2008/05/12

ノーカントリー

★金曜日の夜、観ました。
いや~、とっても見応えのある面白い映画でした。

No_country

★登場人物は三人います。
・ハンター
・暗殺者
・暗殺者を追う暗殺者
・警官

★ハンターがあるお金を拾ってしまったことから、暗殺者と警官に追われることになってしまうというお話です。

★ハンターは普段培ってきた嗅覚で暗殺者から逃げ続け、暗殺者は、独自の論理で関わる人々を殺していきます。
この血も涙もない暗殺者をハビエル・バルデムが文字通りまさに怪演していて、アカデミー賞も納得です。

★この、ハンター・暗殺者・警官の中で、最も存在感が無いのは警官です。
存在感が無いどころか、警官として全く機能していないんです。
ある凄惨な事件が起きて、犯人を追わなければいけない立場であるはずの警官が、まず、犯人像がしっかり読めない。
ハンターが暗殺者に追われているというところまで読めているのに、そのハンターがどこにいるかも推測できない。
常に、暗殺者に先を越され、何か事件が起きてから事態を把握するのです。

しかも、警官自信がそれを自覚していて、
「いつもどこかにサインがあるのに、みんな何かが起きてから大騒ぎになる」
世の中を笑ってしまうシーンまである。
コーエン兄弟から警官に対する皮肉たっぷりのシーンです。

暗殺者からしてみれば、警官なんて一切無視であり、目標のハンターしか見えておらず、その獲物を捕まえるためには何でもやりたい放題ってことなのですよね。
一旦暗殺者の標的に入ってしまった人間の生きるか死ぬかはコイン任せ。
生死の確率50%。

★それってね、法律で人権を守られた法治国家を国とするなら、もはや国ではなく、無法地帯なんですよ。
警官だの法律だの個人の権利だのまるで無視なんだから。

★その「もはや国でなし」を象徴的に表現しているとても印象的なシーンが一つ。

★主役のハンターが一旦国境を越えてメキシコに逃げ、再度アメリカに入国しなければいけない場面があるんです。
アメリカからメキシコに入るのは、ほぼノーチェックです。
これは良く知られたことで、問題ないのですが、大量の移民入国と犯罪阻止のために、メキシコからアメリカに入国するのはすごく厳しいチェックがあるはずなんですよ。

★でも、この映画ではメキシコからアメリカに入国する時、
「お前はアメリカ人か?それなら、ベトナムに行ったか?」
という質問が入国審査の質問になっているんですよ。
その際、ハンターがスラスラと所属していた部隊を答えたもんだから、その係官は大歓迎しちゃうんです。
「お前は正しいアメリカ国民だ」と。

★そんなアホな話ないじゃないですか。
入国審査はパスポートに決まってるじゃないですか。
これって、コーエン兄弟の痛烈な皮肉だと思うんです。
ある年代から上の世代に対して、
「ベトナムに行ってない奴は国民じゃない」
的な見方があるんじゃないかと。

★それこそ、パスポートよりも軍歴。それも、その場でついたウソかもしれない部隊名が優先されるならば、
「もはや国ではなく、無法地帯」
ですよね。

★そして、老警官は嘆くんです。
「昔は治安に銃なんか必要なかった」
「しかし、今は次に何が起こるか分からない」と
何十年も警官として勤め上げ、現役を引退するとき、そこに残ったのはエスカレートしていく犯罪とただの怒りだけなんです。

★日本でもその思考を想像できない事件が増えて、この犯罪のエスカレートは国境を越えて増殖しているんだなぁと考えさせられました。
正直、暗くて重い映画ですが、演技も、画面に漂う乾いた色彩も、その皮肉たっぷりのメッセージも全てにおいて完璧な映画だと思います。

★この重さに耐えられる人にオススメの映画です。

ノーカントリー 公式サイト

5月 12, 2008 映画-ナ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006/03/11

南極物語

日本で大ヒットした『南極物語』のハリウッド版リメイク。
3月9日に九段会館で行われた試写会に行ってきた。
リメイクとはいっても、ストーリーは日本版と少し違っているし、何が起きるか分かっていても泣いちゃったよ・・(T-T)ウウ8_below1


