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2005/11/04

デイ・アフター・トゥモロー

これね~、昨年公開されていたんだけどね~、どうも見る気がしなくって。
が、先日WOWOWで放送されていたので、録画して鑑賞してみた。
でもね、思った以上に楽しめたかな。
day_after_tomorrow1


<STORY>
気象学者のジャック(デニス・クエイド)は、南極で調査を行った結果、近い将来、温暖化により北極と南極の雪が大量に溶けることで、海流に変化が起き、異常気象が生まれそのまま氷河期に突入すると推測。
その研究結果をインドで開かれた学会で発表するが、受け入れてもらえない。
しかし、世界的海洋学者のラプソン教授(イアン・ホルム)だけが、彼の推測に同意する。
ワシントンにある政府の施設に帰り、研究にのめりこむジャックだが、彼には小児科医の妻と、高校生の息子・サム(ジェイク・ギレンホール)がいる。
家にほとんど帰らない生活のために、サムとうまくコミュニケーションが取れないジャック。
そのサムは、高校生クイズ大会に出場のため、NYへ。
なぜなら、片思いの相手であるローラ(エイミー・ロッサム)が出場するからだった。
一方、外の世界では、そこら中で異常気象が起きていた。
インドのデリーで雪が降り、東京では特大の雹(ひょう)が降り、大西洋で特大のハリケーンが生まれた。
それは、ジャックが発表した気象予測どおりだった。
その様子を見たジャックは、ラプソン教授から低温化している大西洋のデータを受け取り、分析をした結果、2~8時間後にも氷河期が訪れるという数字が出てきた。
day_after_tomorrow2ちょうどその時、サムはNYにいた。
NYのマンハッタンは津波と洪水に襲われ、あっという間に海の下へ。
サムはローラと共に、運良く国立図書館に逃げ込み、父に電話を掛ける。
「決して外に出るな。今から迎えに行く」とジャックはサムに約束するが、途中でサムの声が途絶えてしまう。
ジャックはサムを救うためにNYへ向かうのだが・・・。

「もしも、このまま温暖化が進んだら地球はどうなるのか」が、この映画のテーマでして。
結構、お寒いこと言って笑わせるんじゃないの~。
なんて、思いながら観てたんだけどね、そうでもなかったなぁ。
割と真剣に見ちゃった。
あぁ、一個だけあった。
東京都千代田区ってのが出てくるんですが・・、あれどこのリトルトーキョーよ。
って感じのかなりとんちんかんな東京が出てくんだよね。
んーー、まーーー、毎度って感じだけどね。
エメリッヒの頭の中にある東京って、ゴジラの中に出てくる模型の東京なんじゃないの~。

day_after_tomorrow3そんなことよりも、お話ですが。
真面目なお話をすると、現在の世の中の科学で、最も難しいと言われているのが、気象予測だと聞いたことがある。
世界で最も優秀なスーパーコンピューターでも、先のことは予測できないんだって。
そのための研究開発が、日本のスーパーコンピュータで行われているらしい。
この映画を観ながらそんなことを思い出して、あぁ、天変地異ってのは、こんな風にある日突然来るかもなぁって思ったねぇ。
で、その氷河期の恐ろしさもよく分かったのね。
いきなりピキピキって凍っちゃうもんね。

が、この映画は大事なことを忘れてるのさ。
「なぜ、地球の温暖化は進んでいるのか」ってのをすっかり置き去りにしているんだよね。
そのせいか、氷河期の原因になった温暖化があまり身近に感じないんだよね~。
工場や車の排ガス規制や森林伐採の規制を今すぐ行わないと、温暖化が進むってことを見せないと、「この映画で起きているできごとは他人事」と見ている方は思ってしまうよね。
地球上で最も二酸化炭素を排出しているのは、中国とアメリカで、その二国が「京都議定書」にサインしていないってのが、今後における最大の問題なのに、その話は一切出てこない。
だから、「じゃぁ、この映画みたいに氷河期になったら、二酸化炭素を今まであまり排出してなかった途上国にでも住めばいっかぁ♪」なんて、ノー天気な話になっちゃうでしょう。
それに、自分の息子を助けるために友達の命を犠牲にしちゃうのは、かなりのエゴを感じるねぇ~。
それは、異常気象がおきてハリケーン・カトリーナで大勢が犠牲になっても、京都議定書にはサインしないアメリカのエゴと同じ?

