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2009/01/07

はたらきたい-ほぼ日の就職論- / ほぼ日刊イトイ新聞・編

ただなんとなく買ったのがきっかけでした

この『はたらきたい。』は、糸井重里ほぼ日刊イトイ新聞をふらっと訪ねた時に、「これ、読みたいなぁ~」と思って、買ったものです。
芸能人から、人材派遣のプロから、いろんな人が「はたらく」ということに対して語っている本なんですが、他の人は「はたらく」ということについて、どう思っているかを知りたくて読んでみました。
対談形式のとても読みやすい本だったので、正月休みの間に、テレビで箱根駅伝など(わが母校がとても惜しいところまでがんばってくれたので、応援しながら見ました)を見ながら、一気読みしてしまいました。
買った時は、そんなつもりは無かったのですが、結果的に、今の派遣切りや内定取り消しの話題と重なって、とてもタイムリーな本でした。

就活中の学生さん向けなんですが・・・

ただ、主なターゲットは、派遣切りの世代の人たちではなく内定取り消しで話題の、就活をしている学生さんです。
就活をするにあたっての心構えとか、
「今の就活って、なんかおかしくない??」
という疑問から始まったようです。

苦い経験があります・・・

私も、かつて就活をしていました。
就職氷河期の頂点で、もっとも就職が難しい時代でした。
とりあえず、片っ端から受けて、50~60ぐらいだったかなぁ・・・。
全部、きれいに落ちましたよ。ホホホ
この『はたらきたい。』を読んで、腑に落ちました。
当時の私は、「はたらく」ということについて、全く考えてなくて、「とりあえず、入ってしまえ」ってことに必死だったんです。
そんな状態じゃ、何百人もいるライバルに勝てるわけも無く、大勢のうちの一人に過ぎなかっただろうなぁと納得してしまいました。

就活で就職できなくても学ぶこともあるよ。きっと。

今だったらね、Webデザイナーとして、どんな仕事がしたいかとか、どうやって、社会貢献していこうかとか、かなり熱く語れると思うのですよ。
でも、当時の私には、「しごと」に対して、そんな熱意は無かったですね。
この『はたらきたい。』を読んで、就活の面接では、その熱意ももちろんですが、人としての伸びシロを見られていたんだなぁと実感したんです。
ってことは、私としては、その当時、就職せずにライン工場の作業員アルバイトから始めて(実話)、パソコンの勉強して、今はこうして、仕事に対して熱意が持てる人間になったのは、生き方として正解だったんだなぁとすごく思ったんです。

つまりですよ、この不景気の時代に、就職できなくて悩んでいる人がいたら、何も正社員として就職することが正解とも限らないんじゃないかと思うのですよ。
つらいのは、痛いほど(実際、今でも心が痛いし・・・)よく分かるのですが、もし自分の希望とは違うところでも、働ける場所があったら、働いてみるのもいいかなぁと思うんです。

もし夢があって夢に対して熱く語れるなら、本当に話に耳を傾けてくれる人を探すべきだと思うし、どうにも「しごと」に対して熱意を感じないのであれば、どんな仕事でも、まずやってみるというのも、一つの方法だと思うんです。
それは、前から思っていたことなんですけど、この本を読んで、ますます、その思いが強くなりました。
何も、一流企業に勤めるばかりが人生じゃなく、大切なのは
心から本当にやりたいこと
なんですねぇ。

個人的には、いくつかある対談の間に息抜きのように入っている
みうらじゅんに訊け!」
がすごく面白くて、笑いながら読んでいました。
いや~、みうらじゅん最高ですわ。

この『はたらきたい。』の感想を書くにあたって、ほぼ日刊イトイ新聞に行ったら、タモリ糸井重里の対談が出てて、面白くて、全部読んじゃいました。
オススメです。

1月 7, 2009 読書 |

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