« 整体に通っています | トップページ | 13階段 »

2007/03/01

ディパーテッド

う~ん☆久しぶりの映画ネタ♪

Departed_1

一昨日、アカデミー賞を見ていたら、どうにも映画が見たくなって、とりあえず作品賞の『ディパーテッド』を鑑賞してまいりました。

<あらすじ>
香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク
警察学校時代に喧嘩っ早いが腕が良いことを見込まれ、ボストンでナンバーワンのマフィア、フランク・コステロ(ジャック・ニコルソン)の一味に覆面潜入捜査官として送り込まれるビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)と、同じくフランク・コステロに幼い頃からかわいがられ、警察学校を卒業し、成績優秀で対組織犯罪の特殊捜査官になるが、実はフランクに情報を流しているコリン・サリバン(マット・デイモン)。
ビリーもコリンもお互いにそんな生き方しかできないことを認めつつ、自分の素性がばれることを日々恐れている・・・

香港版がかなり好きなので、見てもしょうがないかも・・と思っていたのだけど、いや~、全く別物としてイケると思う。
最初から、最後まで緊張感が抜けることなく楽しめたのです。

このアメリカ版には、脚色の上手さがある。
香港版は、その狭い地域の中で実は共存しあってきたマフィアと警察の有様を描いていたけれど、何せ、アメリカはすごく広い。
そこで、アメリカ版では、人種をアイルランド系にしぼってきた。
実は、黒人と同じぐらいその存在を認めてもらえず、成功するにはマフィアしか選択肢が無かった・・なんてジャック・ニコルソンの語りが冒頭に入ってくると。
ふ~ん。そうなんだぁなんて、すんなりその世界に入ることができる。

Departed_2

で、出世するためにあらゆることに必死になりつつ、幼い頃から世話になったフランクに対する恩も捨てられないコリンと、ケンカっ早くて、警察かマフィアになるしか道が無いビリーというキャラも納得できちゃうんだよね。

すると~、香港版と同じようなシーンがいくつか出てくるし、何となく先は読めてしまうけれど、「背景も違うし、全く違う映画だな」ということで、納得できるのよね。

しかも、大きく違うのはラスト。
ちょっとあそこでネズミを出すのは、スコセッシの割りにベタベタでしょう~とツッコミたくなるけれど、「あぁこう来るか~」という面白さもある。
やはり、アジア人と欧米人は感覚が違うんですよ。
どうにも、白黒ハッキリ、正義について考えてしまうのが欧米人って感じがするね。
おそらく、アンドリュー・ラウ版では、「どうにもならない理不尽さ」ってのが、後味に残って、そこが良かったような気がするんだけどねぇ。

Departed_3

脚色もだけれど、演技も良い。
あの生意気そうな感じがどうにも好きになれないディカプリオですが、演技派抜群に上手いね。
今回のアカデミー賞でノミネートされていたから、この映画だと思っていたんだけど、これじゃないのね、別の映画なんだ(^^;)
で、その天才肌のディカプリオと対立するのは、努力家であまり演技に余裕が無いマット・デイモン。
ところがね~、その努力家で頭が良くて必死な感じがすごくコリンにピッタリなの。
モノは使いよう。
ナイスキャスティングです。

で、その二人を押し切って、アカデミー賞にノミネートされたのは、マーク・ウォルバーグですよ。
かつてのマーキー・マークもすっかり大人になって、今回は脱ぐシーンもなし(笑)
しかし、アメリカ版オリジナルキャストとなるこのマーク。
良かったねぇ。
最近、兄のドニーに押され気味だったけど、これで幅が広がったね。
恐らく、もっとも正義感の強い男はヤツだったんだろうね。
だからこそ、スコセッシは最後にこのマークのシーンを持ってきたんでしょう。

それ以外にも、音楽でアイルランドテイストのヘビーメタルを使ってそれがアイリッシュアメリカンをさりげなく表現してたりして、スコセッシならではの渋さとかっこよさも出ていたのです。

今回のアカデミー賞の総括として、
「最も金をかけて、アメリカ映画らしいから」
というのが受賞の理由でしょうといわれているけれど、私的には、アメリカ人って本当に外国映画見ないんだなぁ・・(ーー;)
ってのが正直な感想です。
『インファナルアフェア』を見たら、同じようなシーンをいくつも使っているリメイク映画に賞をあげようとは思わないもんね。

いや、しかし、『インファナル・アフェア』を見た人も見ない人も、ディカプリオより、トニー・レオンの方が100倍渋いと思っている人も、とりあえず楽しめる映画です。

『ディパーテッド』 公式サイト

3月 1, 2007 映画-タ行(アメリカ) |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43476/14096614

この記事へのトラックバック一覧です: ディパーテッド:

コメント

伊香保以来、時々お邪魔してました~。
「ディパーテッド」ご覧になったのですね。
ディカプリオって演技派だったんだ。
彼の作品はタイタニックしか見ていないから、今度時間を見つけて見に行ってきま~す。

投稿: hime | 2007/03/02 17:42:17

おぉ~himeさん、いらっしゃいませ~。

あの地元のさびれた某映画館で観てきましたよ(笑)
相変わらずガラガラの映画館で良かったですよ。フフ。

ディカプリオ。
そうなんですよね~。
顔に似合わず良い演技すると思うので、見てみると印象変わるかもですよ。

投稿: toe | 2007/03/06 23:41:47

久々の映画紹介ですね!待ってました。
デカプリオォ~♪
ギルバートグレイプとか、ボーイズライフとか。
好きでしたし、えらの張った顔も好きなので
是非みたいです。
タイタニック以来彼の作品は見てないけれど
是非みたいです。
先日韓国に行ってきましたら、なんだか、
韓流のよさがわかって来ました☆
まずは、、インファナル・アフェアで予習しなくちゃ☆

投稿: nao | 2007/03/07 11:14:46

>ギルバートグレイプとか、ボーイズライフとか
えらい懐かしいですね。

ディカプリオの映画だったら、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(http://toe-movieparadise.way-nifty.com/toecinematiclife/2005/08/post_e4c7.html)もオススメです。

naoさん、韓国に行ったのですね~。
私も昨年の12月に行きましたよ。

投稿: toe | 2007/03/10 21:23:29

コメントを書く