<STORY>
ジェリー・シェパード(ポール・ウォーカー)は、南極で犬ぞりを使ったガイドをしている。
8匹の仲間たちとジェリーはとても仲良し。
もうすぐ南極に冬が来るというある日、パイロットのケイティ(ムーン・ブラッドグッド)が科学者のデイビス・マクラーレン博士(ブルース・グリーンウッド)を連れてやってきた。
博士は、南極に落ちたといわれる水星の隕石を探しにやってきたという。
そのためジェリーは、博士を隕石のあるところまでガイドしなければならない。
次の日、ジェリーは犬たちを連れて博士を現地まで連れていくガイドに出発した。
時には、クレパスに落ちそうになりながらも、無事に現地に到着したジェリーと博士と8匹のハスキー犬たち。
一行が現地に到着するとすぐに、基地から連絡が入る。
「大嵐が来るからすぐ戻るように・・」
ところが、帰る途中に博士が崖から落ち、さらに、落ちたところの氷が割れ、博士は水の中に。
すこしでも長く水の中にいれば命を失ってしまうところを、ジェリーは落ち着いて救助計画を立て、犬ぞり隊のリーダー・マヤが頭の良さを発揮し、他の犬たちもジェリーの指導通り動き、博士を助け出す。8_below2
何としてでも博士の命を救いたいジェリーと犬たちは、全ての荷を捨て、休憩も無く基地まで走り続ける。
無事に基地についたとき、彼らに与えられた指令は、「今すぐ、南極を発て」
飛行機に博士と基地の人間を乗せると、犬たちを乗せることができなくなる。
「次の便まで待つ」と言ったジェリーだったが、手がひどい凍傷になっていて、すぐに治療しなければならない状態にいた。
犬たちには「すぐ戻るから」と約束し、南極を発つジェリー。
しかし、1週間経っても誰も戻ってこなかった・・・。

いや~、次に何が起こるかってさぁ、分かってるんだよね。
それでもさぁ、どうもワンちゃんたちがとってもお利口で、かわいいからさぁ。
「あぁかわいそう」って思うんだよね。
博士が水の中に落ちて、助けに行かなきゃならなかったときなんか、マヤが落ちるんじゃないかなんてドキドキしちゃったし。
こんな、人の命を助けた子(犬)たちを殺そうってのぉ~。
って、ちょっと怒りもあり。
博士が水に落ちたところを、犬たちが助けるなんていうドラマチックな演出は、やはり、ハリウッドの匂いを感じるんだよね。
また、マヤをやってる犬の演技が上手くって。
「ほぉ~、犬ってホフク前進するんだぁ」なんて妙に感心したり。
8_below3
マヤだけじゃなく、ほかの子(犬)たちも芸達者でして、犬の群れの演技とか、表情とか、CGじゃない?って疑っちゃうほどの出来栄え。
みんなでアザラシを襲うシーンなんて、臨場感たっぷり。
ラストは、あぁ良かった良かったとホッとしたもんよ。
中でも、やっぱりマヤとマックスがいいね。
マヤの最後の表情なんて思い出すだけで泣けるよ。

そうなると、当然映画の見所は犬ってことになってしまうけど、人間たちの中での主役は、最近人気上昇中のポール・ウォーカー。
昨年は、『ノエル』と『イン・トゥ・ザ・ブルー』が日本でも公開されたし、このハリウッド版『南極物語』も全米No.1をゲットしたとか。
ポール・ウォーカーとしては、『ワイルド・スピード』以来のヒットだね。
いや~、いいよね。
私の中でも、目の保養キャラのポール・ウォーカー、今回もナカナカかっこ良かったでございます。8_below4
犬たちと本当に仲が良くって、ポール・ウォーカーって犬が好きなんだなぁって伝わってきたよ。
これで犬が大嫌いだったら、相当な演技派だな ( ̄- ̄)b

とはいってもね、やっぱり主役は犬だからさ、犬好きの人が見るための映画なんだよねぇ。
犬嫌い、動物嫌いの人は無理かも。8_below5
犬が好きな人なら、犬を見てるだけで楽しめる作品になってるよ~。
あ、ポール・ウォーカーが好きな人にもね。

