2008/10/11

幸せの1ページ

★特に、見るつもりは無かったのですが、個人的に信頼しているサイトで割りと評価が高かったことと、ジョディ・フォスターの演技に惹かれて、見てきました。
 結果、思った以上に楽しい映画でした。

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★大人気冒険小説を執筆している女流作家アレクサンドラ・ローバー(ジョディ・フォスター)は、外出恐怖症の引きこもり。
 家から出ていない日、16日!?のツワモノ。
 そんな彼女に届いた1通のメール。
 それは、彼女の作品の大ファンだという11歳の少女・ニムからのもので、孤島に住んでいる彼女が助けを求めるSOSのメールだったのです。
 引きこもりのアレックスが彼女を助けることができるのか・・・。

★この映画の面白さは、
 “未知の世界への冒険”です。

★3人の登場人物がそれぞれ冒険をします。
 孤島にニムと住むニムの父親・ジャック(ジェラルド・バトラー)は、新種の海洋生物を求めて大海原へ行くも、嵐に遭い漂流。
 島に残されたニムは、父のいない島で、文明社会と激突。
 サンフランシスコに住む引きこもりの女流作家は、ニムからSOSを受けて、遠く南太平洋に浮かぶ孤島へ。

★私たちの身の回りには、そんなに大げさではなく、小さな冒険が溢れていて、自分のために、そして、目の前にいる大切な人のために、勇気を持って新しい一歩を踏み出そうというのが、この映画のメッセージの一つです。
 知らない人にメールを出すとか、知らない土地へ足を踏み出すとか、知らない人に話しかけてみるとか、それぞれが冒険で、勇気を持って一歩を踏み出すことが、新しい世界の入り口になり、幸せの一ページになるかも知れないじゃないかと。

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★そのメッセージを、たくさんの笑いと一緒に、とても前向きに描いているのが気に入りました。

★妻を亡くしたジャックと、母を亡くし、友人は島の動物しかいないニムと、空想の友人しか話し相手がいないアレックスという、いつも孤独を感じている三人が、ニムを中心にして、強い引力で結びついていくのが、これまた、いいんですよ。

★なんか、ちょっと、それってご都合主義じゃない??と思わないでもないのですが、
「一生一人で生きられると思っているのか?」
というセリフがこの映画の中にも出てきます。
 私も独身なんで、このセリフがグッときてしまったのですが、
「私は一人でも大丈夫」
と言いながら、実際のところ、誰だって不安なんです。
そこで、冒険もしないで、一歩も前に踏み出さなければ、そこには、引きこもりという孤独が待っていて、一歩前に踏み出せば、新しい未来が待っていると思いたいからこそ、多少強引でも、このご都合主義的な展開がとても合っている映画なのです。

★ほとんどの映画館で、公開は今日までなので、映画館では見れないかもしれないですが、DVDで見かけるようになったら、なぁ~んにも考えないで見れる映画なので、ちょっとした息抜きにおススメの映画です。

★プチ情報ですが、この映画に出ているジェラルド・バトラーは、『オペラ座の怪人』で有名になった人ですが、スコットランドのグラスゴー出身で、熱狂的なスコットランド・セルティックサポーターなんです(*^.^*)
 彼曰く、「セルティックにとって、俊輔は、“救世主”だ!!」とのことで、その話を聞いたときから、個人的に、ジェラルド・バトラーに親近感を持っています゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

幸せの1ページ 公式サイト

10月 11, 2008 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (2)

2008/05/20

最高の人生の見つけ方

★二人のおじいちゃんがいて、彼らは末期癌。
 余命6ヶ月と言われたとき、さて何をする?
 そんな映画です。

List

★エドワード(ジャック・ニコルソン)は使いきれない程金持ちの実業家、カーター(モーガン・フリーマン)は、コツコツ地味に仕事一筋に生きてきた整備工。
 この共通点の無い二人が出会ったのが、病室だったのです。
 はじめは中々気の合わない二人だったけれど、そのうち意気投合して、二人で一緒に「棺おけに入るまでにするリスト」を作成。
 さすが億万長者の実業家、それを実行してしまうのです。

★スカイダイビングをする。サーキットでレースをする。ピラミッドの頂上へ行く。チョモランマを登る・・・etc.

★でもでも、結局・・・いろんなところを旅したけれど、やっぱり自分の家と家族が一番!
 なんだって。
 そりゃそうよねぇ。
 なんてったって、おじいちゃんですから。

★でも、そんな“加齢臭“を感じさせないパワーが、主役二人の魅力です。
 まるで歳が半分以下の私だってついていけないようなパワー!!

★末期癌で絶望的な気分になりそうなところで、人生最高の友人に出会い、人生最高の思い出作り。
 死ぬ直前まで、「人生なかなか捨てたもんじゃないね」と思えたら最高よね。

★“末期癌と余生をどう生きるか”という今の日本にとてもタイムリーな“終末期”の話でありますが、とってもほのぼのと描かれているので、観ている方は、つらい気持ちより、観た後の温かい気持ちの方がとても印象的です。
 この温かさ、観終わってから納得でした。
 監督は、人生のすばらしさをコメディで描くのがとっても得意なロブ・ライナーでした。
 ロブ・ライナーの作品、正直言って、久しぶりのような気がしますが、さすがだわ~と思ったのでした。

★見終わった後に、温かい気持ちになりたい人におススメの映画です。

最高の人生の見つけ方 公式サイト

5月 20, 2008 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (6)

2008/03/20

スネーク・フライト

★WOWOWでやっていたのを見たのですが、久々にどうでもいい映画を見ました。
 タイトルは『スネーク・フライト』といいます。

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★LAのマフィアのボスの殺人現場を見た証人をハワイからLAへ護送する民間機で、蛇が大発生。
 もちろん、その蛇はマフィアが仕込んだものですが、証人を含め、FBI、乗客が無事LAに戻れるよう奮闘する映画です。

