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2007/07/12

理不尽な世の中を思う

先日、半年前から新しい会社に就職した友人と、短い時間ですが話をしました。

彼女は、それまで派遣社員やバイトをして過ごしてきたので、あまりちゃんと就職をしたことが無かったのです。

そのせいか、それまであまり感じたことが無かった“一般社会の理不尽さ”についていけないと愚痴をこぼしていたのです。

その時、私は話を聞いていて、彼女の気持ちが痛いぐらい分かりました。
私もあまりまともに就職したことが無かったこともあるし、“一般社会の理不尽さ”について、いろいろと身に覚えがあったからです。
しかし、それ以上話を聞いてあげる時間が無かったということもあり、
「気持ちは良く分かるよ。でも、世の中は、理不尽なことばかりだから、適当に聞き流せばいいじゃない」
と簡単にアドバイスして別れました。

そのアドバイスは、本当に適切だったのか・・と今頃になって思うのです。

冷静に考えてみると、理不尽な出来事に対し、「それおかしいじゃないか」とか、「それは間違っているじゃないか」と、疑問を持つことが正しくて、「あぁ、面倒くさいなぁ」とか、「はいはい。言うとおりにすればいいんでしょう」と心の中で思っている感覚の方がおかしいんですよね。

目上の人間の理不尽な要求に対し、素直な気持ちを持つのが彼女の良さであり、個性だとしたら、「聞き流せばいいじゃない」というのは、適切なアドバイスじゃなかったんです。

私は、彼女を「どうやったら一般的な型にはまるか」についてばかり考えていて、「どうやったら彼女の個性をうまく活かせるか」について考えなきゃいけなかったんです。

私の職業がカウンセリングというわけではなく(^^;)、それどころか、程遠い仕事をしていますが、10代の頃から、いろんな人にいろんな相談をされることが多く、一時は、そんな自分を面倒に思うこともあったのですが、最近は、そんな役回りも自分の個性の一つだと思っています。

なので言い方は悪いですが“相談慣れ”している自分もいて、時にはありきたりなアドバイスで逃げてしまうこともあります。
今回のアドバイスも、その「ありきたりな」答えのうちの一つです。

きっと、そのアドバイスに自分自身納得していないのでしょうね・・。
このところ、その理不尽さについてばかり考えてしまうのです。

会社員になろうと思えばなれるのに、フリーランスという自分のバリアの中へ逃げ込んだ自分にも当てはまることが多々あるからかもしれません。
実際、“理不尽さ”から逃げているのは、私じゃないか・・・と。
彼女にも、私と同じような対応や生き方をさせるのは、間違っているような気がしてきたんです。

そのアドバイスは、本当に適切だったのか・・

その答えは、まだ見つかっていません。
愚痴をこぼしてきた彼女にとっては、どんなアドバイスが最も適しているのかについて、もう少し考えようと思います。

7月 12, 2007 日記・コラム・つぶやき |

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