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2006/02/21

ヴィレッジ

2004年制作のアメリカ映画。
今年、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたホアキン・フェニックスが主演。
怖くはないけれど、そのオチってどうなの~~~~??village1
って思わず考えちゃう。
オチを知りたくない人は、まず、映画を見てからお読み下さい。
が、特にオススメって訳でもないのです・・・(ーー;)

<STORY>
19世紀末、深い森に隣接した小さな村(ヴィレッジ)の住人たちは、その森に住むといわれている怪物に怯えながら暮らしていた。
彼らと怪物の間にある掟。

・決して森には入ってはいけない
・赤い色を身につけてはいけない
・警告の鐘に注意せよ

そんな村の掟を守っているのは、エドワード・ウォーカー(ウィリアム・ハート)を長とする長老会。
ある時、その長老会に対し、ルシアス・ハント(ホアキン・フェニックス)が「お願い」を申し出る。
村に住む人たちが病気で死なないように、薬を買いに町まで行かせて欲しいという願いだった。
町に行くには森を通らねばならず、森には入ってはいけないという掟がある。
その掟を守ろうとする長老たちだが、怪物は純粋なものに危害を加えないと信じているルシアス。
ルシアスは、想いを寄せるアイビー(ブライス・ダラス・ハワード)がまるで姉弟のように仲良くしている知的障害者のノア(エイドリアン・ブロディ)を町に連れて行けば、彼の障害が治るのではないかと信じていることもあった。
そんな彼の思いを知ったかのように、その怪物は村にやってくる。
自分のせいだと責めるルシアスだったが、それが、さらなる悲劇を生むことになった・・・。

village2こちらは、ネタバレを含みます。
映画をご覧になってからお読み下さい。

ここに出てくるのは億万長者と世捨て人たち。自分たちに起きた悲劇は文明が発達したせいだと信じていたが、実はそうではなかった・・・。というお話なんだね。

てか、そんなことを訴えるために、こんな大掛かりなことしていいのか・・?
って考えちゃうんだよね。
飛行機ダメ、ヘリコプターダメ、電線無し・・。
いくらなんでも、そんな生活してたらイジワルなマスコミが嗅ぎ付けるでしょう。
それでも、金で解決するのかな・・。
しかし、文明のありがたさを伝えるために、こんな風に演出することしかできなかったのかなぁ・・。
結局さぁ、彼らが守り続けた平和な村でも殺人事件は起きたわけだし、一人は瀕死の重体で、一人は死んでしまったわけでしょ。
それでも、彼らは、あの子は知的障害者だから仕方なかったんだ・・って思うのかなぁ・・。
オイオイでしょう。
はじまりも葬式からだったしね。

まぁ、そうやって今という時代も捨てたもんじゃないよって言いたいのかもしれないけどね。village3
随分勝手な親達の話だよね。
15を過ぎたら町につれてって、村に帰るか、町に住むかの選択の自由をあげなさいよ。
まぁ、小さな宗教のコミュニティがあって、そこでは、あらゆる文明を遮断していて(『刑事ジョンブック』みたいにね)ってのはあるかもしれないけれど、彼らだって外の人たちがどんな生活をしているのかちゃんと知っていて、あの生活を選んでいるわけだよね・・・。
そんなわけで、文句言い出したらキリが無い映画なの。

せめて、自分たちは間違っているんだ・・ってことに気付いたら良かったけど、彼らはそれでも100年前の生活を続けるんだからね。
一人の知的障害者を悲劇の犠牲者にしてね。

village4
まぁ、映画のグチはこの辺にして・・(ーー;)
『シックス・センス』、『センス』、『アンブレイカブル』ときて、このヴィレッジを作ったM・ナイト・シャマラン。
今回の映画で、彼らしさを見るとすればラストでどんでん返しするところと、超常現象ね。
彼の得意分野を集約しているのは、目の不自由なアイビー。
なんと目は見えないが、人の発するオーラの色は見えるという、不思議系。
彼女は愛のために森を走り抜けという「走れメロス」(あれは友情のためだけどね(^^;))見たいな奴なんだな。
でもさぁ、目が見えないんだよ。
そんな感じがしないんだよねぇ・・。
目の見えない女の子に怖い思いをさせて、知的障害者を犠牲にするってのはなんだか・・・。
どうもしっくり来ない。
あぁ、またグチになっちゃった(^^;)

village5どんでん返しもなぁ、怪物の正体も読めちゃったしな。
ラストのオチには、ビックリだったけど・・・。
なんだか、逆に長老グループに怒りが起きちゃって・・。
それに、あの警官はあぁやってじっくり考え込んでる後にしゃべっちゃうな。
それとも柵越えしちゃうかもな。
むしろ、そうしてくれって感じだけどね。

もしも、ホアキンがアカデミー賞を受賞したとして、彼のほかの過去の作品を見直したくなっても、この映画はパスしてもいいな。
『グラディエーター』を見ましょう。
でも、一作ごとに俳優として力を付けていくホアキンは、今後が楽しみな俳優なので、今後の出演作に期待だな。

特にオススメしないけど、これだけ私が愚痴こぼしちゃう映画ってどんなのよと思った人は見て下さい。

WOWOW 『ヴィレッジ』 オンエア情報

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2月 21, 2006 映画-ア行(アメリカ) |

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コメント

toeさん、こんばんわ。
期待したわりに、イマイチでしたよね。
大げさな割には、藤子・F・不二雄の漫画のような
オチで意外性に欠けてましたね。
『シックス・センス』が面白かっただけに、残念!

投稿: あ~る | 2006/02/22 21:55:53

>あ~るさん

こんにちは。

そうなんです~。
子供だましです~。
面白そうだったのに、非常に残念です~。

投稿: toe | 2006/03/08 0:22:51

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