。

でも、ですねぇ、近頃、今の仕事をどう進めていけばいいんだろう・・・ということに、頭を悩ませていたところにこの本を取ったのです、そしたら、ズバリ『ワーカホリックです』と言われちゃったんだからね~(^^;)
もう、バレバレ。

バランスは、日頃からとっても気にしていて、例えば、映画だったら、ハリウッド映画を見たら、次の日は、韓国映画、その次の日は日本映画とか、ホラーを見たら、アクションを見て、次にはラブロマンスとか・・、読書だったら、小説を読んだら、ノンフィクションを読んでとか、日本文学を読んだら、海外文学を読んで・・とか・・・、「このジャンルしか興味ない~!!」ってのは、バランスが崩れるみたいですごく怖かったの。
もう、正に、おっしゃる通りです。

オーラカラーの青は冷静沈着を示すらしいし、前世が男ってのも、すごぉくうなずけるので、なんだか、侮れないなぁ。

自分の前世やオーラカラーが気になる方は、是非、この本を読んで試してみることをオススメします。
今まで、前世やオーラを信じられなかった人も、信じる気になるかも。

9月 16, 2006 読書 | | コメント (2) | トラックバック (2)

2006/08/07

ダ・ヴィンチ・コード 原作本

映画を観るにあたって、その映画に原作がある場合、原作を先に読むか、映画を先に観るかって話がよく議論されると思うけど、私は断然、映画が先派。

だいたい原作を先に読んでおかないと理解できない映画なんてものは、映画として成立していないんじゃないかってのが私の考え方。
映画と原作はそれぞれ独立したものとして考えたいのだね。

映画は、先入観無しに観たいから、ほとんどストーリーは仕入れない。
だから、原作も読まない。
原作を偶然先に読んでしまった場合、大抵はがっかりして帰ってくることも多いし。
想像と違うんだよねぇ~。ってことになってしまって。

で、映画が終わってから原作を読むと、キャスティングが既にできている訳だから非常に読みやすい。

ただし、原作を非常に楽しみにしている人には、これはオススメしない。
頭の中で自由にキャスティングする楽しみが無くなるからね。

で、その私の法則にしたがって、映画を観た後に、このダ・ヴィンチ・コードを読み始めた。

そうすると、あの映画は、なるほどロン・ハワード印の演出になっている訳なのね。

小難しい解説はバンバン飛ばして、アクションを派手に。
誰が見ても、ちゃ~んと理解できるように脚色されてる。

ただ・・・、ラストを変更するのはいかがなものでしょう??
原作どおりにすると、明らかにトム・ハンクスではキャスティングミスになっちゃうからじゃないのぉ?
まぁ、ラストのことなので多くは語りませんが・・・。

私としては、原作の方が面白かったな。
意外と、映画も面白かったのよ。
トム・ハンクスがかなり笑えるロン毛だったってことを抜きにしても(笑)

原作では、著者のダン・ブラウンが明らかにキリスト教に対してケンカ売ってるのが映画より鮮明に分かるのよね。
それに、本当に細かいことまでよく調べてる。
映画よりもその緻密さが伝わってくるのね。
キリスト教を巡るいろんな出来事について、かなり疎いと思われる私でも、最後まですんなり読めてしまうあたりがまたすごいのね。
これは、ダン・ブラウンの他の作品も読んでみたいけど、しばらくはいろいろと映画化されるだろうから、それを待ってからにしようかな。

(上)(中)(下)と三冊あるけれど、できる限りわかりやすい言葉で翻訳されているし、小説に出てくるダ・ヴィンチの作品は、文庫本にもちゃんと写真がついているので、じっくり見ながら登場人物と一緒に考えることもできる。
夏休み、本を読みたくなった人にオススメ。

8月 7, 2006 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/06/23

砂のクロニクル(上)(下) 船戸与一・著

イラクやイスラエルでは悲惨な状況が続いているけれど、家族に政治家や自衛隊員、石油関係の商社マンを持たない日本人には、一見他人事のように見える。
でも、たまに「日本人と思われる遺体が戦闘地域で見つかりました・・」というニュースが流れ、それが元自衛隊員の傭兵だったり、外人部隊だったりすると、いつも船戸与一を思い出す。
彼の小説を読むたびに、「こんな日本人はいるのかなぁ・・」と疑問に思っていて、ニュースで実際に傭兵として戦う日本人がいることが分かると、「あぁやっぱりいるんだぁ・・」と、彼の小説のリアリティを実感する。

その“こんな日本人”とは、自ら望んで戦地に向かい、外国人たちに紛れて紛争地帯で戦い、決して日本でのんびり暮らそうとは考えない人たち。

今回の、この“砂のクロニクル”にも2人の日本人が出てくる。
二人とも、現地での名前をハジという。
一人はゲリラに潜入して戦地で戦える兵士を養成し、一人はゲリラに武器を横流しする武器商人。
その二人が偶然イランで出会うとき、そこは、多くの命を奪う戦地となる。


そんな状況にあっても、二人は決して日本に帰りたいなんて思わない。
彼らは、骨の髄まで戦士になりきり、戦地で死ぬことを心の奥底で願い、死んでいく。
その生き様の壮絶さは、ぬるま湯につかって生活している私の想像を絶するものだった。