★まぁまぁ、ぶっちゃけ、おバカ映画ですよ。
 サミュエル・L・ジャクソン以外、特に見るものがありません。

★実は前日に奇しくもNHK衛星第2で放送していた、同じくサミュエル・L・ジャクソンの傑作『交渉人』を見ていたので、つい比べてしまい、余計間の抜けた感じが否めず・・・。

★しかし、私も映画バカ、見始めたら最後まで見てしまうのが悲しいサガです。

★とにかく、蛇がたくさん出てきて、「逃げろー」と言いたいところだけど、飛行機という密室のため、逃げることができず、ところが、途中でアメリカ特有のご都合主義で、助かるべき人は助かるようにできている映画です。

★B級おバカ映画がお好きな人にお勧めの映画です。
 それ以上は、特に言うことがありません。

3月 20, 2008 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/03/09

世界最速のインディアン

★アンソニー・ホプキンス主演の『世界最速のインディアン』をDVDで見ました。

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★ステキなおじいちゃんバート(アンソニー・ホプキンス)の話です。

★ニュージーランドに住むバートは自分の愛車(バイク)であるインディアンで世界最速記録を出すことを夢見てきました。
 ある時、狭心症で残りの人生を安静に過ごすように医者に言い渡されてから、その夢を実現させようとアメリカに渡ることからお話が始まります。

★物置小屋のような家にバイクと共に住み、年金で生活している老人が、夢のために1960年代にニュージーランドからアメリカへ船で渡るんですよ。
 心臓の持病がありながら。

★バートはとってもステキなおじいちゃんです。
 何がそんなにいいかって、常にどんなことがあっても、夢をあきらめないんですよ。
 アメリカに渡って、バイクが壊れていたときも、参加資格が無くて、世界記録に挑戦できなくなりそうだったときも、絶対にあきらめない。

★彼がそのピンチを切り抜ける方法がまたいいんですよ。
 常に、周りの人に声を掛けるんです。
 困ったときは、相手が初対面の人だったとしても、「私はニュージーランドから来ました。今、とても困っているので、なんとか助けて欲しい」と、周りの人に声を掛けるんですね。
 すると、周りの人が、「この地球の裏側から来た老人が困っているようだから助けてやろうじゃないか」と、そのピンチがチャンスへと変わっていくんです。

★これねぇ、見習うべきだし、素晴らしい才能だと思うんですよね。
 私、困ったときに「困っています」と、言えない性格なんですよ。
 損してますよね。 
 そんなことだから、なかなか、成長できないんですよ。
 このバートのように、困っているからこそ心を開けば、周りも心を開いて助けてくれるんですよね。
 本当に、そのバートの人間性に学ばされることばかりでした。

★類は友を呼ぶと言いますが、まさにこの映画はその言葉通りで、素晴らしいバートの周りには、本当に優しくて思いやりのある人ばかりが集まってきて、彼を助けるんです。
 その結果、素晴らしいラストが待っています。
 私は、ラストにホロリときました。

★この映画がさらに凄いのは、これが実話だということ。
 こんなスーパーじぃちゃんが40年前にはいたんだ。
 そのことにまた、ビックリです。

3月 9, 2008 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/02/16

潜水服は蝶の夢を見る

★『潜水服は蝶の夢を見る』は私にとって、久々のフランス映画でした。
 オープニングクレジットを見るまで、フランス映画とは知りませんでしたcoldsweats01
 正確に言えば、フランス、アメリカ合作映画ですが・・・。
 どっか、スペインあたりの映画かと思っており、「良い映画だ」という評判だけを頼りに見ました。
 いや~、見てよかったですshine
 評判どおり、本当に良い映画でしたgood

Butterfly

★フランスで実在した重度の脳梗塞患者が描かれています。
 パリで雑誌『ELLE』の編集長まで務めていた彼が、ある時、発作を起こし、絶望の淵に落ちてしまうのです。
 全身が麻痺してしまい、自由に操られるのは左目と、左目のまばたきだけ。
 最初は、しゃべっていることが周りの人に聞こえないということすら受け入れることができないような状態でした。

★彼がまず最初に取り組んだのは、“まばたき”で言葉を表現すること。
 その“まばたきだけ”で、医者、療法士、家族などとコミュニケーションをとることで、少しずつ現実を受け入れていきました。
 そして、この映画の原作となった著書を書き上げてしまったのです。
 そのことがまず素晴らしいことで、世界中にいる似たような境遇の人たちの希望になると思うんです。

★お恥ずかしい話、全身麻痺になってしまった場合の精神状態って、あまり考えたこと無かったんです。
 極端な話、体が麻痺してしまったら、もしかして、精神的にも不自由になってしまうんじゃないかって思っていた部分もあったかもしれない。

★でも、この映画を見てすごく教えられました。
 不自由どころか、すごく想像力豊かで、ウィットやユーモアだってある。
 精神状態は健常者と全く変わらないし、表現するのにすこし不自由なだけなんです。
 自分の認識力の低さがすごく恥ずかしくなりました。
 また、周りで彼を支えたり、治療にあたったりしている人たちの人間性も素晴らしいんですよね。
 ドミニクに正面から向き合っている彼らも本当にステキな人たちなんです。
 彼らの支えがあってこそ、著作が完成したんだと思います。

★この『潜水服は蝶の夢を見る』という題名は、彼の想いです。
 管につながれ、視界は狭まり(見えるのは左目だけ)、四肢は思うように動かせない。
 それはまるで重たい潜水服を着て、静かで深遠な海の中にいるかのような感覚。
 いつか、さなぎが蝶になるように、重たい潜水服を脱ぎ捨て、自由に世界中を飛び回ることができる日を夢見ているんです。
 その表現力が素晴らしいじゃないですか。
 同じように麻痺している多くの患者の心を代弁するような言葉だと思うのです。

★最初から最後まで、ほとんどが、彼の心のつぶやきと、彼の目線、視界を表すカメラで描かれています。
 彼の言葉の素晴らしさは、前述したとおりですが、この映画のカメラも本当に素晴らしいんです。
 周りの景色が、彼の心の通りに映し出されるのです。
 美しい女性たち、海、森林の緑、涙ぐんで曇ってしまった景色・・・。
 美しい景色に、彼の心情が加わった暖かい映像だと感動してしまいました。