犬好きの人には、絶対観て欲しい一本。

南極物語 公式サイト

3月 11, 2006 映画-ナ行(アメリカ) | | コメント (12) | トラックバック (35)

2005/12/28

NOEL ノエル

クリスマスは終わってしまったのに、NOEL(ノエル)(フランス語でクリスマスを意味する)。
なぜならば~、スーザン・サランドン、ペネロペ・クルス、ポール・ウォーカーというキャスティングが気になったっから。
監督が俳優のチャズ・パルミンテリだと知ったのは、観る直前だった。
うーーーん。キャスティングは豪華だけど、特に感動はないまま、ほのぼの終わってしまった感じだなぁ。noel

<STORY>
ニューヨークのクリスマスイブ。
ローズ(スーザン・サランドン)は、出版社で働く独身女性。
病院で寝たきりの母を見舞い、会社へ行き、家に帰ることを繰り返す毎日。
しかし、今日は年下の同僚から誘いを受けて会社帰りにデートに行くが、恋愛関係に進めないまま、分かれてしまう。
ニーナ(ペネロペ・クルス)とマイク(ポール・ウォーカー)のカップルは、結婚直前。
いつもラブラブで幸せなカップルではあるけれど、マイクはニーナに近寄ってくる男性全てが気に入らない。
そして、イブの夜、マイクの嫉妬が原因で二人は大喧嘩をし、ニーナは家を飛び出して親戚の家に行ってしまう。
警官をしているマイクは、ニーナのいない家で呆然とする。
そこへ、一人の老人・アーティ(アラン・アーキン)が訪ねてくる。
彼は、その日の昼に警察官のマイクが相棒と昼に行ったカフェの店員で、そのとき、マイクに声を掛けてきたのだ。
アーティに見覚えが無いマイクは、気味悪がるのだが、5分だけ話をという彼の願いを聞き入れ、家に上げ、コーヒーを入れる。
そのアーティから、とても信じられないような話を聞くのだが・・。

noel1
これは、主役の3人が経験する奇跡の物語。
クリスマスだからね。
ローズは、口も利けない母親の心の声を聞き、ニーナは、手にするはずが無いものを授かり、マイクは、自分と全く同じ境遇にある人と出会う。
でも、残念ながら、どの話をとっても感情的な盛り上がりに欠けるんだよねぇ。
まぁ、一つ一つの話は、いい話には違いないのだけど、どういうわけか、おぉ~、盛り上がってきた~ってところで、プツッと途切れて、他の人の話に移動しちゃう。
どうもねぇ。編集がうまくいってなかったうように思うんだよね。

それに加えて、“腕を折りたい”ジュールズの話は、いらなかったように思う。
彼が、ローズの息子だったって話だったら面白かったんだけどね。
まぁ、それはあり得ないんだけど。
“クリスマスの夜に起きた奇跡の話”を群像劇にして描きたかったのだろうけど、いろいろ盛り込みすぎてまとまりのない作品になっちゃったかなぁってのが、正直な感想。

noel2
しかし、キャスティングは豪華ね。
実は、もう一人ビッグなゲストがカメオで出演しているのだけど、この人は、本当にカメオで出演しているようなので、ここではナイショに。

そうそう、監督のチャズ・パルミンテリもちらっと登場する。
映画館の地下に住む怪人・・。
かなりのロン毛でちょっとビビッた。
だって、彼ってば、マフィア役(『ブロードウェイと銃弾』、『アナライズ・ミー』)のイメージが強くて・・。

スーザン・サランドンは、何を演じても個性を失わずに、与えられた役を表現できる数少ない女優
なので、彼女の演技を見れただけでも充分満足かな。
が、しかし、このシーンを見て!! という見せ場も特になし。

