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2006/02/05

ニュートンの林檎 上・下

辻仁成の本は、『冷静と情熱の間』以来、久しぶりだったな~。

大学に入学したばかりの“僕”が、佐伯元子と運命的な出会いをするが、ある日突然元子は僕の目の前から姿を消し、僕は元子の姿を捜し求める・・。
その僕が10代から40代になるまでを描いたお話。

上巻の青春時代の僕を描いたあたりは、主人公が私と同じ映画好きってこともあってかなり楽しく読ませてもらったんだけど、下巻になったあたりから、話がちょっと哲学的になってきて、だれてきちゃった・・・。

ニュートンの林檎とは、もちろんあの万有引力の法則を意味していて、月が地球を中心に常に一定間隔で振り回されているように、僕は元子を中心に常に振り回されているのね。
しかし、二人の間には必ず一定間隔があって、くっつき合うことはないの。
その運命的な感覚がタイトルにでてるんだねぇ。

主人公が映画好きで映画監督を目指していて・・となると、どうにも辻仁成ご本人とかぶってしまうわけで、え~と、これは南果歩?(当時はね(^^;))と下世話な想像をしながら読んだりもする。
個人的には、ヒロインの元子にあまり魅力を感じないかなぁ・・。


2月 5, 2006 読書 |

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