それだけじゃない。
イランという国の複雑さも始めて知った。
山岳地帯に身を寄せ合い、いつか独立できることを願い続け暮らしているクルド人たち、権力争いで常に政情が不安定なアラブ人たち、そのアラブ人に飼い犬のように慣らされているアゼリ人たち、少数ながら結束力の固いゾロアスター教徒たちに、イランに経済的な活路を見出そうとするロシア人たち・・。
これは、ロシアがまだソヴィエト連邦と名乗っていた時代の小説なので、リアルな現実ではないかもしれないけれど、先日トルコで起きた飛行場火災でクルド人ゲリラが犯行声明を出したと聞くと、全くの過去でもないなと思うし、「イラクの次はイラン」と堂々と宣言するアメリカがここへ入ってくると、これ以上現実は複雑になるんじゃないかとも思う。

クロニクルとは、年代記のこと。
二人の日本人の生き様にあわせて、変わりゆくイランの姿を小説にしたこの作品。
イランについて、その他民族性について、何の知識も無く骨太の社会派アクション映画を見るように一気に読めてしまうところが、この小説のすごいところ。
興味がある人には、是非、読んで欲しい一冊。

6月 23, 2006 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/03/14

さらば、愛しき鉤爪

いや~、この本は非常に面白い。
と、いいつつ読み終わったのは1週間前のできごと。
感想書くのをすっかり忘れてしまっていて・・(ーー;)

主役は探偵。
一見、普通の人間。
でも、中身は恐竜・・・。
そんなお話なのよ。
映画で言えば、MIB(メン・イン・ブラック)の恐竜版って感じかな。
世の中に対してシニカルな感じもMIBに似てる。
帯には「恐竜ハードボイルド」って書いてあるよ。

ハードボイルドだからなのかよくわからないけど、主役のヴィンセント・ルビオはボギーに似てるらしい。
でも、ハードボイルドって言っても、常にクールなわけじゃなく(ルビオ本人はいたってクールなつもりだけどね)、コメディ満載なので、クスクス笑いながら楽しめるのよ。

恐竜ってどういうことよ?
って、まぁ、普通に思うよね。
それを知りたい人は、私の感想なんか読む前にこの本を読んで欲しいけど、絶滅したと思われていた恐竜が何千年って進化を経て、人間サイズになって生きてるのね、で、日頃は人間のスーツをかぶって生活しているわけよ。
そのね~、アイディアの勝利よね。

今回の事件は、ルビオの相棒(もちろん、恐竜ね)が謎の死をとげていて、その死の謎を探る物語。
でっさぁ、どうやって恐竜は人間に自分が恐竜だとばれないかってことが、非常に上手に描かれているのね。
読んでいるうちに、自分の日常生活でも「この人は絶対に異星人だ!」と思うことってあるじゃない?
そういうときに、「こいつは絶対恐竜だ」って思えば、気が楽になるのさ。
「あぁ、恐竜だから話が通じないんだ」とかね。
逆に、恐竜たちは、人間のことをバカにしてるのよ。
「ジェラシック・パーク」なんて、ボロクソだしね。

「ジェラシック・パーク」のことをバカにしているくせに、時にお話はSFチックになる。
恐竜 vs.恐竜 の「ジュラシック・パーク」顔負けの格闘とか、恐竜と人間の間に芽生える恋とかね。
もう、とっても荒唐無稽なお話なんだけどね、作者・エリック・ガルシアと訳者・酒井昭伸が作り出した語り口の助けもあってすごく面白いの。
その、エンターテイメント溢れる描写を読んでいると、この人(作者)は、映画好きなんじゃないかってちらっと思ったり。
アメリカのエンターテイメント界では、彼が重宝がられているらしく、ニコラス・ケイジ主演の映画『マッチスティック・メン』は、彼の原作らしい。
あの、世界一神経質な男(『マッチスティック・メン』)と世界一奇妙キテレツな探偵(鉤爪シリーズ)を創造したのが、同じ人なんだからね~、面白いよね~。
この調子で、エリック・ガルシアは、今後も面白いキャラクターを生み出すんじゃないだろうか。
ちょっと注目したい作家さんね。

恐竜だけど、人間臭いそんなルビオに思わず惚れる恐竜ハードボイルド。

一風変わった探偵小説を読んでみたい人にオススメの一冊

3月 14, 2006 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/02/18

森の自然学校

ちょっと前に、J-WAVEを聞いていたら、この本の著者である稲本 正氏が出演していて、トヨタ白川郷自然学校の話をしたんだよね。

そのときに、この稲本さんの話がかなり興味深かったので、この本を買ってみたの。

内容は、自然と人間が共存するための知恵のような話で、実際、稲本さんはどんな活動をされているのかまでが書かれてる。
10年ぐらい前に書かれたものみたいなんだけど、今ここで書かれてることが本当に身近で起きていることばかりで、かなり興味深いの。
読んでいて、「ふ~ん。なるほどぉ」と思うことも多々ありまして、いろいろ考えさせられることばかりなのでした。

