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2009/01/20

告発のとき

念願の映画をようやく見れました

DVDで、この『告発のとき』を見ました。
公開時に見たかったのだけれど、見れなかった映画でした。
少し重いテーマではありますが、考えることも多い映画でした。

Photo

テーマはイラク帰還兵のその後

イラクからの帰還兵である息子が行方不明になってしまったハンク(トミー・リー・ジョーンズ)は、以前軍警察に勤務していた経験から、息子がいた軍施設へ実際に行き、自ら探すことに。
地元警察の担当となった若手女性刑事エミリー(シャーリーズ・セロン)と共に、捜索を始めようとしたその時、探していた息子が遺体となって発見されたという知らせが届く。
そこ瞬間、行方不明の捜索から、殺人事件の調査へと移行していくのだが・・・

想像つかないほどの悲惨な世界

ここで描かれるのは、911以降始まったイラク戦争の現地での悲惨さです。
自ら志願して戦地へ赴いた兵士たちは、偉大なる勇気を持って、自分たちに戦争を仕掛けた悪人を倒すつもりだったのに、現実では、ひたすら民間人を殺し続け、人を殺すということになんの違和感も感じない人間になってしまっていたという話です。

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そのハンクの息子の殺され方もとても異常なもので、その有様から言ってもハンニバル・レクターのような異常者による殺人だったら、きっと納得いくんだろうけど、そうじゃない真実に、戦争の悲惨さが隠されています。

「イラクにいる時は、早くアメリカに帰りたいと思ってた。
帰ってから2週間。
早くイラクに帰りたいと思ってる」
そのセリフに、その兵士たちの異常な思いが詰まっています。
アメリカにいれば、好きなものも食べれるし、売春婦も買えるし、ストリップにだって行ける。
でも、あの異常な生活に変えられるものはどこにも無い。
この映画を見ながら、『フルメタル・ジャケット 』を思い出しました。
あの映画と同じような狂気がここにありました。

BOSSのおっさん、いぶし銀です

最近、日本では“BOSSのおやっさん”のイメージが強いトミー・リー・ジョーンズも、薄めのメークで性差別と戦う田舎の女刑事シャーリーズ・セロンの演技も印象的です。
今日は、アメリカで新しい政権が生まれる歴史的な日。
近いうちにイラク派兵は、全員帰ってくる予定ですが、彼らのメンタルケアが早急に必要だと思われます。

1月 20, 2009 映画-カ行(アメリカ) |

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 『真実を語る、勇気はあるか?』  コチラの「告発のとき」は、主演のトミー・リー・ジョーンズがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなどサスガの演技を見せる6/28公開となったPG-12指定の”アメリカが目を背けた衝撃作”なのですが、早速観て来ちゃいましたぁ〜...... 続きを読む

受信: 2009/01/20 23:44:55

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