« モーテル | トップページ | のだめカンタービレ #19 »

2007/11/30

トロイメライ

小学生から中学生ぐらいまでの頃は、マンガが大好きで、マンガばかり読んでいました。

高校に入学した頃、なんだかマンガを読むのが嫌になってしまって、全部捨ててしまいました(^^;)

それ以来、あまり年間に何冊かしか読まないのですが、最近、急にマンガが読みたくなりました。

なぜでしょう?
活字中毒か?と自分でも思えるぐらい、ギッチリ詰まった活字を読むのが好きなのに、最近は、マンガを欲しています。
おそらく、そのギッチリ詰まった活字とは少し距離をおきたい気分なのだしょう。

その時、私の部屋にあって、まだ読んでいないマンガは、この『トロイメライ』だけでした。

この本は読んだというより、すごく不思議な世界を体験したという感じでした。

ある一台のピアノを巡る物語です。
アフリカのカメルーンから始まり、第一次大戦ドイツを経てワールドカップが開催されている日本へ。

そんな題材自体、あまりマンガっぽくないですよね?
いろんな人が出てくるんです。
カメルーン人、イラン人、もちろん日本人も。

その国際的感覚が面白いし、一台のピアノを中心に世界が動くのがすごく面白い感覚でした。
その感覚が、“不思議な体験”という読後感につながるんだと思います。

このマンガを読んで、映画『レッド・バイオリン』を久しぶりに観たくなりました。
こちらは、バイオリンが世界を巡る物語です。
やはり、多くの人の手を渡り、悲しいことも、幸せなことも見てきたバイオリンの話です。
近々見直してみようかと思います。

なんでしょう。
長い間生きてきた“木”を使って作られた楽器は、木から楽器へと形を変え、生き続けているのでしょうか?
多くの人に愛され、奏でられ、音色を響かせながら、人を感動させるために生き続けている。
誰もが、そんなことを思うから、こうした物語が生まれるんだと思います。

肝心な『トロイメライ』という曲がどんな曲なのか分からないというのが、とても残念です。
トロイメライ』を知っていて、この映画のラストを読んだら、すごく感動できたんじゃないかと思います。
今度、機会があったらその『トロイメライ』を聞いてみようと思います。

11月 30, 2007 読書 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43476/17235796

この記事へのトラックバック一覧です: トロイメライ:

コメント

コメントを書く