例えば、木造住宅の建て方とか、森の手入れの仕方とか、都会で見られる自然のあり方とか・・。
一番、心に残ったのは、ドングリを植えて、木を育てようって話。
ドングリって、植えると芽が出てくるんだって。
なんかね、そう言われれば当たり前のことなんだけどさぁ、どうも、あのドングリから芽が出るなんて、あまり想像つかなくってね、妙に関心してしまって (^^;)
そのドングリを、都会に住んでいる人が家の庭やベランダで2~3年間育てて、山に植林しましょうって話だったの。

確かに、最近、サルが都会で迷ってるとか、クマが民家を襲うって話をよく聞くけれど、それは、山に実のなる木が少なくなったことも大きな原因の一つ。
そこで、手入れがされていないような森やはげ山に照葉樹を植林することで森を再生した場合、その木に実がなれば動物たちも戻っていくのではないか・・。
かなり、希望が入った観測だけどね。

そんなことを考えながら、この本を読んで、私も何か活動しなくちゃなぁ・・・。
としみじみ思う。

さて、私に何ができるか・・・。じっくり考えたいと思う。


125×125

2月 18, 2006 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/02/13

99%の誘拐

ある時、職場の方から 「これ、読んでみな」 と言われて渡されたこの本。

昭和50年にある会社社長を脅迫し、長男を誘拐するという事件が起きる。
そして、それから12年後、その事件に端を発した誘拐事件が起きる・・。

著者:岡嶋二人 のこの本をその人が私に貸そうと思ったのには訳がある。
この物語に出てくる犯人は、ハイテクを使いこなしている。
PCを使って仕事をしている(もちろん、その人も多少使っているけれど・・)私に、そのテクニカルな部分が最適だと思ったらしい。
なるほど、確かにグイグイ引き込まれて読んでしまった。
誘拐犯が使う手口について、イチイチどうやってやるんだろう・・。と考えてみたり。

中には、ちょっとやりすぎだな・・とか、これは無理じゃないか・・と思う部分もあったものの、それでも十分楽しめるミステリだった。

ハイテクのテクニカルな部分はかなり満足だったけど、少年の心理描写はちょっと不満かも。
トラウマとか、恐怖感とかをあまり感じていないようにも見えたし(誘拐された少年を思ってつい我を忘れてしまうシーンはかなりひきつけられたけど)、クールすぎかなぁという感じもする。
最後の対立も、大人しいんだよね。
もっと直接復讐するようなところがあっても良かったかなぁ。

作品は、ミステリなのであまり多くは語らないけれど、とても読みやすいので、電車やバスで移動中のお時間にオススメ。


クロネコヤマトのブックサービス

2月 13, 2006 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/02/05

ニュートンの林檎 上・下

辻仁成の本は、『冷静と情熱の間』以来、久しぶりだったな~。

大学に入学したばかりの“僕”が、佐伯元子と運命的な出会いをするが、ある日突然元子は僕の目の前から姿を消し、僕は元子の姿を捜し求める・・。
その僕が10代から40代になるまでを描いたお話。

上巻の青春時代の僕を描いたあたりは、主人公が私と同じ映画好きってこともあってかなり楽しく読ませてもらったんだけど、下巻になったあたりから、話がちょっと哲学的になってきて、だれてきちゃった・・・。

ニュートンの林檎とは、もちろんあの万有引力の法則を意味していて、月が地球を中心に常に一定間隔で振り回されているように、僕は元子を中心に常に振り回されているのね。
しかし、二人の間には必ず一定間隔があって、くっつき合うことはないの。
その運命的な感覚がタイトルにでてるんだねぇ。

主人公が映画好きで映画監督を目指していて・・となると、どうにも辻仁成ご本人とかぶってしまうわけで、え~と、これは南果歩?(当時はね(^^;))と下世話な想像をしながら読んだりもする。
個人的には、ヒロインの元子にあまり魅力を感じないかなぁ・・。


2月 5, 2006 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/12/25

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

感動した!!

すごい感動しちゃったよ~。

この本、発売当時 (2000年) に評判になってすぐ買ったのだけど、本棚で長いこと眠っていまして・・(ーー;)
読み始めたらグイグイ引き込まれちゃって。

このタイトルの、マイヨ・ジョーヌとは、自転車レースで1位になった選手が着るジャージのこと。

著者の、ランス・アームストロングはアメリカの自転車選手で、高校卒業してすぐプロのレーサーとして活躍。
が、25歳で睾丸癌にかかってしまう。
発見当時、その癌は他の肺や脳にも転移しており、選手生命どころか、生き残る確立すら低いと言われてしまう。

その彼が、癌を克服し、ツール・ド・フランスでマイヨ・ジョーヌを着るまでの物語。

いやぁ~、実話なんだけどドラマみたい。

お話は、癌にかかっていることを宣告されるところから始まるんだけど、もっと前にさかのぼって、高校時代、生意気だった新人時代、そして、癌にかかり、見事に克服、その後、恋愛して結婚、ツール・ド・フランスへ・・と続く。

このランスというひとは、本当に意思が強い。
最後まで、がん細胞を死滅させることができると信じていた。
その強さが本当にすごいと思う。
もしも、自分が癌だと知ったら、「あぁ、もう死ぬんだ」と思うとおもうんだよね。
でも、ランスはそうじゃなく、癌を治して、もう一度自転車に乗ることを考えていた。
すごいよなぁ~。

