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2005/12/25

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

感動した!!

すごい感動しちゃったよ~。

この本、発売当時 (2000年) に評判になってすぐ買ったのだけど、本棚で長いこと眠っていまして・・(ーー;)
読み始めたらグイグイ引き込まれちゃって。

このタイトルの、マイヨ・ジョーヌとは、自転車レースで1位になった選手が着るジャージのこと。

著者の、ランス・アームストロングはアメリカの自転車選手で、高校卒業してすぐプロのレーサーとして活躍。
が、25歳で睾丸癌にかかってしまう。
発見当時、その癌は他の肺や脳にも転移しており、選手生命どころか、生き残る確立すら低いと言われてしまう。

その彼が、癌を克服し、ツール・ド・フランスでマイヨ・ジョーヌを着るまでの物語。

いやぁ~、実話なんだけどドラマみたい。

お話は、癌にかかっていることを宣告されるところから始まるんだけど、もっと前にさかのぼって、高校時代、生意気だった新人時代、そして、癌にかかり、見事に克服、その後、恋愛して結婚、ツール・ド・フランスへ・・と続く。

このランスというひとは、本当に意思が強い。
最後まで、がん細胞を死滅させることができると信じていた。
その強さが本当にすごいと思う。
もしも、自分が癌だと知ったら、「あぁ、もう死ぬんだ」と思うとおもうんだよね。
でも、ランスはそうじゃなく、癌を治して、もう一度自転車に乗ることを考えていた。
すごいよなぁ~。

で、癌を克服した後に、奥様と恋に落ちるあたりがますますドラマチックで、それに、この奥さんがすごくいい人で~、ランスと同じように前向きの人で、ランスを同じ方向を見て一緒に戦える人なんだよね。
それもすごいんだよなぁ。

その後、紆余曲折を経てツール・ド・フランスに行くのだけど、もしかしたら、癌を克服していなかったらこれ程の選手になっていなかったんじゃないかなぁ・・。
と、思うことしばしば。
なぜなら、癌を克服したんだから、このステージだって勝てる。
と、常に癌を克服したことが土台になっているんだよね。
地獄を知っている男は、誰よりも強かった。
そんな感じかなぁ。

そんあ、最後のツール・ド・フランスは、がん患者の物語ではなく、ツール・ド・フランスの優勝者の記録を読んでいるようで面白い。
悲しいことに、彼の足を引っ張ろうとする人たちも確かに存在していて、マスコミは、彼の抗がん剤に筋肉増強剤と同じような効き目があるのではないかなんて疑いを持っている。
胸が痛くなるような記事だった。

時にはグッときて、泣きそうになり、最後はバスの中で読んでいて、泣きたいのを我慢したよ。

是非、一人でも多くの人に読んで欲しい一冊。

ちなみに、ランス・ランスアームストロングは現在、34歳で、それ以来、ツール・ド・フランス前人未到の7連覇をしているらしい。
もっと早く読んでおけばよかった。
来年は、ツール・ド・フランスをテレビで見たい。

ランス・アームストロング 公式サイト(英語)

12月 25, 2005 読書 |

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