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2010/02/15

しがみつかない生き方 / 香山リカ・著

身近に落ちてる小さな幸せを大切に

仕事に対するモチベーションが下がっているときに、
この「しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール」を本屋で見かけて、
なんとなく読んでみたくなって買ってみました。

なんでだろう。
その時の精神状態に、「しがみつかない」というタイトルがピンと来たかもしれないし、
カツマー vs. 香山リカという世の中の動きが気になっていたからかもしれないですね。

この「しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール 」は、
精神科医の香山リカが、
いろんなことに「しがみつかない」で生きることが、
「ふつうの幸せ」を手に入れる最善の方法だと、
いろいろなことにしがみついて生きている人たちを例にとりながら語っている本です。

読みはじめから、あるある~。
なるほどね~。
と、思うことが沢山あって、グイグイ引き込まれながら読みました。

本当に、この本を買ってよかったなぁって思いました。

読み始めた時は、
仕事に対してモチベーションが下がっていた私ですが、
「下がることもありだなぁ」とか、
「たまには、失敗することもあるさぁ」と、
上手に割り切ることもできるようになった気がします。

とてもハードに仕事をしているときに、
「今、すごく大変だから逃げ出したい」と、思う気持ちは、
世の中的に
「今、この瞬間が大切」
と、思う傾向にあるからだと、香山リカは言います。

さらに、ちょっとした失敗を責められたり、
ちょっとした失敗ですごく落ち込んだりするのは、
世の中の心がとても狭量になっているからだと言います。

その「今、この瞬間が大切と思う傾向」と、
「世の中の心がとても狭量」という言葉に、すごく共感しました。

みんながみんな、「今」がダメだからダメで、「今」が良ければいい。
ということが、すごくあると思うんですよ。

「今、この瞬間の気分」が重要で、「心が狭量」だから、
ちょっとした失敗も「この世の終わり」みたいに怒られたり、
自分自身も、「この世の終わり」みたいに落ち込んじゃうんですね。

そのときに、「そんなこともあるさ」とか、
「どうせ、この仕事が全てじゃない」と割り切れれば、
その「この世の終わり」も回避できたことだったんです。

年収1,000万円を目標にバリバリ働くことも悪いことじゃない。
でも、本当の幸せは、そこではなく、もっと身近なところにあるんじゃないか。
そう思える本でした。

それが、「仕事にしがみつかない生き方」だったんですね。

その一連の心の動きを、
「あぁ、なるほどねぇ」と思うことで、救われたんです。

他にも共感できることがいっぱいあって、読んでよかったと思いました。

「常にモチベーションを持ち続けて」がんばれというメッセージではなく、
「みんな悩んだり、後悔したりしながら生きてるんだよ。
だから、一緒にがんばろう」という優しさが、私にヒットしたんだと思います。

2月 15, 2010 読書 |

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