で、癌を克服した後に、奥様と恋に落ちるあたりがますますドラマチックで、それに、この奥さんがすごくいい人で~、ランスと同じように前向きの人で、ランスを同じ方向を見て一緒に戦える人なんだよね。
それもすごいんだよなぁ。

その後、紆余曲折を経てツール・ド・フランスに行くのだけど、もしかしたら、癌を克服していなかったらこれ程の選手になっていなかったんじゃないかなぁ・・。
と、思うことしばしば。
なぜなら、癌を克服したんだから、このステージだって勝てる。
と、常に癌を克服したことが土台になっているんだよね。
地獄を知っている男は、誰よりも強かった。
そんな感じかなぁ。

そんあ、最後のツール・ド・フランスは、がん患者の物語ではなく、ツール・ド・フランスの優勝者の記録を読んでいるようで面白い。
悲しいことに、彼の足を引っ張ろうとする人たちも確かに存在していて、マスコミは、彼の抗がん剤に筋肉増強剤と同じような効き目があるのではないかなんて疑いを持っている。
胸が痛くなるような記事だった。

時にはグッときて、泣きそうになり、最後はバスの中で読んでいて、泣きたいのを我慢したよ。

是非、一人でも多くの人に読んで欲しい一冊。

ちなみに、ランス・ランスアームストロングは現在、34歳で、それ以来、ツール・ド・フランス前人未到の7連覇をしているらしい。
もっと早く読んでおけばよかった。
来年は、ツール・ド・フランスをテレビで見たい。

ランス・アームストロング 公式サイト(英語)

12月 25, 2005 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/12/10

わが名はレッド

「このミステリーがすごい!!2003年版 海外編」 第3位
「闘うベストテン 2002 海外ミステリー編」 第2位
の帯にのせられて買ったのがこの本。

なるほど、面白いんだよね~。
一気に読んじゃった。

お話は、幼い頃に捨てられ孤児院で育った男が、長~時間をかけて企てる復讐劇。

その主役の男(レッド)が、また嫌なヤツで・・。
酷いヤツだなぁ・・と思っていると、もっとヒドイやつが出てくる。
これがねぇ、ピカソとあだ名のついたサイコキラーなんだよね。

このピカソとレッドが交差しながら物語が進んでいくのね。

すごく面白くて一気に読ませるミステリーでありながら、孤児院で行われている体罰と、そこの出身者の子供達が抱えるトラウマを描いているのね。
そのキャラクター設定がすご~く良く書けているので、是非ハリウッドで映画化を・・と思ったんだけど、このピカソの犯罪のシーンは確実に映画化できないので・・残念。

文章は、各登場人物が読者に語りかける形で綴られているので、とても読みやすいので、ノワール好きの人や、サイコキラーものが好きな人、もちろんミステリー好きな人にもオススメの一冊。

12月 10, 2005 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/27

今夜、すべてのバーで

この人の本を一冊も読んでいなかったんだ・・。
と、気付いたのは亡くなった時。
それから、また一年経ってしまった。

お話は、あるアルコール中毒患者の入院記。
このアル中の日常がやけにリアル。
中島らもが書いているとなると、これは、実話??
とついつい思ってしまうけど、それはどうも違うみたい。
しかし、アル中ってかなり、深刻でディープな話なのに、病院の様子はとてもコミカル。
すごく、面白くてねぇ~、特に同じ病院に入院している三婆がすごく面白い。
このキャラすごく好き。

個人的に、お酒は“楽しい酒”しか飲まないことにしてるので、家で一人ぼんやりテレビを見ながら酒を・・。
ってことは、全く無い。
家で一人で飲んでもね~、緊張感がまるでないからね~、すぐ酔っ払っちゃってツマランのよ。
けれど、酒好きの人なら、「もしや、自分もアル中になるのでは・・・」と思うことがあるかもしれない。
しかし、この本を読んでいて、酒好きの方の酒に対する執着心というか、酒にかける思いはすごいと本気で思ったよ。
まぁ、人間いつかは死ぬのだから、好きなことして死んだ方がいいよね。
禁酒してストレスに耐えるか、酒飲んで人生縮めるかどちらかよねぇ~。

「もしや、自分はアル中では・・」と心配な人にオススメな一冊。
あぁ、もちろん、酒好きでなくてもすごく楽しめるのでオススメの一冊。

11月 27, 2005 読書 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/11/21

爆笑問題の日本史原論

日本史って・・・、高校の時選択しなかったから、中学までの知識しかないんだけど(^^;)、どうも苦手でね~。
「二・二六事件」とか、「忠臣蔵」とか言われてもね、我が家は時代劇より西部劇って家庭だったもんで(^^;)、よくわかんないんだよね。

