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2005/12/11

キング・アーサー

キング・コング・・・じゃなく、キング・アーサー。
これ、見逃していたんだけど、先日WOWOWで上映されていたので、録画して鑑賞してみた。
そうだなぁ・・、一味足りないかな・・。king_arthur1

<STORY>
西暦500年頃、ブリテン島の南部はローマ帝国の支配下にあった。
ローマ帝国に仕える指揮官・アーサー(クライヴ・オーウェン)と、彼の元に集まった円卓の騎士達は徴兵期間である15年を無事終えようとしていた。
が、その最終日になって、ローマ帝国の司祭から最後の命令を受ける。
ブリテン島の北部・ローマ帝国の境界を越えたところにいる司祭を助けに行って欲しいという。
しかし、そこは現地のゲリラ・ウォードと、異民族・サクソンが狙っている土地でもあった。
アーサーと騎士達は、その気配を感じながら現地に向かう。
そこでは、司祭に歯向かった人間が幽閉されており、ウォードの女戦士・グウィネビア(キーラ・ナイトレイ)もその一人だった。
サクソンの追跡を感じながら、時間が無いながら、幽閉された人々を解放するアーサー。
彼らが、そこを出発しブリテン北部に向かった頃には、サクソンがすぐそばまで来ていた・・・。

king_arthur2
これは、あの有名な「アーサー王と円卓の騎士」の元ネタという設定みたい。
1500年に書かれたこの冒険小説は、その1000年前にあった歴史的実話がモデルになっていた・・。
この映画は、その実話のお話・・。って感じみたいよ。
だから、この映画に出てくるのは、ファンタジーのヒーローではなく生身の人間。
とはいっても、円卓はちゃんと出てくるし、少年アーサーが剣を引き抜いてヒーローが誕生するシーンもちゃんと出てくる。

ただどうもねぇ、イマイチ迫力に欠ける。
もちろん、テレビ画面で見てるのがそもそも間違いかも知れないけれど、アクションシーンの多くは既に『グラディエーター』で見たような感じのものが多い。
その中で、一番良かったのは、氷の上でサクソンと対決するシーンかな。
CGと実写がうまく組み合わさってるあたり、ブラッカイマー(プロデューサー)印を感じるね。
命を賭けて斧を振りかざすダゴネットには、すごく感動した。

この映画は、ほとんどクライヴ・オーウェンの演技力によって支えられてる。king_arthur3
彼の忠実な騎士達を見つめる視線で、彼らの間にある友情が理解できる。
でも、その政治的背景についてあまりにも説明不足な感じがする。
どっちが善で、どっちが悪かだけが分かれば良いって人もいるかもしれない。
でも、悪には悪なりの理由があって、その理由が知りたいと思うのよ。私は。
今回は、対立する3つの勢力があって、ローマ帝国がイギリスまで進出していったことは理解できるけど、現地の人たちのローマに対する怒りというのが、ウォードで表現されているけれど、どうもこのウォードたちに感情移入しにくい。
それに、キーラ・ナイトレイは、なぜあそこ (幽閉されていたところ) にいたのかが分からない。
どっかで説明があったのかな・・・?

私の中では、氷の上で対決シーンでクライマックス迎えてる感じかな。
それ以降は惰性のような印象。
それ以降が重要なのにね。
どうもなぁ、何を思ってアーサーが覚醒したのか、ちょっとつかみづらいんだよねぇ・・。

あぁ、でも、きっと歴史モノが好きな方は、かなりいける味だと思うので、是非ご覧になってみて下さいね。

キング・アーサー 公式サイト

WOWOW



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12月 11, 2005 映画-カ行(アメリカ) |

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