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2010/05/15

グリーン・ゾーン イラク戦争の実態

結局、犠牲になるのは若い兵士たち

グリーン・ゾーン イラク戦争の実態

9.11で、経済的にも精神的にも大きなダメージを受けたアメリカが選択した道は、敵を徹底的に潰すこと。

その敵とは、
「大量破壊兵器を有する国」=悪の枢軸

悪の枢軸は、アメリカを筆頭にした先進国にいつテロ攻撃を仕掛けるか分からないから、大きな悲劇を生む前にその芽をつぶしておこうという理論。


1

そのアメリカが、「イラクは大量破壊兵器を持っている」という「確かな情報」の元、イラクに侵攻。

この映画は、その「大量破壊兵器」をその「確かな情報」に沿って探しているチームのリーダーであるミラー准将(マット・デイモン)が描かれています。

ミラー准将は、次から次へと軍事施設を探して回るのすが、「大量破壊兵器」が見当たらないことに疑問を抱き始めるのです。

勇気ある映画です。

2

2003年にイラク戦争が始まって、7年、世界を平和に導くどころか、イラクそのものが悲劇の巣窟になってしまった現在。

その2003年に、アメリカがイラクに「大量破壊兵器など無い」と認めていたら、戦争も無く、多くの死者もでなかったかもしれない・・・

ただ、ホワイトハウスがイラク相手に戦争がしたかったから、どさくさにまぎれてイラクの油田の権利を奪いたかったから、軍需産業を盛り上げることで、国内経済を安定させた語ったから、戦争が必要だっただけなんです。
「大量破壊兵器の有無」なんて、元々関係なかったのです。

「グリーン・ゾーン」とは、イラクの中心地に築かれたアメリカ軍の安全地帯のこと。

「グリーン・ゾーン」で暮らすのは、ただイラクと戦争をしたいホワイトハウスの人たち、「グリーン・ゾーン」の外側で戦うのは、そのホワイトハウスにいいように使われる兵隊たち。


3 この映画のタイトル「グリーン・ゾーン」が、アメリカ中央政権のあり方を問いただしているような、皮肉のような雰囲気を出しています。

タイトル含め、イラク戦争のあり方、ホワイトハウスの政策を、真っ向から非難する勇気ある映画でした。

主演のマット・デイモンは、私が今、ハリウッドで、最も期待する俳優です。

今回も、リーダーシップを持ち、賢いミラー准将を、いつも通り的確に演じていました。また、このような問題提起の作品を選び方も、非常に賢いマット・デイモンらしい選択でした。

この映画と、現在公開中のアカデミー賞作品「ハート・ロッカー」を合わせて見ると、イラク戦争なんて、本当に必要ないと思えてきます。

5月 15, 2010 映画-カ行(アメリカ) |

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周知の事実でも描き方次第。情報が錯綜するサスペンス的要素と、終盤のアクションに緊迫感、臨場感があり、なかなか見応えのある作品であった。主人公と同じ目線で真実に近づいていく気分が味わえる。... 続きを読む

受信: 2010/05/27 3:02:36

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