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2007/03/08

オシムの言葉

このところ、この本を読んでいました。
オシムが日本代表監督になる前、ジェフ市原の監督になるまでと、監督になってからのオシムについて描かれています。

いや~、実を言えば、私俊輔のいない日本代表サッカーにはあまり興味なかったのですよ。
で、このオシムは「ファンタジスタは私のチームにはいらない」と公言していたので、「試合見ないかも・・」と正直思っていたのですよ。

しかし、この本を読んで考えが180度ぐらい変わりました。
俊輔がいようがいまいが、このオシムが監督するチームのサッカーを見たい!と思ったです。


オシムという人の祖国は旧ユーゴスラビア、現ボスニアです。
90年代前半の民族闘争による内戦時、オシムはユーゴの代表監督をしていました。
あの日本にもいたストイコビッチが全盛期の時です。
他民族同士、憎しみ合い、内戦をしていたというだけで、その代表監督をする大変さを感じずにはいられないのですが、彼はさらに不幸なことに、奥様と2年半も離ればなれになってしまったのです。
常に、死の恐怖を感じる日々だったに違いないと思いながら読んでいました。

それでも、オシムはサッカーを続けたのです。

どんな過酷な日々だったのか、気になった人は是非、読んで欲しい本です。
サッカーを知らなくても十分理解できる内容になっています。

オシムは、ユーゴをWカップで準決勝まで導き、クラブチームをCLの決勝リーグに導き、多くのビッグチーム(たとえばレアルマドリッド)からオファーを受けたそうです。
そんな優秀な監督のオシムがなぜ日本にいるのか、それは、監督へオファーを出した数々のチームの中でジェフのGMだけが直接オシムに会って交渉したからだそうです。
そういう、縁を大切にする彼がこの平和な日本にいて、しかも代表監督をしていることに人生の面白さを感じています。
今後、日本のA代表のサッカーがどんな風に変わっていくのかもとても楽しみです。

3月 8, 2007 読書 |

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