★もしかしたら、今頃ドミニクは蝶になって世界中飛び回っているかもしれない。
 そうだったらいいなと思える、素敵な映画でした。

2月 16, 2008 映画-サ行(アメリカ), 映画-仏 | | コメント (2) | トラックバック (4)

2007/10/06

幸せのレシピ

ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のアメリカ版リメイク映画でございます。

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その元ネタが結構好きな映画である上に、このキャサリン・ゼタ=ジョーンズがあまり好みの女優ではないので、ちょっと迷っていたのですが、かなり評判が良いので行ってきました。

結果、見て良かったっす。

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お話は・・・
NYの名門レストランでシェフを務める完璧主義者のケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は独身なのですが、ある日、妹が事故で亡くなってしまい、その娘・ゾーイ(小学生)を引き取ることに。
それと同時期に、レストランのスー・シェフ(副シェフ)が出産・育児で退職。
代わりのスー・シェフ、ニック(アーロン・エッカート)は、ケイトと正反対の性格。
自宅と職場という彼女の生活にとって核となるテリトリーが今まで出会ったことのない人たちにかき回され、思い通り行かない日々に頭を悩ませるのです。

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元ネタは、“厳格なドイツ人”ד自由奔放で情熱的なイタリア人”という構図で描かれていて、ヨーロッパならではの作品になっていました。

アメリカ版では、“上昇志向が強く勝気な女上司”ד奔放で社交的で有能な部下”、そして“彼女の悩みのはけ口は定番のカウンセラー”というアメリカテイストに仕上がっています。

ケイトほど完璧主義者でも、個人主義者でもないですが、同じ独身であり、仕事第一主義者として気持ちはよく分かります。
もし、明日から小学生の面倒を見なきゃいけないことになったら・・・無理(ーー;)だし、もし、明日から自分と違った才能を持つ同業者、しかもその才能がとても光っている人が、自分の部下になることになったら・・・ストレスでどうにかなりそうだもんね・・・(ーー;)

それでかなぁ、ケイトってすごくイヤミな女で、面倒くさい人だけど、気持ちが分かるから嫌いになれないし、何より、ニック(アーロン・エッカート)がすごくステキだから、グイグイ入り込んで見ちゃうのです。

こんなステキなアーロン・エッカートは『エリン・ブロコビッチ』以来。

優しくて、勇気(ケイトに惚れるなんて)があって、情熱的で、寛大な心の持ち主。
まぁ、多少、『エリン・ブロコビッチ』の時のキャラとカブってなくもないけどね。
そんなことはどうでも良くなるぐらいステキ。
ゾーイに対する接し方なんて最高。

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でもでも、いくら心の広いニックだって、いつまでも個人主義的なケイトとは付き合えないわよね。
周りの人には、「何よりも必要なのはカウンセリング」だと思われていたケイトなのですが、初めは疎ましいとさえ思っていたニックとゾーイの存在で少しずつ心が開いてくるのです。
必要なのは、カウンセリングでもなく、重要なポストでもなく、本気で自分のことを考え、必要としてくれる誰かなのです。

忙しい毎日で、仕事のことばかり考えていると、その“誰か”のことに気付かないまま失ってしまうのです。
そのことに気付かせてくれるために、ケイトのそばにはゾーイがいるのです。

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この映画の原題は『No Reservations(予約なし)』です。
ケイトは、予約しないと食事することができないような一流レストランで働いていました。
その彼女がラストでは、予約のいらない小さなビストロで働いています。
上昇志向の強い彼女が、要予約の店から予約のいらない店で働くことになるなんて、ニックやゾーイと出会う前にはあり得ないことでした。
しかし、彼らに会い、出世を捨てて得たものは大きな幸せでした。
「肩の力を抜いてみませんか」というメッセージを感じる気の利いた題だと思います。

幸せのレシピ 公式サイト

10月 6, 2007 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/09/24

スタスキー&ハッチ

ベン・スティーラーとオーウェン・ウィルソンのおバカ映画です。

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他にも、ヴィンス・ボーンや、スヌープ・ドッグ、ウィル・フェレル(カメオ??)、ジュリエット・ルイス等々、豪華な出演陣です。

しかし、このベン・スティーラーと、オーウェン・ウィルソンが今までコンビでやってきたおバカコメディからすると、あまり新鮮味がないのが残念な作品です。

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もちろん、今までどおり笑える要素はたっぷりです。
しかし、あぁ、これって、前もこんな感じ(例えば『ズーランダー』)だったなぁって感じがしちゃうのね。

元ネタはアメリカの刑事ドラマらしいけど、残念ながらよく知らず・・・。
この主演の二人は同世代のはずだから、この人たちは子どもの頃見たのかな・・?
その辺はよく知りませんが、その元ネタの本物が登場するのがご愛嬌。
しかし、知らないわけだから、その辺も「ふ~ん」で終了。

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ただし、ファッションだけは別。
70年代ファッションがとにかくステキ。
あぁ、こんなの真似したいなぁってスタイルがいっぱい。
目で楽しみました。

まぁまぁ、悪口いっちゃったけど、たまには、こんな、なぁんにも考えなくていい映画も必要かな。

DVDで十分だけどね。

スタスキー&ハッチ 公式サイト

9月 24, 2007 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/06/28

ザ・シューター/極大射程

原作が超面白いという噂を聞いていました。
「読んでみようかなぁ・・でも銃とか興味ないし・・」と思っていたところ、マーク・ウォルバーグ主演で映画化されたのを知りました。

あまり興味なかったのですが、ちょっと見てみようか・・と行ってみたのです。

Shooter1


海兵隊員のスワガーは、アフリカでの平和維持活動作戦中、敵陣の中で置き去りにされた上、相棒は死亡してしまう。
その後、無事兵役を終えて除隊後、山の中で隠遁生活を送っていた。
そこへ、国に仕えるという人間が彼の元へやってきて、ある仕事の依頼をする・・。