で~、20代後半からかなぁ・・・、これはまずいってことにようやく気付くのですよ(^^;)
映画(時代劇)を観てもね、○○藩とか言われても分かんないのよ。
ま、別にね、分からなくてもいいんだけど、「これ、歴史知ってると面白いんだろうなぁ~( ̄o ̄;)」と思うとね、妙に悔しくなってくるという、困った性格で。
で、ここ数年、なるべく日本の歴史に触れるようにしてるの。
触れるようにしてるだけで、自然と体の中に入ってくるからね。
で、先日、私の部屋で山積みになっている“未読の本”(ーー;)をあさっていると、この本が出てきた。
「そうか、爆笑問題に教えてもらうのもいいか」と思って、読み始めたら、あっという間に読み終わってしまった。

これねぇ、日本史についての爆笑問題の漫才。
ということで、笑いながら読める。
読みながら、「あぁ~、そういえば、そんなことやったね~」という、小・中学校の教科書レベルの話がほとんど。
その漫才の間に、ちゃんと注釈も入っていて、理解しやすくなっている。
私のように、日本史が苦手な人には、オススメ。
どうも、そこには訳があり、太田光自身も、日本史が苦手なようで。
それは、意外だったんだけどね。
この本の影響か、日本史が得意そうだもんね。
日本史好きな人には、マニアックなネタがなくて物足りないかも。

話は変わるけど、私から爆笑問題にリクエストがある。
映画好きの太田光には、是非映画の本を出して欲しい。
ハリウッドをボロクソけなして欲しいな。



11月 21, 2005 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/18

吸血鬼ドラキュラ

ドラキュラ伯爵と言えば、映画ではおなじみ。
年に一回は見かけるんじゃないか・・と思うぐらいによく登場するキャラクターね。
その「ドラキュラ」を描いた本で、で最も有名なのが、このブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」らしい。

あの巨匠・コッポラは、この原作を元に『ドラキュラ』を1992年に監督してる。
でもね~、私、見たんだけどさ~、キアヌとゲイリー・オールドマンが出ている以外全く記憶に無い・・(ーー;)
ウィノナ・ライダーが出てたなんて・・・。
そういえば、そうだったかも・・。
ウィノナならまだしも、サー・アンソニー・ホプキンスも出てらっしゃるじゃないの (^^;)
原作も読んだことだし、巨匠の映画をもう一回見てみようかな。
しかし、コレを読もうと思ったきっかけはですね~、そのコッポラ作ではなく、『リーグ・オブ・レジェンド』なのよ (^^;)
そう、あの、どうでもいい映画(失礼!!)の『リーグ・オブ・レジェンド』。
そこにね、この本の登場人物である、ミナ・ハーカーが出てくるのよ。
そんなね、“伝説のリーグ”のメンバーになるくらいだし、コッポラも映画化するし、「もしや、これは定番?読むべき??」と思い、手にとってみたよ。
実は、そのドラキュラ伯爵は、吸血鬼という不死者であることに気付くジョナサンだったが、その時には既に、伯爵はジョナサンの妻、ミナを狙っていた・・・。
ジョナサンは、友人やドラキュラハンターのヴァン・ヘルシング教授と共に、ミナの命を救うために立ち上がる・・。
というお話でございます。

そこに出てくるヴァン・ヘルシング教授は、あの映画『ヴァン・ヘルシング』の主人公よ。
あ、でも原作は、ヒュー・ジャックマンみたいにセクシーガイではなく、おじいさん。
ちなみに、コッポラ映画では、アンソニー・ホプキンスがやってるらしい。
ただ、この本ですね~。
話が長い割りに、アクションシーンが少なくて、登場人物の心理描写を中心にしているの。
なので~、いつドラキュラが血を吸うのかな、と思っているうちに出てこなかったりして(ーー;)
オカルトを期待してたのに、ちょっと違ったかな・・。
それに、結末もちょっとあっけなくって・・。
え ( ̄◇ ̄;) それで終わり・・?と思えなくもない。
ただ、読んだなぁという充実感と、ドラキュラのゴシックな世界は十分に味わえるかな。
ドラキュラの原点を知りたい人にはオススメ。
1897年、ブラム・ストーカーの著作でございます。

11月 18, 2005 読書 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/10/31

のだめカンタービレ #13

最近、就寝前のお供だった『のだめカンタービレ』、読み終わったよ~。


面白かったぁ。
と言っても、続きの初共演が気になる~。
それに、これから就寝前の爆笑タイムが無くなっちゃうじゃな~い。
寂しいぃ~。

そうそう、13巻買ったらさぁ、真澄ちゃんのしおりがついてたよ。
真澄ちゃんって誰?と思った人は、「のだめカンタービレ」を読んでください。

その、「のだめカンタービレ」
講談社の紹介では

「カプリチオーソ(気ままに気まぐれに) カンタービレ(歌うように)
不思議少女・野田恵(のだめ)の奇行を見よ!
クラシック音楽コメディ!!」


まぁ、面白いマンガを読みたいと思っている人には、とにかくオススメなの。

私はねぇ、結構脇役キャラがいつもは好きなんだよね。
例えば、ドラえもんだったら、スネ夫とか。
でも~、これはのだめが一番好き。
だってぇ、のだめって~普通の少女マンガの主役キャラとは180度違うんだもん。


お風呂だって入らないしぃ、おしゃれなかっこに命かけてる訳でもないしぃ、男の子ゲットするのに命がけでもないしね(ある意味命がけかもしれなけど・・・(ーー;))そんな、普通の女の子( ̄□ ̄;)アガッ 普通じゃなかった・・。変態だった・・。
そんな、気取った感じがしないのがいいんだよねぇ~。

