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2008/06/13

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

★特に理由も無く、ただ勢いで前売り券を買ってしまい、もうすぐ終了するからと急いで見に行ってきた作品です。

★だいたい、キャスティングが10年前と代わり映えしないってのは、ちょっと見る気を無くしますよね catface

Charlie_war

★冷戦時代の1980年、下院議員のチャーリー・ウィルソンが、アフガニスタンを訪問し、ソ連の残虐な行為を目にして、“人道的な理由”から、アフガニスタンを救うべく立ち上がるというお話です。

★このお話は実話が元になっているそうです。
 あまり乗り気ではなかったこの映画ですが、ある意味見てよかったと思いました。
 半分ほど不透明だった当時のアメリカの対アフガニスタン政策がよく分かったからです。

★アメリカがアフガニスタンの若者にイスラエルやエジプト、サウジアラビア、パキスタンルートで武器を与え、訓練し、対ソ連ゲリラを養成していたらしい。
 という話は聞いていたものの、私の中でその全貌が見えていませんでした。
 それを、こう非常にアッケラカンと、とても楽観的で、人道的にとても良い行いをしたかのように描いているアメリカ映画の傲慢ぶりもさすがだなと思うわけですが、このチャーリーの行った“戦争”のその後については、ただ「しくじった」としか言っていないあたりが一番腹が立ちます。

★この“秘密政策”の後、“人道的支援”を行ったアメリカ人たちは、冷戦が終わるとさっさと引き上げていき、現地に残ったのは難民キャンプと貧困。
 「冷戦を終わらせるためにアメリカに利用された。アメリカに捨てられた」
と、その後、若者たちは蜂起し、オサマのようなテロリストを生み、タリバンのような武装組織が生まれていくわけです。

★それが後々、911のような大規模テロにつながっていき、今でもアフガニスタンやイラクでは戦争が終わっていないのです。

★チャーリーはアフガニスタンを秘密裏に支援して、冷戦を終結させ、世界を変えたと誇らしげで、その後の復興については何もしなかったことを反省しているのですが、本当に反省すべきは、米軍は入らなかったといえ、金銭的によその国に軍事的介入をしたことであり、アフガニスタン人の手で自国を救うように人道的支援を行ったように言うのはちょっと違うんじゃないかって思うんですよ。
 アフガニスタンにいい顔をしているようで、その向こう側のソ連を見ていたのはバレバレなのですよ。

★本気でアフガニスタンの復興をしたかったのなら、有力なコネを使って、莫大な資金を集めたらよかったのにね。

★トム・ハンクス×ジュリア・ロバーツというキャスティングを含め、まぁ白々しいなと思う映画でありました。



チャーリー・ウィルソンズ・ウォー 公式サイト

6月 13, 2008 映画-タ行(アメリカ) |

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