というお話なのですが、その“ある仕事”というのが、実は彼をはめるワナでして、そのワナを仕掛けた相手にスワガーが仕返しをするというお話です。

この映画に悪役で出ているダニー・グローバーはインタビューで、
「私は、平和主義者で、戦争反対運動をしているんだ、だから、こういう映画で、こういう役をやるのは、正直困るんだよね・・」なんて苦笑いをしていました。
彼の言うことも分かります。
平和主義者の人が見たら、確実に眉間にしわを寄せるだろうと思われるぐらい、リアルな銃撃戦が繰り広げられます。
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でも、この映画で、もろに馬鹿にされているのは、ライフル協会に操られる上院議員と、議員の言いなりになる元海軍兵士たちです。

そんなおバカさんたちに戦いを挑むスワガーという男は、かなりかっこいいです。
正直、あのマークがこんな俳優になるなんて思っていなかたっす(^^;)
前作、『ディパーテッド』の時も思ったのですが、随分良い俳優になったなぁと思ったのです。
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今回も、立ち居振る舞いからして、海軍兵士なんですよ。
決してうまいとは言いませんが、以前の浮ついたアイドルタッチが抜けきらないマーク・ウォルバーグがいつの間にか俳優になっていました。

上院議員に、CIA、FBI、海軍上層部はみんなおバカさんであり、石油のためなら大虐殺だってやりかねない現在のならず者国家(=アメリカ)が描かれています。
分かりやすいし、「あり得るだろうな・・」とも思うし、よく映画化したなぁとも思います。

しかし、「目には目を」みたいなやり方になってしまったラストはちょっと気に入らないです。
もっと、クレバーなやり方は無かったのか・・と考えてしまいました。
まぁ、だからこそ、ザ・シューターであり、極大射程なのかもしれないですよね。
そこを徹底させたらそうなるのかもしれないですけど・・。

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どんなラストだったのかは、ここでは言いません。
なかなか面白い映画でしたので、見て確認していただけたらと思います。

6月 28, 2007 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/06/22

ゾディアック zodiac

これ面白いのだ~。

先日、予定外の時間ができ、時間ができたとなると、私がすることはただ一つ、映画館へレッツゴーですよ。
もうね、これは、「神が私に『ゾディアック』を見ろ!」と言ってるなと。
それぐらいの勢いで行きましたよ。

何せ、監督のデビッド・フィンチャー(『セブン』、『ファイト・クラブ』、『ゲーム』、『パニック・ルーム』)が大好きで、どうしても見たかったんですよ。
もぉう、「神様どうもありがとう!」ですね。

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舞台はサンフランシスコです。

ある連続殺人犯が登場します。
彼は、ある暗号文を新聞社の送りつけた上、それをトップページに載せない場合、今後も人を殺し続ける・・と“殺人予告”をするのです。

彼は、名前をゾディアックと名乗ります。

そのゾディアックの暗号の謎に取り付かれてしまった新聞社の風刺漫画家・グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)、事件記者・ポール・エイブリー(ロバート・ダウニー・Jr)、担当刑事・トースキー(マーク・ラファロ)の3人を中心に描かれています。

ちなみに、これは実話が元になっています。

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映画のスタートからいきなり殺人シーンから始まるこの映画は、最初から終わりまで、ある一定の緊張感が続きます。
それは、『いつ何が起こるか分からない』という恐怖感です。

その緊迫感は、カメラの位置から生まれます。
この映画の中では、90%近い確率でカメラは、“人の目線”の位置にあります。
俯瞰のシーンなんてほとんどありません。
そのシーンでの中心人物が座れば、座ったときの目の高さになり、寝ればベッドの高さになり、もちろん立てば立ったときの高さにカメラがいます。

そのカメラの高さ(=目線の高さ)が、非常に緊迫した臨場感を観客に与えているのです。

だからね、全身真っ黒で、体のがっしりとした男が、被害者達に迫り、殺そうとしているシーンでは、リアルに「あぁ~殺される~~~」と思うのですよ。
心臓が弱い人にはオススメできません。

そこまで見せられると、「こんな奴は、何としてでも逮捕してくれ。殺してくれ!」と思うでしょう。
しかし、なかなか捕まらないんですよ。
このどうにもならない不条理。
「あぁ~どうしてぇ~」と思わず叫びたくなります。

Zodiac3

このゾディアックに関わった人々のその後も散々です。
家庭崩壊、廃人、退職・・・。
そして、「こいつがゾディアックだ」と思われた人間も、本人が想像もできない結末を迎えます。

もしも、このゾディアックがまだ元気に生きていて、この映画を観ていたら、なんと思っているだろう・・と想像しました。
ほくそ笑んでいるだろうか・・。
何も感じないだろうか・・。

この事件が起きたのは、1970年前後、まだ科学捜査が発達していない頃の話。
DNA鑑定も、指紋照合も、今よりレベルが低いから犯人は捕まってないんだ・・。
と思いたい話です。
このゾディアックが生まれるのが30年遅かったら、ちゃんと犯人が捕まっていただろうか・・。

そう考えると、夜の湖が怖くなる映画です。

ゾディアック 公式サイト

6月 22, 2007 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (1) | トラックバック (0)

2007/05/20

ザ・センチネル-陰謀の星条旗-

『24』の流れで、キーファー・サザーランドの最新作でも見てみようと思い、見てみたけれど・・・。

Sentinel

マイケル・ダグラスとキーファー・サザーランドとエヴァ・ロンゴリアは、シークレットサービスに所属しています。

ある日、他のシークレットサービスが暗殺され、その事件を追ううちに、シークレットサービスの内通者を巻き込んで大統領暗殺のテロ計画があることが明らかに。
そこで、シークレットサービス全員が嘘発見器にかけられ、ウソが発覚したのは、マイケル・ダグラスただ一人。
彼には、誰にも言えない秘密があった・・。