作者 二ノ宮知子センセイの公式サイト

10月 31, 2005 読書 | | コメント (9) | トラックバック (4)

2005/10/10

のだめ カンタービレ #9

最近、就寝前の楽しみはこれ。
「のだめ カンタービレ」
友人に「おもしろいよ」と聞き、その後、「700万部突破」の中刷り広告を山手線で見て以来、気になって #1(第1巻)を購入。
それ以来、すっかりハマって読んでる。
現在、#9まで終了して、次が楽しみでしょうがない。


この「のだめ」をご存じない方のために、ちょっとお話をご紹介。

野田恵(愛称:のだめ)は、風呂も入らず、掃除も嫌い、楽譜も読めない。
だけど、ピアノを弾かせると絶対音感で天才的才能を発揮する音大生。
千秋真一はのだめの1コ上の先輩で指揮者を目指している。


のだめは、ある日偶然隣人だった千秋先輩を拾ってお持ち帰りした日から、千秋先輩一筋。
でも、千秋先輩はのだめを変態扱い・・(ーー;)
のだめと千秋先輩が奏でるクラシック音楽コメディ~♪
このカンタービレとは“歌うように”という意味。
のだめは、楽譜が苦手だから、わからないところは適当に作曲しちゃうの。
それを聞いた千秋先輩は、のだめのピアノをカンタービレ(歌うように弾いている)と感じたとこからきてるのね。

クラシック音楽のイメージってなんか、硬いじゃない?
でも、このマンガ、全然硬くない。
超爆笑(≧▽≦)

のだめって天然素材なんだけど、私の周りは、“なぜか” (私を含め)天然見本市で、周りを見渡せば天然ばかり・・。
これって、類は友を呼ぶ・・? (^▽^;)
だからかなぁ。
どうものだめが他人のように思えなくって、かわいいんだよねぇ。

ちなみに、#9(第9巻)では、実家に帰ったのだめを千秋先輩が追いかけるシーンがあって、思わず感動~♪
爆笑だけじゃなく、感動もあるのだ。

それだけじゃない。

クラシック音楽がいろいろと出てくるので、クラシックを思わず聞きたくなる。
私、2~3年前だったかなぁ、ヨー・ヨー・マのコンサートに行ったことがありまして (^^;)
なんだか、チェロの音を聴きたくなってねぇ。
が、クラシックのことを全く分かっていないのが、悲しかった。
そしたら、どうも→のようなCDも発売されているようで、これは私向け?
買ってみようかなぁ・・。

つまり、私のようにクラシックのことを何も知らない人でも、十分楽しめるってことです。

今日も、のだめを読みながら、楽しい夢を見ようかな♪

10月 10, 2005 読書 | | コメント (6) | トラックバック (0)

2005/09/12

名探偵の掟

私は、本屋やブックオフに行ったとき、その場の直感で読みたいなぁ~♪と思った本をまとめ買いして、本棚に平積みし、本を読みたいなーと思ったときに、その平積みコーナーから上から順に読むことにしている。

あまり考えずに本を買ったり、手に取ったりしているからか、当たり外れも大きい。
自然と、映画化された作品を読むのが無難という理由で、映画の原作が多くなってしまうのも、そのせい。
で、今回も筆者の東野圭吾は知っていたものの、映画の場合は内容をほとんど覚えているくせに、本の場合は内容を即忘れてしまう映画脳のせいで、その著作を読んだか読んでいないかすらあまり覚えていない。
多分、読んだと思うんだけどなぁ~~ってかんじ?(^^;)
でね、今回は、私にとってハズレくじだったのよ。
この本は、東野圭吾の短編集なんだけど、全ての作品に一貫したテーマがあって、「ミステリーの掟を暴露する」ことがそのテーマになってる。
例えば、“密室殺人”が起きるミステリーの場合、どのようにして筆者は、密室を作り出すのかを、登場人物が暴露しちゃう。

全ての短編に同じ登場人物が出てくるんだけど、それが、大河原番三警部と、天下一名探偵の二人。
警部が突っ込みで名探偵がボケって感じの漫才コンビ風。
この二人が、筆者の苦労話や、そのテクニックの裏側を暴露しながら、コメディタッチで話は進行する。
最初は、そのミステリーの裏側を楽しんでいたんだけど、途中でなんかどうでもよくなっちゃって・・ (^^;)
私、あまりその “ミステリーの裏側” に興味無いんだなぁとこの本読んで知りましたよ。ホホ

そのどうやってミステリーの世界を描くのかというトリックにはあまり興味ないのよね。
なぜ、犯人はその犯行に至ったのかとか、追い詰めるときの心理戦とか、そういうことに興味があって、文章的なテクニカルの部分は興味ないんだよね。