ジャックを演じているデニス・クエイドなんだけど、なんか、奥さんと別れてからどうもイキイキしているように見えるんですが・・・(ーー;)気のせいかな?
ちなみに、知らない人のために、奥さんはメグ・ライアンですヨ。
今回の私のお目当ては~、ジェイク・ギレンホールね~。
遠い空の向こうに』以来、お気に入りっすよ。
ドニー・ダーコ』とか、『ムーンライト・マイル』など等、若いのに、良い作品に結構出てるのですよねぇ~。
今回も、地味~に、ちょっと暗~い感じでよい味出しておりました。
今後が楽しみ☆
それと、もう一人、エイミー・ロッサムもお気に入りでして。
今回は歌なしだったけど、彼女は『オペラ座の怪人』を観ていただければ、その歌唱力の素晴らしさに鳥肌もんよぉ。
それは、もう観ちゃったって人には『歌追い人』がオススメ♪
私はこれでエイミー・ロッサムを知ったのよ。
今後は、ミュージカルの方面でがんばってほしいな♪

ま、いろいろ言ったけど、難しいことを考えないで観たい人には、オススメの一本かな。

デイ・アフター・トゥモロー 公式サイト

THE DAY AFTER TOMORROW Official Site (Japan site あり)

11月 4, 2005 映画-タ行(アメリカ) |

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DVDで『デイ・アフター・トゥモロー』を観ました。 主演は「デニス・クエイド」、共演に『オペラ座の怪人』の「エミー・ロッサム」 古代の気象研究を専門とする科学者『ジャック・ホール(デニス・クエイド)』は南極での調査中氷棚の大規模なひび割れに遭遇した。イギリスの海洋気象学者『テリー・ラプソン(イアン・ホルム)』は世界の各地で海中温度が急激に下がっている事に危機感を抱き、『ジャック』と連... 続きを読む

受信: 2005/11/05 9:55:05

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「デイ・アフター・トゥモロー」★★★★(DVD) 2004年 続きを読む

受信: 2005/11/06 22:12:18

コメント

ジェイク・ギレンホールは、いいな、と思っています。『ムーンライトマイル』では、バーティー役のエレン・ポンペオも、すてきでした。
『オペラ座…』で、どっかで見たなー、と思っていたエイミー・ロッサム、この映画でした。やれやれ…>自分。

投稿: あかん隊 | 2005/11/05 3:02:13

jamsession123goもこの映画大好きです。
CGばりばりの宇宙ものより、SFっぽくてわくわくします。
でも、いちばん感心したことは、こういう危機事態になると、「古代天文学」のようなものを研究している学者がアメリカにちゃんといて、昨日までどこの馬の骨(!)だかわからなかった学者の言うことをトップが聞き届け、アドバイスを受けるという姿勢。
本当にこんなことがアメリカではあり得るのだろうか、その手の映画を観るたびに思います。
日本ではあり得ないですから。

投稿: jamsession123go | 2005/11/05 7:48:33

この作品ではあまりロッサムは目立ってなかったんですけどね。
アメリカのことしか考えていないストーリーはハリウッドならではですね。地球規模で異常事態だと思うんですが、隣の国に逃げただけでOKだなんて・・・

投稿: xina-shin | 2005/11/05 9:57:18

>あかん隊さん

ジェイク・ギレンホール好きなんですよ~。
あのぼんやりした感じで尚且つ優しそうな感じが好感持てます。
ちなみに、エイミー・ロッサムは『ミスティック・リバー』に出ていますよ。

