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2008/02/06

アメリカン・ギャングスター

★1月はほとんど(1本だけしか)映画を見れませんでしたcrying

★まぁ、月に1本って、普通の人からしたら十分かもしれませんが、私にはかなり不満でした。
そんな訳で、週に一回は映画館に行きたいっつーことで、「時間があれば映画を見ろ!」を心がけ、月曜日のレイトショーmovie で『アメリカン・ギャングスター』を見てきました。

★主演、デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、監督リドリー・スコットです。
 主要スタッフは、それでもうすでに完璧shine
 デンゼル・ワシントンは、NYのハーレムをとりしきるギャングスターであるフランク・ルーカスを演じ、ラッセル・クロウはニュージャージー市警の麻薬捜査課の刑事リッチー・ロバーツを演じています。
 1969年、アメリカがベトナム戦争をしている頃、実際にあった話が元になっています。
 フランクは国を巻き込んでドラッグビジネスを手広く行うけれど、麻薬王であるフランクは表に出しません。
 リッチーはNY、ニュージャージーを中心に広がっていく麻薬を追ううちにフランクの存在に気付きます。
 そこから、フランクとリッチーの一騎打ちが始まるのです。

★まぁ、スタッフも作りのほぼ完璧なこの映画、私が申すことは特にありませんが、本当にかっこよくて、クールな映画でしたconfident
 この映画では、黒人のフランクと、白人のリッチー、同世代の二人の対照的な生き方を楽しみました。
 NYのハーレムで育ちながらも成功し裕福になったフランクと、白人刑事のリッチー。
 片やギャングの抗争の中、敵だろうが、仲間だろうが、自分のルールに従わないものは殺し、家族さえも欺きながら巨万の富を築いた男、片や、100万ドルのワイロから1ドルも抜くことなく全部警察に届けた男。

★対照的なフランクとリッチーだけれど、二人がとても人間的に描かれていることで、この映画の面白さが増しています。
 常にクールなフランクでさえ、どうにもならない時に感情的になり、金には清潔なリッチーも女にだらしなく、妻には捨てられてしまうダメ男。
 悪が完全な悪ではなく、善が完全な善ではないことで、見ている側としてはどちらの気持ちも理解しちゃうんですね。

★フランクってすごく怖いんですよ。
 でもね、なんだかとってもその気持ちが理解できるような気分になるんです。
 自分の命令を聞けない人間はすぐに殺してしまいますし、それが家族や親族であっても半殺し・・・sweat02
 でも、もしかしたら、彼はそうすることで、周りを遠ざけ、自分だけの安全地帯を作りたかったのではないでしょうか。
 すぐに感情的になってしまうのも、常に何かに怯えていたからではないかと。
 そのフランクを、言うまでもなく名優のデンゼル・ワシントンが演じているからこそ、尚更、この人、ウォール街あたりでビジネスマンやってれば、相当稼ぐ男になれたんじゃないか・・なんてつい同情的に見てしまうんですねぇcoldsweats01
 その辺は、デンゼル本人の人柄もあるのではないかと。
 リドリー・スコットはもちろん、そこを見込んでキャスティングしたのではないかと思うんです。

★一方、リッチーは女にだらしがないdespair
 仕事をするときはすごく熱心なのに、人前で話すときや、家族と一緒にいるときはとても弱い人間。
 典型的な仕事人間ですね。
 でも、そんな仕事人間も特に裕福な暮らしで満足しているわけではないあたりが人間らしさを感じます。
 ラッセルも申し分ない演技で、特に、リッチーの小さなクセとか、表情とかに巧さが光っていますgood
 それに、女ったらしってなんだかピッタリなんだよね・・coldsweats01

★70年代音楽もかっこいいですし、大人の演技を楽しみたい人にオススメの映画です。


2月 6, 2008 映画-ア行(アメリカ) |

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