その犯罪の心理的な部分は軽~く描かれていたこの作品は、私にはちょっと最後まで読むのがつらかったっス。

9月 12, 2005 読書 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/08/31

フライ,ダディ,フライ 小説版

近頃、急激に過ごしやすくなってきたよね~。
とはいえ、昼はまだまだ暑いけど A^-^;)
もうすぐ、秋でございます。
秋といえば、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋。
今年は、これを全て制覇しようと計画中。 ウフ。
いつもは、芸術の秋、オンリーだからね。
特に、スポーツはしばらくどころか、10年ぐらい何もしてなかったので、ちょっと楽しみにしているのだ。
その計画の詳細ついては、いつかまた。お楽しみに~♪ちっとも楽しみじゃないか・・・。

先月劇場で観た『フライ・ダディ・フライ』ね、面白かったもんだから、どうしても原作本読みたくなっちゃって購入~♪
で、読み始めたら、これがまた読みやすくて面白いもんだから一気に読んじゃった。
映画の脚本家が、原作者の金城一紀だからね。
ま、当然のようにストーリーは映画と全く同じなんだけど、映画なりの面白さと、原作なりの面白さの両方があって良かったな。
やっぱねぇ、原作のおっさんの方がちょっと疲れてるな。
でも、やっぱり映画が先だったから、鈴木=堤真一なのよね~。
それにスンシン(舜臣)は、原作の中でもかっこいい。

原作なりの面白さは、日記形式でつづられる鈴木の体力の増強の記録。
なんか、夏休みの宿題の日記みたいな感じなんだよね。
40代のおっさんなのに。
映画みたいに映像で観るのもいいけど、筋肉痛の感じとか、スンシンの厳しさとか、文字で観るとおっさんの気持ちがストレートに入ってくる。
でも、映像から感じたものと、小説で読んだものにさほど差が無いことからして、やはりよく出来た映画だったんだなぁと実感。

なんか、本気でスポーツする気になった。
口だけになりませんように。
すごぉく読みやすい本なので、高校生の師匠を持つ、40代の悲しきおっさんのひと夏の冒険を読みたい人にはオススメ。

8月 31, 2005 読書 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2005/08/29

ボーン・コレクター 小説版

1999年(え!?そんなに前の映画だったっけ・・・ってことに驚きの私・・・)のデンゼル・ワシントン主演、アンジェリーナ・ジョリー共演の映画 『ボーン・コレクター』 の原作。

<STORY>
NYの国連ビルでは、近日国際会議が行われる予定であり、各国の要人がNYを訪れている時、国際空港からVIPのカップルがタクシーに乗り込んだ後、消えてしまうという事件が起きる。
その直後、男性が遺体で発見され、女性は行方不明。
犯人の手がかりなし・・。
事件を早急に解決したい市警は、元NY市警の敏腕刑事、リンカーン・ライムに捜査の指揮を依頼する。
が、そのライムは市警に在籍していた頃の捜査中の事故により四肢麻痺になり、寝たきりの状態だったのだ・・・。
果たして、行方不明の女性と犯人は見つかるのだろうか・・・。
わが母が、デンゼル・ワシントンのファンなので、この映画をテレビでやるたびに見る羽目になる私・・・(ーー;)
見るたびに、なんと犯人に魅力の無い映画なんだろう・・・、なんと事件に面白みの無い映画なんだろう・・・、だけど、デンゼルの演技はやはり凄いなぁ・・・と、毎度思っていた。
が、なんとこの原作を読んで気付いてしまった。
あの映画の脚色はかなり酷い出来だったんだ。
原作は、すごく面白い。
なんだよ~。映画を見ないでこれを読めばよかった~と、思えるほど面白い。
主人公のリンカーンは、「生きていることが苦痛」という複雑な心境を抱えた男であり、アンジェリーナ・ジョリーが演じたアメリアは、「人を信じることに疲れ惰性で生きている」女なのだ。
その二人が出会ったときに化学反応が起きる。
そして、ボーン・コレクター。
心の深いところに闇を抱えた男。
映画では、その人間心理をバッサリと切り捨てて、ありがちな刑事ドラマに仕上げてる。
特色といえば、捜査をするリンカーン・ライムが四肢麻痺だということ。
でもな~、いくらなんでもバッサリ切りすぎだよな~。
上巻部分までは、割と忠実に進んでいたので、おぉ~、このまま映画のようにいくのかなぁ・・・なんて思っていたら大間違い。
下巻途中からバッサリと切られ、ラストまで丁寧に変更されてた。
「どんな完璧に見える男でも、若い頃に犯した過ちに後から悩まされる」ことがこの小説には描かれているのに、そんなこと映画ではちっとも匂わせていないのだから、映画は何を描きたかったのか分からないはずだわ。
映画を見た人も、見てない人も原作はかなり面白いのでオススメでございます。

ボーン・コレクター 映画版 公式サイト

8月 29, 2005 読書 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/07/31

中坊公平・私の事件簿

私が住みたい理想の町としてはぁ~、どの町にも必ず一軒ずつ弁護士事務所と、分析医がいること。
どっちも1時間 ン万円とかじゃなくって、すごい安い金額で話を聞いてくれること。
そうなったらなぁ、もしものことがあっても安心なのになぁっていつも思う。