そんな話です。

まぁ、ネタバレ承知で言ってしまいますが、マイケル・ダグラスの秘密とは、大統領夫人、つまりファースト・レディとの不倫関係のことです。

そこまではいいのですが、そこから先、内通者を暴くやり方がグダグダで、ユルユルです(ーー;)

なんて言うか、シークレットサービスがそんなに穴だらけで大丈夫なのか?
と言いたいですね。

だいたい、なんでシークレットサービスごときが、ファースト・レディと個人的な関係を持てるんだ?っていうの。
そんなことがあったら大変だよ。
さすがエロエロオヤジのマイケル・ダグラス。笑えるわ。

で、こちとら『24』の流れで見てるじゃないの。
ジャック・バウアーじゃなく、キーファー・サザーランドの出番がまるでなくて食い足りない。
いつもだったら、もっとガッツリやってるじゃないの~ってところも、マイケル爺さん登場で、二の足踏んだり。

『デスパレートな妻たち』で大ブレイクのエヴァ・ロンゴリアは、「これを機にテレビは『デスパレート~』だけにして、将来的には映画一本にしたい」なんてことを申しておりますが、まるで、アピール無しなんだけど、大丈夫だろうか・・(ーー;)

そんな感じ(?)であらゆるところがユルユルな映画です。
テロリストは、なんのために大統領暗殺をもくろんでいるのかさっぱりだし、テロリストがどころに潜んでいるのか分からない緊迫した状況の中で、ファースト・レディはフラフラと車から出てきちゃうし、マイケル・ダグラスは逃走中にもかかわらず、居場所を知らせたいかのように携帯使ったりPC使ったりするのよね。

ちなみに、真犯人もかなり分かりやすいです。

まぁ、そんな感じですので、エロエロマイケル爺が好きならばオススメしますが、ジャック・バウアーをキーファー・サザーランドに求めてもここにはいません。
エヴァ・ロンゴリアも『デスパレート~』のセクシーさはここにはありません。

ザ・センチネル -陰謀の星条旗- 公式サイト

5月 20, 2007 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/05/06

サイドウェイ

GW(といっても今日から通常営業してるのですが)の〆に、このステキな映画を見ました。

Sideway

主人公はマイルス(ポール・ジオマッティ)とジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)の二人の中年男です。
週末結婚するジャックのために、マイルスはカリフォルニア州にあるワイナリー巡り1週間の独身旅行をプレゼントします。
ワインを飲んで、ゴルフをして・・・という旅を企画していたマイルスですが、ジャックは最後の独身時代を満喫するために、ナンパすることしか頭に無いのです。

そんな二人は、地元の女性二人、マヤ(ヴァージニア・マドセン)とステファニー(サンドラ・オー)と出会うのです。

人生どんなにつまらないし、ままならないと思っても、たまにはちょっとわき道にそれてみたらどうだろう・・・。と、この映画は言っています。

例えば、主人公のマイルスは悲惨な男です。
背が低く、ハゲていて、太っているし、足は短いし、2年前に妻に逃げられ、作家になるために小説を書きますが出版社はどこも振り向いてくれません。
そのため、常に精神安定剤を持ち歩いているような状態です。
悲惨でしょう。

でも、彼には誰よりも優れている部分があります。
それは、ワインに関する知識です。
彼の知識はワイナリーでも認められるほどです。
見ていて、絶対ソムリエになった方が成功すると思うほどなんです。

しかし、悲しいことに本人はそんな才能に気付いてなく、女性に持てるはずがないと思っているのです。
そこがまた悲劇なんです。
でも、人生ってそんなもんだと思うんです。
他人が見たら、「この人はここが誰よりも光っている」と思うことも、本人は全く気付いていないものです。

マイルスは、女好きの最低男であるジャックとちょっと寄り道(サイドウェイ)をすることで、自分が本当に好きなことと、本当に大事にしたいことに気付くのです。

マヤはマイルスに言います。
「ワインは、日々ボトルの中で熟成されていく。
だから、開ける日によって味が違うの。
今日開けた時の味は、一年前と違っているかもしれないって考えるの」
まるで、人間みたいだなぁと思いながら聞いていました。

私たちは、同じような毎日を過ごしているようで、日々、少しずつ違います。
同じことをするにも、ちょっとずつ違っているのです。

それだからこそ、ワインがおいしくて、奥が深いように、人生も楽しくて奥が深いのです。
明日の自分は、今日と違う自分がいるかもしれない。
一週間で人生が変わったマイルスのように・・・。

そう思ったら、毎日つまらないと思っている人でも、明日からの人生にちょっと希望が出てくるかもしれないですね。

サイドウェイ 公式サイト

5月 6, 2007 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/05/05

スパイダーマン 3

これは、やっぱり映画館で見なくちゃ。
というわけで、GWを利用してこの『スパイダーマン3』を見てきました。

Spiderman3

今回のテーマは「心の闇」と「許し」です。

人間は誰しも、傲慢や憎悪、怒りといった感情を持ちますが、スパイダーマンにもそういった一面を持たせることで、“人間スパイダーマン”を描いています。

この映画スパイダーマンシリーズは、いつも人間的な一面を大事にしています。

スパイダーマン=ピーター・パーカーは、いじめられたり、失恋したり、叔父が殺されたり、親友の父と敵対することで、常に、葛藤してきました。

今回は、その葛藤がメインになっています。

ピーターが傲慢になったり、叔父の仇に出会ったり、失恋したりすることで、“心の闇”が大きくなったとき、ブラックスパイディーに変化してしまいます。

心の闇は、少しずつピーターに寄生し、ヒーローをヒールに落としていきます。

でも、もちろん、そんなことは人間にだったら誰にでもあることですよね。
誰にだって、「こいつ殺してやりたい」と思う瞬間があるんです。
ピーターは等身大の人間なんです。
その特別に与えられたギフトを無駄遣いしてしまいました。

