« 雑誌!雑誌!雑誌! | トップページ | 放浪記 / 林 芙美子・著 »

2009/05/18

雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた

老いとは油断すること

土曜日のことですが、友人と渋谷でお芝居を見てきました。

雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた

という、とても長いタイトルのお芝居です。

090518

鳳 蘭真琴つばさ三田和代古谷一行ウエンツ瑛士・・・と豪華なキャスト。

それだけに、とても贅沢感が味わえる舞台でした。

テーマは「戦争」と「老い」です。

最高に楽しかった青春真っ只中の瞬間に、戦争に遭い、そのまま、時が止まってしまった少女たちが三十年後に再会するお話です。

ようやく、最近、「老い」についての怖さを味わうようになった私ですが、本当の老いを知る彼女たちの絶望感がすさまじく、それが、痛いほど伝わってくるお芝居でした。

また、主役を演じた三田和代と鳳蘭の圧倒的なお芝居が、その「絶望感」を見事に表現していました。
「老いとは油断すること」
とは、三田和代のセリフです。
気持ちを若く保っていれば、若くいられるけれど、油断した隙に老いは急激にやってくる。
少し、コメディチックに笑わせながらポツリと吐き出す言葉なのですが、とても納得してしまって、私にとって、一番印象的なセリフとなりました。

最後の最後、観客たちの鳴り止まないカーテンコールも“演出ではない”感動がありました。

あぁ、やっぱり、お芝居っていいですね。

5月 18, 2009 演劇 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43476/45058668

この記事へのトラックバック一覧です: 雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた:

コメント

コメントを書く