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2006/02/13

99%の誘拐

ある時、職場の方から 「これ、読んでみな」 と言われて渡されたこの本。

昭和50年にある会社社長を脅迫し、長男を誘拐するという事件が起きる。
そして、それから12年後、その事件に端を発した誘拐事件が起きる・・。

著者:岡嶋二人 のこの本をその人が私に貸そうと思ったのには訳がある。
この物語に出てくる犯人は、ハイテクを使いこなしている。
PCを使って仕事をしている(もちろん、その人も多少使っているけれど・・)私に、そのテクニカルな部分が最適だと思ったらしい。
なるほど、確かにグイグイ引き込まれて読んでしまった。
誘拐犯が使う手口について、イチイチどうやってやるんだろう・・。と考えてみたり。

中には、ちょっとやりすぎだな・・とか、これは無理じゃないか・・と思う部分もあったものの、それでも十分楽しめるミステリだった。

ハイテクのテクニカルな部分はかなり満足だったけど、少年の心理描写はちょっと不満かも。
トラウマとか、恐怖感とかをあまり感じていないようにも見えたし(誘拐された少年を思ってつい我を忘れてしまうシーンはかなりひきつけられたけど)、クールすぎかなぁという感じもする。
最後の対立も、大人しいんだよね。
もっと直接復讐するようなところがあっても良かったかなぁ。

作品は、ミステリなのであまり多くは語らないけれど、とても読みやすいので、電車やバスで移動中のお時間にオススメ。


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2月 13, 2006 読書 |

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