毎度、ピーターが困ったときに適切なアドバイスをしてくれるのは、天国にいる叔父さんと、今では離れて暮らしている叔母さんです。
今回も、叔母さんはいいアドバイスをしてくれました。
天狗になっていたピーターの鼻を見事に折ってくれました。

目上の人の言うことは、聞くもんですよね。

叔母さんに目を覚まされたピーターは“許す”ことを学びますが、その場所が教会ってのが、キリスト教的考えが出ていていいですね。

“人を許すこと”は、“心の闇”を解き放つことにつながるとこの映画では言っています。
“闇”に取り憑かれた人が辿る運命は“死”です。

まぁ、もちろん、スパイダーマンは小さい子から大人までが楽しめる娯楽作品ですので、そんなに堅苦しくはないし、説教臭くもありません。
“心の闇”の象徴を地球外生命体にし、“許し”がハリーを正気にさせることで分かりやすく表現しています。

人が妬みや、恨みで殺意を抱くとき、その人自信も破滅の道を辿ることになる・・・。

なんだか、「スターウォーズ」で聞いたような話ですが・・・(^^;)、スパイダー版のダークサイドがここにあります。

スパイダーマン3 公式サイト

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2007/04/06

ステップアップ

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超急ぎの仕事が無かったので(急ぎめの仕事はあるんだけどねf^_^;)、仕事を早めに終わらせて映画館へ出掛けた。
見たのは↑ステップアップ。
ストリートダンサー♂とクラシックダンサー♀の恋。
実は、すごく見たかった訳ではなく、その時間に見れるのは、それしかなくて…。
話はありがちで、幸せで悩みなんかなさそうなお嬢様と、将来のことなんか何も考えてなさそうな不良が実はそうではなく、次第に惹かれあっていくの。
まぁ、何年かに一度はアイドル予備軍主役にそんな感じの映画ができるよね。
なので、ストーリーとしては、始めの30分ぐらいで終わりが読めるくらい分かりやすいから、どうでもいいんだけど、一生懸命に夢に向かう姿っていうのはいつ見てもいいもんだね。
踊りもいいけど、音楽もいい。
加えて、貸し切りだった近所の映画館もいい(-.-;)

4月 6, 2007 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/03/17

幸せのちから

どんなに忙しくても、一週間に一本は映画を見ないとブルーになってしまうので、無理やりでも時間を作って見に行くことに決めたの。

今週は、ウィル・スミス主演の『幸せのちから』
養うべき息子を大切にしたい一心でがんばりつづけるお父さんの姿にグッとくる映画です。

Pursuit_of_happyness1

<ストーリー>
80年代28歳だったクリス・ガードナーは、仕事がうまくいかず、収入もほとんどない上に、妻に逃げられ、5歳の一人息子と二人で生活していくはめに。
あるとき、フェラーリに乗った男性からのアドバイス
「人と数字に強いところを見せれば証券会社で成功できる」
という言葉から、駆け込みで就職活動をする。
面接で重役たちに気に入られたクリスは、見習いとして入社を許可される。
しかし、その見習いとは、
「・正社員として入社できるのは、見習い20名のうちのただ一人
・見習い期間の半年間は無給」
という厳しいものだった。
無給では、息子を養っていけないと一旦あきらめかけるが、成功を信じて受けてみることに。
その日から、平日の昼は研修生、夜は父親、土日は医療器具のセールスマンという生活が始まるのだが・・・。

Pursuit_of_happyness_2

毎日帰る家があって、毎食食べる食費があって、毎晩寝ることができる温かい布団があるってことが、どれだけ幸せなことかってことが良く分かる映画。
私みたいなパラサイトシングル(懐かしい響きだ・・)は、親に感謝しないといけないよ(^^;)
しかし、この映画を見ていて伝わってくるのは、そうした苦労話よりも、父と息子が二人で暮らす姿の微笑ましさ。
微笑ましいなんて言ったら失礼かもしれない。
本人たちは、必死だったんだから。
トイレに寝泊りしたことだってあるんだからね。

Pursuit_of_happyness_3

父は、ひたすらに生活の苦しさを息子から隠そうとするけれど、いくら5歳と言っても父の苦しさは息子に伝わってしまう。
だからこそ、あまりワガママを言わないこの息子の姿に泣かされる。
そんな息子だったけれど、そんな生活へのストレスは大事にしていたフィギアを落としてしまった時に爆発してしまう。
号泣しながら、「あれを拾ってぇ~」と言い出して止まらない。
彼にとって“あのおもちゃ”は、日々、寝床が変わるという環境の中で、唯一変わらない友達だった。
思わず、私ももらい泣き。
結局、その落としてしまったフィギアが彼の手に戻ることは無かったけれど、彼にとっては、父親の生活の大変さを知る決定的な出来事になったかもしれないね。

Pursuit_of_happyness_4

そこで、代わりのおもちゃを買ってあげることができないという環境が、この親子を成長させたし、父が息子のために必死になった原動力にもなってる。
クリスにとっては、息子がいたことで成功できたんじゃないだろうか。
だからこそ、この親子関係は、とっても微笑ましい。

シリアス路線と、コメディ路線を計算しているかのように交互に演じているウィル・スミス。
今回のシリアス路線は、彼の出演作の中では、『私に近い六人の他人』が一番近いような気がする。
なんか、久しぶりに『私に近い~』を見たくなったもん。
俳優でブレイクする前は、ミリオンセラーの歌手だった彼。
天は二物を与えるなぁと関心。
ラスト、研修最終日に結果報告を受けたときの表情はとっても印象的。
「泣かせるなよ~」って感じだなぁ。

Pursuit_of_happyness_5

公開当時、日本でも話題なったけど、息子役は、ウィル・スミスの本当の息子。
この子の目がお母さんにそっくりでねぇ。
たまに、表情がジェイダ・ピンケット・スミスを見てるみたいな感覚にもなったりして、お母さん役がサンディ・ニュートンだってことを忘れちゃったりもして(^^;)
まぁ、ウィル・スミス夫妻の離婚はあまり考えられないけれどね。