が、弁護士のお仕事ってどんなもんなのか良く分かってないので、ちょっと読んでみた。
この、中坊公平さん、テレビでよくお見かけしていたときは、どんな方なのか良くわかっていなかったんだけど、新聞だったかなぁ、雑誌だったかなぁ・・特集記事を読んで、ほぉ~この人ってすごいかもぉ~(失礼・・)と思ったのがきっかけ。
でも、結構覚悟して読んだのよ。
難しい法廷用語とかあって、(@@)←こんな感じになっちゃうかなぁって。
ところがだ。
すごく、読みやすくスイスイ読んじゃう。
難しい言葉なんて一切使ってないの。
そこには理由があって、「わが国の司法というものが、国民と乖離(かいり)している原因の一つに、誰もが理解できる言葉を使わないということがあると思います」と、著者・中坊氏はこの本の中で言ってるの。
思わず、そうだよ、そうだよ、って言いそうになった。
難しい言葉使うから、簡単な事件も難しい事件のように感じちゃうんだよ。
この本は、そんな中坊氏の手がけた事件について、彼が自ら振り返ってる。
私が生まれる前から弁護士として働いていて、「森永ヒ素事件」「豊田商事事件」「豊島産業廃棄物不法投棄事件」「住専処理事件」・・等、有名な事件から、身近で起きた小さな事件までがこの本に紹介されてる。
森永ヒ素事件なんて、私知らなかったなぁ。
幼い頃に森永のお菓子食べてたからさぁ、ぞーーーっとしたよ。
事件がどんな風に解決したかってことよりも、この中坊公平という人間そのものに興味が沸く本なの。

この本の中で、
弁護士にとって一番大事なのは、同じ目線で物が見れるかということなのです。
これはどんな事件を手がけるにしても一番必要なことなんです。
被害者と同じ目線で事件を見れるかどうかということが大切なんです

という言葉がとても印象的だった。

彼の弁護士としての姿勢は、全てこの中に表現されていると思う。
誰もがわかる言葉で、被害者の視線に立って、人のために働くこと。
理想的な弁護士だなぁと思ったよ。

弁護士ってどんな仕事してるの?
と、日頃疑問をお持ちの方にオススメの一冊。

7月 31, 2005 読書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/07/21

だから私は嫌われる

今日は、打ち合わせで大塚へ出張。

前回の打ち合わせで、お客様から提案のあったデザインを具体化して提示するのが、今回の目的。
本日お会いしたお客様は、かなり細部にわたって具体的なデザインの提案があったので、私の仕事はそれを出来る限りイメージどおりにWebページにすること。

15時から始まった打ち合わせで、お客様に早速デザインを見てもらうと、「おぉ~、そのままですね。提案どおりですね」とのお言葉をいただき、今回のデザインが無事、次のステップへ。
笑顔で「ありがとうございます (^▽^) 」とは言っているものの、心の中の私は、ホッと胸をなでおろしている (ーー;)
いつも、お客様にデザインを見てもらう直前まで、「えぇ~、こんなの頼んでないよ (* ̄н ̄*)」と言われるのでは・・・(みなさん、良い人ばかりなので、言うはずないけど・・ (^^;))と考えてしまう・・・。

おかげでダメ出しもなく、次のステップの打ち合わせをする。
一時間半後、次の目標が立てられ、打ち合わせは無事終了。

さ、後は相棒・ミンチョラー(命名・ファービーさん)を無事家に連れて帰るのみ。

実は、今回の打ち合わせ場所の大塚は、我が家から出かけるのに、東横線約40分、山手線約20分の場所にあり、電車だけで約1時間乗っていることになる。
その間、眠いときは寝ちゃうけど (やばいくらい寝る (^^;) )、寝れないときは読書してる。
今日は、夏休みってこともあって、電車の中はにぎやかだし、行きは打ち合わせのことがやや心配で眠れなかったから、読書することにした。
で、途中まで読みかけだったこの本、「だから私は嫌われる」ビートたけし・著を一気に読んじゃった。

これは、ビートたけしが、世の中で起きているいろいろな出来事についてぶった斬っているエッセー。
彼の静寂が支配している映画の世界とも違うし、着ぐるみ着て遊んでるおっちゃんとも違って、どちらかというと、ツービートでビートきよしに突っ込みいれてた頃のビートたけしに近い気がする。

ま、とにかく隅から隅まで世の中の出来事を批判してるんだけど、この人の批判の何がすごいって、「なぜ、これを批判しなければいけないか」という、明らかな根拠の上に批判してる。
さらにすごいのは、それを誰でも分かる言葉で批判してるとこなんだよね。
文句を言うのは誰でもできるんだ。
でも、「なぜ文句を言うのか」について、分かりやすく、明らかな知識に基づいて文句を言える人って実はあまりいないんだよね。
ビートたけしにしかできない批判の仕方をするのが、このビートたけしのすごさなんだよね ( ̄- ̄)b

その批判の裏に隠れてる知識量に最後までホォーーーーー(@o@)っと関心しっぱなし。
いろんな意味で、「私もまだまだ小物よの~」と思わされた一冊。

残念なのは、これがあの意識不明までいった事故の前に書かれたものだと思われることと、当時の時事ネタばかりで、ちょっと新鮮味に欠けること。
同じネタについて、今のビートたけしに意見を聞いたら違うこと答えそうだなぁ。
是非、聞いてみたい。

7月 21, 2005 読書 | | コメント (2) | トラックバック (0)