>jamsession123goさん

私は、大好きとまでいかなかったのですが、地球温暖化について考えようという姿勢は気に入りました。
が、学者に意見をお求めるシーンは、どうでしょうねぇ。
あぁ、そう言えば、ドラマの「ホワイトハウス」では、いろんな学者を呼んで意見を聞くようなシーンをよく目にしますから、あり得るかもしれないですね。

>xina-shinさん

そうです。
この映画にエイミー・ロッサムは必要ないですね。
それより、歌を歌ってくれと思います。

ハリウッド映画のアメリカ中心思想は相変わらずですよね。
アメリカ人と大統領が助かればめでたしな国ですから。

投稿: toe | 2005/11/05 11:19:02

血迷って?DVDを購入してしまし、たまたま先週観ました。(去年は劇場で観ましたが)

地球温暖化はかなり切実です。
この映画は結果ですからね。その結果(予測)をみて何かを感じ、何かを始めてくれればよいと思います。
ひとひとりが出来ることは、ビビたるもの。
チリも積もればですね。・・・きっと、大口は期待できませんから。

投稿: たいむ | 2005/11/06 2:00:34

これ、暑い夏に映画館で見ました。
クーラーがいらないほど、大画面で見る氷河期のせいで涼しくなりました。。。。

怖いのは、ちょっと前の新聞の話。
「皆さん、異常気象がじわじわ来ると思ってるでしょう、突然ですよ。ディ・アフター・トゥモローという映画をご覧になりましたか。ああいう感じですよ。」と学者が書いていました。
ひゃー、びびった。

映画のように、ハリケーンはでかいのが発生してるし、、、、
ハリケーン去った後のホテルのカーテンひらひら~~映像には、まさにディ・アフター・トゥモローの一場面が思い出され・・・・

ああ、異常気象と鳥インフルエンザが怖い、のだめデス。。。

投稿: のだめ (● ̄З ̄●) | 2005/11/06 21:05:15

>たいむさん

切実ですよねぇ。
そうですね。
見てくれた人が、何かをしなければと思ってくれれば良いですが・・。
ただのパニック映画に終わってしまったのでは・・と不安になります。

>のだめさん

地球の温暖化を止めるには、先進国の人間がインドのように、車や工場が無い国で生活しなければならない。と、数年前に聞きました。
数年後の今、インドは近代化が進み、車や工場がいっぱいできてます。

ってことは、もう無理ってことだと思います・・(ーー;)

それに、この映画のように進むとなると、日本列島が津波にのまれますね・・。
これからは、やはり、六本木ヒルズのヒルズ族のように、超高層マンションの上階に住むのがいいかも・・・。

投稿: toe | 2005/11/07 1:05:58

toeさん、お邪魔します

先日の映画を見た後なので、「家族愛」でかぶるということらしく、この映画を見ました

少し、あれ?っていうシーンがあるにはありましたが、これは引き込まれました
京都議定書のこと、最初にちらりと出ていましたね。あの副大統領の小さな心が、大きなものをたーーくさん失わせてしまったのね~と思ってみました。

この家族も全員離れ離れになりながらも生き残るのですね~
途中で色んなシーンを出していたので何となく納得できました

あのままずっと氷河期なのかと思っていたので、人工衛星から見えた雲が消えていく奇跡的な景色でほっとしました・・
どうしてそうなれたのかはよくわからなかったですが・・

あの元副大統領が「環境問題」に目を向けるということで、今後に期待したいですね・・って気付くのがちょっと遅すぎですね。

投稿: 2乗 | 2006/01/08 1:51:10

>2乗さん

そうです~。
またしても、主役一家は無傷の映画です(笑)

残念ながら、京都議定書という言葉を出していながら、どうして、京都議定書にサインすることが地球に大切なのかがあまり伝わらない映画でした。

あぁ、そんなに細かいことを求めちゃいけないんでした(^^;)

しかし、この映画によると、地球が氷河期に突入したら、日本はすっぽり海の下ですね(ーー;)

そうですね。
アメリカが近い将来に心変わりしてくれるといいですね・・・。

投稿: toe | 2006/01/10 1:08:00

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