父と幼い息子の交流ってのは、傑作『クレイマー、クレイマー』を思い起こさせることが無きにしもあらず(^^;)だけど、明日から自分もがんばろう。っていう気分にさせるのは、確実なので、DVDが出たらオススメ(公開はほぼ終了してしまっているので)です。

幸せのちから 公式サイト

3月 17, 2007 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/08/05

サイレントヒル

夏と言えばホラーでしょ。
ホラーって、中身が薄いのが多いからいまいち好きじゃないんだけどさ。
だけど、何だか気になっちゃって、ついつい見ちゃうんだよね。

Silent_hill1


<STORY>
ローズ(ラダ・ミッチェル)とクリストファー(ショーン・ビーン)のダ・シルバ夫妻は、シャロンを養女に迎える。
ところが、そのシャロンが夢遊病にかかり、毎夜のように外を出歩いては「サイレントヒル」という言葉を発する。
ローズは、そのサイレントヒルの意味を知りたがるが、クリスはカウンセリングで薬物療法
を受けることを望んでいる。
薬物療法はシャロンに効果があるように見えないだけでなく、ますます症状がひどくなると感じていたローズは、クリスに内緒でウエストバージニア州にあるゴーストタウンのサイレントヒルにシャロンを連れて行く。
ところが、ローズが運転する車がサイレントヒルに入った途端事故に遭い、ローズはハンドルに強く体を打ち気を失ってしまう。
翌朝、彼女が車の中で目が覚めたとき、助手席にいるはずのシャロンがいなくなっており、そこには、ただ1枚の絵が残されていた。
その絵を頼りに娘を探し始めるローズ。
しかし、その地は空から灰が降り、地下では火がくすぶり続け、死者たちがさまようゴーストタウンだった。

う~ん。Silent_hill2
これは、ネタバレになってしまうかもしれないけれど、お話が『仄暗い水の底から』になんとなく似てるんだよね。
シングルマザーと一人ぼっちの子ども。
ネガティブで陰湿な感じが、似てるなぁ~と思っていたら、これってコナミのゲームなんだね。
そいういう、イジメとか、取り残された子どもとか、陰湿な感情は日本人が得意とするものなのかね。
ゲームに全く疎い私は、そんなゲームの存在すら知らなかったけどね(^^;)
日本じゃ、シングルマザーの家庭ってダークなイメージなのかなぁ。
そんなことない家庭もいっぱいあるのにねぇ。

でも、その存在を知らなかったお陰で(?)、一切先入観なく見れたものだから、途中まではなかなか面白かったのですよ。Silent_hill3
クリーチャーなんかさぁ、実写とCGの組み合わせだと思うけど、なかなか良くできてるのよねぇ~。
リアリティを感じないところが難点だけど、トイレの一室に、鎖で縛られた男がいてねぇ。
そいつがなかなか怖いのよ。
なぜ、その男が鎖で縛られていたのかは、最後の最後に訳が分かるんだけどね。
怨霊ですの。
人間恨みを買ってはいけないね。

主人公のローズは、その死者たちに殺されそうで殺されないのね。Silent_hill4
それはぁ、彼女が“選ばれし者”だからなのよ。
でも、なぜ彼女が“選ばれたのか”については、ラストに説明があるけれど、かなりツメが甘い。
もっとさぁ、ローズの出生とか、前世とか絡めていったら深くなるのになぁ~( ̄з ̄)
「えぇ~、私にはそんな秘密があったのぉ」って本人も知らないことが裏で起きてたりしたらね。
なかなか怖くなると思うんだよね。

そこのツメの甘さだけじゃなく、ラストのラストに待っていたのは、オカルト的大虐殺で(ーー;)
またかよぉ~。
怖くないんだよなぁ、こうなっちゃうとねぇ~。
もうCGアニメだもん、リアリティもないしね。
まぁ、所詮ホラーだし、ゲームだからね…。
味が薄くてもいいか…。
ってことになっちゃうんだよね。

主役のラダ・ミッチェルは、最近『ネバーランド』にも出ていたけれど、『ピッチ・ブラック』以来久々のアクションじゃないかな。
順調にキャリアを積んでるねぇ~。
ちょっとイヤミな悪役も、子どもを守る母もやるのね。
この映画でのさぁ、ラダ・ミッチェルの走りっぷりがとっても良かったもんだから、
帰りにランニングして帰っちゃった(^^;)
なんだか、彼女が軽々走ってる感じだったのよね。
私の場合は、ゼーゼー( ̄□ ̄;)だけどね(笑)

Silent_hill5 ショーン・ビーンがえらく出番の少ない役だったのもビックリだったけど、久しぶりのデボラ・カーラ・アンガーが妙にきれいで印象的だったな。

まぁ、結局はですねぇ、“人の恨みは恐ろしい”って話でして、この辺の怨念だの、因縁だのってのは、非常に日本的であります。
一度、闇に入ったものは戻ってこれないそうで…。
一番可哀想なのは、全てを知ってしまいながら、何が起きているのか一つも分かっていないクリストファーかも…。

ツメが甘くて、内容がイマイチ薄いけど、絶叫系ホラーが好きな人にはオススメ。

8月 5, 2006 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/02/27

ソウ

2004年のアメリカ映画。
毎年、「あぁ見逃しちゃった・・・(T-T)」と柄にも無くウジウジ後悔する映画が毎年何本かあるけれど、これはそのうちの一本。
運良くWOWOWで放送されていたので、録画して鑑賞。
私が思っていた映画とはちょっと違っていたけれど、ラスト15分が圧倒的な面白さ。
なるほど、見て良かったのでございます。saw1