ペネロペ・クルスは、今回ちょっと演技がオーバー。
「そこは、そんなにヒステリックにならなくても~」ってところで、ヒステリックになってみたり。
化粧もなんか、ちょっと派手で・・。
監督の趣味かなぁ。
もっとナチュラルな方がキレイに見える人だけど・・・。

noel3ポール・ウォーカーは、“私の目の保養隊”の一人でして。
『ワイルド・スピード』のときから、彼は必ずチェックする一人に入っていたのに、今年は『イントゥ・ザ・ブルー』を見逃しちゃったから、これは絶対に見なくちゃと思ったの。
今回は、ちょぉっと演技がイマイチでも、次の瞬間には「うーーーん。かっこいい・・・(*^-^*)」と思っちゃうんだよねぇ。
次回作は、なんとクリント・イーストウッド監督作に出演決定らしいので、是非、成長した姿を見てみたい。

クリスマスを描いた映画では、『スモーク』や『ラブ・アクチュアリー』の方が断然良いと思う。
私のように、無条件にポール・ウォーカーが見たいという人や、ペネロペが見たいという人にはオススメの一本。
そうじゃない人には、あまり自信を持ってオススメはできないな・・。

NOEL 公式サイト

12月 28, 2005 映画-ナ行(アメリカ) | | コメント (6) | トラックバック (40)

2005/09/18

N.Y.式ハッピー・セラピー

みなさん、こんにちは。

今日は中秋の名月です。
私の住んでいる横浜は非常に綺麗な満月を拝むことができました。
みなさんのお住まいの地域はいかがですか?

さて、今日はコメディです。
anger_management

<STORY>
35歳のサラリーマン、デイブ(アダム・サンドラー)はなかなか出世できず、恋人のリンダ (マリサ・トメイ)との結婚にも踏み切れずにいた。
NYヤンキースが好きな彼女のために、ヤンキースタジアムの電光掲示板に二人の名前が出て、そこでプロポーズをするのが、彼の密やかな夢。
ある時、出張で飛行に乗ったデイブは、スチュワーデスとちょっとしたいさかいが起き、してない暴力を責められ、裁判所行きに。
そのとき、裁判所が下した判決は「カウンセリングを受けること」
そして、裁判所が指定したカウンセラーは、そのときの飛行機で隣に座っていた迷惑男・バディ(ジャック・ニコルソン)だった!!
アダム・サンドラーって、日本ではあまり知名度無いけれど、アメリカで大人気なんだよね~。
アダム・サンドラーの映画は、ヒット間違いなしってことで、この映画もカメオ出演する俳優やら、ちらっと顔出すだけの俳優やら、超有名人やらいっぱい出てくる。
例えば、ヘザー・グラハムはカメオ出演してるし、ウディ・ハレルソンや、ジョン・C・ライリーがちょい役で出演し、あのマッケンローはセルフパロディしているし、ジュリアーニ元市長や、今では松井のチームメート・ジーターも本人役で出演。凄いよね~。
で、作品としてはどうなのさ?
と聞かれると、「そ、そうだなぁ・・・・、お暇ならどうぞ(^^;)」程度の出来でございます。
コメディなんで、軽~いの見たいときには良いでしょう。
見所は、ジャック・ニコルソンだね。
もうさぁ、余裕たっぷりよね。貫禄なんてもんじゃぁない。
おっさん、ますます元気っすね~。って感じっすね (^-^)
アダム・サンドラーの良さってアメリカに普通にいる良心的な小市民ってとこにあって、日本で言うボケですね。
今回は、完全にジャック・ニコルソンに食われているかのように見えます。
が、アメリカ人が見たらどうなんでしょう~。
コメディの感覚自体が違うからな。
ジャック・ニコルソンだけでなく、マリサ・トメイも良かったなぁ。
相変わらずかわいかったなぁ。

映画とは直接関係ないけれど、この映画の中で、セラピーの一つして用いられる『ウエストサイド・ストーリー』の“I Feel Pretty”を聴きながら、先日無くなったロバート・ワイズ監督を思ったなぁ。
私、『ウエストサイド・ストーリー』が大好きで、あぁあの映画はやっぱり大傑作だぁ~と思いました。
ロバート・ワイズ監督のご冥福をお祈りいたします。

N.Y.式ハッピー・セラピー 公式サイト

9月 18, 2005 映画-ナ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/06/29

21g[21グラム]

