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2008/11/06

P.S.アイラヴユー

久々に号泣しました。

見るか、どうしようか、迷っていた映画でした。
最終的には、ヒラリー・スワンク の演技力を信じて見に行ったのですが、信じて正解でした。愛する人を失い、一人になってしまった30代女性の生きる選択、母と友人たちの愛情に、思わず号泣してしまいました。

Ps_i_love_you

亡くなった夫から届いた手紙

ホリー(ヒラリー・スワンク )は、愛する夫、ジェリー(ジェラルド・バトラー )を癌で亡くしてしまう。
パブを経営する母(キャシー・ベイツ)や、親しい友人たち(リサ・クードロージーナ・ガーション)に支えられる日々だけれども、なかなか立ち直ることができない。
ある日、そんなホリーの元に、亡くなったジェリーから手紙が届く・・・。

ヒラリー・スワンク主演の理由

この映画を見るのを渋ったのには、理由があって、主演のヒラリー・スワンク には、恋愛映画は似合わないと思ったのですよ。
男性にすがって生きるより、自立した女性の方が似合っているし。
しかし、この「P.S.アイラヴユー 」を見てみて、
恋愛映画=男性にすがって生きる女性像
って私の考え方が浅はかだったことに気付きました。

この映画は、紛れもなく、ヒラリー・スワンク の映画でした。
愛する夫を亡くして、いつまでもメソメソしている女性ではなく、自分の生活の支えを亡くして、その不幸の底から立ち直るために、lいかに、自分らしく生きるか、そして、自分らしく生きることで、次に巡ってくる幸せのための準備をする姿が描かれているのです。

ツボは名女優の愛情表現

私のかなり個人的な号泣のツボは、母・キャシー・ベイツにありました。
小春日和のような秋の日差しの中、夫の死から立ち直ることができないホリーは、母と、夫・ジェリーについて語りながら散歩するうちに、母の昔の恋愛話が出てくるのです。
母にも深く愛する男性がいて、でも、最終的には別れることになってしまった、だからこそ、娘のつらさも分かるし、むしろ、同じような思いをさせたくないために、結婚させたくなかった。

この、母から娘への愛情溢れた語りかけに、私、かなりグッときてしまいまして、号泣してしまったんです。
もう一週間ぐらい前に見た映画なのに、今でも、その時のキャシー・ベイツの演技を思い出すと、泣きそうになります。
本当に彼女は素晴らしい女優です。

泣きばかりではない

泣いたことばかり書いてしまって、なんだか、重い映画のように感じますが、そうでもないんです。
なにしろ、友人役に、あの『フレンズ 』のコメディエンヌ、リサ・クードローが登場して、かなり笑わせてくれるし、楽しい音楽もいっぱいで、夫・ジェリー役、ジェラルド・バトラー の『オペラ座の怪人 』とは、一味違ったロックを聴くこともできます。

ハリー・コニックJR.といえば、やっぱり…

そこで!
残念なことが一つ。
ハリー・コニックJR. が、ホリーを密かに思い続ける男性の役で登場するのですが、彼の歌を一小節も聴くことができない!!
あれだけ歌が流れてて、みんな歌ってるのに、ハリー・コニックJR. が歌わないなんて!!
お願いだから歌ってくれ!
と彼の登場から願い続けていたのに、歌わないなんて・・・。

彼の優しいジャズナンバーは、恋愛映画ではかなり定番なのに。
いや~、正直、ハリー・コニックJR. は、いくら愛しても振り向いてもらえない役なのですが、
「歌えばイチコロなのに・・・」
と思ったぐらい。
まぁ、きっと、歌ではなく、演技で勝負したかったんでしょうね・・・。

もう一つ残念だったのは、エンドクレジットで徳永英明の歌が流れたことでした。
わたしの心は、どっぷりNYだったんですよ。
そこで、日本語の歌が流れてくるのは、私のどっぷり浸った気持ちを急激に冷ますことになってしまい、すぐに席を立ちたくなる気持ちにさせてしまいました。
徳永英明が悪いわけではなく、エンドクレジットに日本語の歌を流すこと自体、必要があるのか、かなり疑問です。

この映画をオススメしたいのは…

夫と死別したというだけでなく、過去につらい別れを経験したり、一人で生きることに疲れてしまっている人だったら、きっと、この映画のどこかにグッとくるところがあると思います。
大切なのは、去ってしまった人を想って後ろ向きになるのではなく、その人が去ってしまったからこそ、前を向いて、自分らしい生き方を探すことなんですね。
訳あってシングルでも、そうじゃなくても、自分は一人ではないと思いたい時に、おススメの映画です。

番外・ヒラリースワンク オススメの一本

ヒラリー・スワンクといえば、アカデミー賞を受賞した『ミリオンダラー・ベイビー 』や、『ボーイズ・ドント・クライ 』が有名ですが、彼女の映画で私が最もオススメしたいのは、この『フリーダム・ライターズ』です。

ロスの郊外にある荒れ果てた高校へ赴任した国語の女性新任教師。
最初はとまどうことばかりの彼女も、生徒一人ひとりに対し、熱意を持って接しているうち、生徒たちも彼女に対する考え方が少しずつ代わってくるという実話を元にした映画です。
この映画を見たばかりの頃、あまりに感動して、原作本 も読んでしまいました。
好きなことを学べて、考えることが自由にできる幸運を考えさせられる1本でした。

11月 6, 2008 映画-ハ行(アメリカ) |

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 『まだ“さよなら”は 言えないんだ。 死んでしまった夫から ある日、突然届いた消印のないラブレター。 それが、全ての始まりだった。』  コチラの「P.S.アイラヴユー」は、全世界40カ国以上で500万部のベストセラーとなったセシリア・アハーンの同名小説の映画化...... 続きを読む

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