<STORY>
ある密室で目覚めたゴードン(ケーリー・エルウェス)とアダム(リー・ワネル)。
二人とも部屋の隅ににむき出しになっている管に片方の足を鎖で固く縛られいて、お互い手を伸ばしても届かない対角線上のところにいる。
その間には血を流した一体の死体。
各々に与えられたのは一本のテープ。
そしてそのテープが告げる指令は、「6時までにゴードンがアダムを殺すか、両方が死ぬか」
さらに、ゴードンの妻(モニカ・ポッター)と子どもが犯人に拉致されていることも発覚する。
自分が置かれている立場に全く身に覚えが無い二人だったが、ゴードンは数日前に警察から事情聴取を受けていたことを思い出す。
タップ刑事(ダニー・グローバー)が追っている連続殺人事件の現場付近から、ゴードン医師のペンライトが発見されたため、犯人として疑われたのだった。
ゴードン医師にはアリバイがあったために容疑は晴れるが、まさか自分が犠牲者になるとは・・・。

密室に閉じ込められた二人は、あれこれ画策するが、出口が見つからないまま終わりの時間がせまっていた・・・。

saw2
ラスト15分がすごく面白い。
それを見るために、それまでの時間があったのかと思えるぐらい面白い。
まだ見ていない人のために、一切ネタバレはしないけれど、血が苦手じゃなければ是非見て欲しい。
血とか、痛いのが苦手な人にはオススメしないなぁ。

お話としては、拉致されてから密室で目覚めるというシチュエーション、犯人が見えないというストーリー展開からビンチェンゾ・ナタリ監督の『CUBE』を思い出すね~。
犯人の名前もジグソーなんていうし、難解な謎解きが待っているんじゃないのぉ~!!とワクワクさせる。
でも、その辺りはちょっと肩透かし。
全ての事件に対して、一貫性が感じられないんだよね。
犯人が選んだゲームの駒に対して、「なぜ選んだのか」があまり見えない。
ゴードンとアダムはいいとしても、それ以外の駒はなぜ選ばれたんだろう・・・。
その辺の理由付けは、デヴィッド・フィンチャー監督の『セブン』の方が際立ってるね。
もちろん、計画性があったんだと思うけど、もうちょっと明確にその意図を見せて欲しかったんだよね。
計画性が無い犯行だから面白いのか、それとも物足りないのか、それは見た人の感じ方次第かも。

saw3
でも、まぁそんなことを補うぐらいストーリー展開は面白いわけで。
密室、誘拐、謎解き、流血、サイコ・・・。
サイコスリラーを面白くさせる要素をほとんど含んでる。
閉所恐怖症の人は見ていられないんじゃないかと思うこの映画を作ったのは、脚本リー・ワネルと監督ジェームズ・ワン。
二人は、オーストラリアの映画学校で出会い、この映画の企画を思いつき、二人でワンシーンをDVDに収めてアメリカで売り込んだらしい。
そのDVDの面白さから制作が決定しただけでなく、リー・ワネルはアダム役で出演が決定。
完成した映画をサンダンスで上映したところ、熱烈歓迎を受けて、配給会社は拡大公開を決定・・・。
ってことになったらしい。
そんな裏話もアメリカンドリームっぽくて面白いよね。

saw4
今頃、パート1を見てるってことは、もちろん、昨年公開されたパート2を見てないってことで・・(^^;)
こうなると2も見たくなっちゃうね~。
来月DVD出るんだって~。
ちょっと楽しみだな。

口は災いの元と言います。
気付かぬ間に、人を深く傷つけるようなことを言ってしまった記憶がある人は、今のうちに謝っておきましょう。
取り返しのつかないことになりますよ・・・。フフ。
あぁ、いけない。
そんなこと言っている私も、ついつい口が滑ってしまった・・。

サイコものが好きな人にオススメの一本。

ソウ 公式サイト

WOWOW 公式サイト

2月 27, 2006 映画-サ行(アメリカ) | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006/02/10

ジャーヘッド

TOKYO FMホールで行われた試写会に行ってきた。
ビジネススタイルエバンジェリスト(?)の小阪 裕司氏のミニトークショー付き。
エバンジェリストって伝道師って意味があるらしい。
エヴァンゲリオンの熱狂的ファンなのかと思ったよ・・・(^^;)jarhead1

映画は、アカデミー賞作品賞、監督賞を受賞したサム・メンデスの新作。
描かれるのは、20歳の海兵隊員が見た湾岸戦争の風景。
戦争に行くことなんかありえない女の私にとっては、かなり興味深い世界だったなぁ。

<STORY>
1989年、18歳のスウォフォード(ジェイク・ギレンホール)は祖父も父も海兵隊員だったことから大学進学ではなく、入隊を志願する。
刈上げた坊主頭がジャー(ビン)の蓋(ヘッド)に似ていることからジャーヘッドというあだ名を持つ彼ら。
ヘアスタイルをジャーヘッドにして海兵隊に入隊した彼は、歓迎の印として、焼印を押されそうになって気を失うという強烈な洗礼を受ける。
毎日、早朝から繰り返される厳しい訓練の末、いつもクールなリーダー・トロイ(ピーター・サースガード)と狙撃兵としてペアを組むことになった。
そして、20歳を迎えた1991年、イラクでは湾岸戦争が勃発。
ジャーヘッドたちも真っ先にイラクへ向かった。
実戦で敵を狙撃することばかりをイメージして訓練してきたスウォフだったが、そこにあるのは、何もすることが無く退屈な毎日だった・・・。

jarhead2高校を卒業したスウォフが、当然のように選んだ道は海兵隊だった。
そこに、アメリカ人の中にある“戦争に血が騒ぐDNA”があるような気がするんだよね。
祖父は第二次大戦、父はヴェトナム、そして自分は海兵隊。
生まれた頃からDNAの中にそういうレールができててさぁ、見事にレールに乗っかってるなぁって感じがするんだよね。
戦争に血が騒ぐのはスウォフだけじゃない。
海兵隊のみんながそう。
その様子を表しているシーンが映画の中にもあって、みんなで『地獄の黙示録』を見ているシーンにね、みんなでワーグナー大合唱しながら、「早く撃て!!」なんて言って興奮してるところがあるの。
もうねぇ、それだけでも衝撃的で。
あれは、ヴェトナムで善悪の区別がつかなくなってしまった男を描く映画であり、戦争に対する批判とか、疑問とかが描かれてる映画なのに