なんか、たまたま2時間ぐらい時間があって、何か映画でも見ようかと思ってテーブルの上に目をやったら、『21グラム』を録画したビデオがあったから、見てみた。ちょうど1年前に公開されていたこの映画。そう、そう、残念ながら見れなかったんだ。

ストーリーを簡単に説明すると・・。
ポール(ショーン・ペン)は、心臓移植を待ち続ける重病患者。妻(シャルロット・ゲンズブール)との関係は既に冷えているが、妻は人工受精をしてでも、二人の間に子どもを作ることを望む。クリスティーナ(ナオミ・ワッツ)は、愛する夫と二人の子どもに恵まれ、平凡でも幸福な毎日を送っている。ジャック(ベニチオ・デル・トロ)は、刑務所から出たり入ったりを繰り返していたが、敬虔なキリスト教信者になることで正しい人間になることを望む。
ある日、クリスティーナの夫と子供達は、交通事故に遭ってしまう。そして、その事故は、ポールとジャックの運命を大きく変えてしまう・・。21g_sean
なんか~、最近、心臓移植をしてドナーの心が私の心に・・・って話をどっかでみたなぁと思ったら、韓国ドラマの『夏の香り』だった(^^;)いや、話もタッチも全然違うんだけど、なんかリンクしてしまって。で、21グラムに話を戻すと、この映画、実に、この40年ぶり(?)に記念した6月の最高気温35度(東京ね)を忘れちゃうぐらいの良い映画だった。
21g_naomiタイトルの21gとは、「人は死ぬとき必ず21gだけ軽くなる」ところからきているらしい。つまり、命の重さをさしてる。
最初は、すごく見づらい印象を受けるの。なぜなら、時間軸が一定ではなくて、横から、過去の話やら未来の話が挿入されてきて、しかも、それが、説明も無くいきなり入ってきて、いつの話だろう?って考えながら見なきゃならなくて、混乱してしまうから。でも、その謎が少しずつ解かれてきてラストを迎えたときには、胸が締め付けられること間違いなし。その始めの頃の時間軸の混乱も、3人の主人公達の心理状態の理解を助けるのに、非常に効果的で、観客の時間軸に対する混乱が、主人公3人の心の混乱とシンクロする感じだった。
21g_benicioさらに、超豪華な3人の俳優陣。ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ。特に、ナオミ・ワッツはすごい。これで、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされて、シャーリーズ・セロンに持っていかれちゃったけど、確かにすごい。くたびれたときは、肌までくたびれてるし、幸福なときは、肌までイキイキしてるの。一生懸命手を加えてやったのではなく、内面からくたびれた感じが出てるんだよね。見た感じ、“か弱い”風でありながら、したたかで逞しい。そんな女の生き様を見せてくれるのでご注目。しかし、きれいな自分ばかりを見せようとせず、ブサイクである自分を堂々と見せることができるのは女優さんのすごいとこだねよね。
う~ん。なんかねぇ、私ってなんの苦労も知らないんだなぁって改めて思いましたよ。ちっぽけな小市民の自分にバンザイ\(^‐^;)/
[画像は上から、ショーンペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ]
21グラム公式サイト
今日のオススメは『ユージュアル・サスペクツ』です。ショーン・ペンは、以前このコーナーで、ナオミ・ワッツはリング2を書いたので、今日はベニチオ・デル・トロをご紹介させてもらおうと思いました。が、私が本当に紹介したかったのは、『トラフィック』だったの。事情があって、『トラフィック』はご紹介できないので、デル・トロが脇役として(若い!!)出演したこの映画をご紹介。映画としては素晴らしく面白いので、まだ見てない方は、絶対に見て☆
この映画で濃い印象を残したデル・トロは少しずつ大きな役をもらえるようになり、『トラフィック』では、アカデミー最優秀助演男優賞を受賞。現在では、「最もセクシーな俳優の一人」と言われるまでに。視線とまなざしが鋭いことから、「目で妊娠する」なんてことも言われています。日本でも、来日の際、多くの追っかけがいたことでその人気が知られ、トロ様(ーー;)なんてあだ名も。今、次回作が楽しみな俳優の一人。

6月 29, 2005 映画-ナ行(アメリカ) | | コメント (4) | トラックバック (3)