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2005/11/07

恋愛適齢期

これはねぇ、いい映画なんですよ。
公開当時に劇場で観たのですが、とても気に入ったので、WOWOWで放送されたのを録画して見たの~。
あぁ、やっぱりいい映画だと、再度思ったっすよ。
somethings_gotta_give


<STORY>
50代の劇作家のエリカ(ダイアン・キートン)は、脚本を書くためにNY郊外にある自分のビーチハウスで、妹のゾーイ(フランシス・マクドーマンド)と週末を過ごしていた。
ある日、そのビーチハウスに不審な中年男が侵入していた。
なれなれしく話しかけるその男を信用しないエリカは、警察に電話するが、彼は、娘・マリン(アマンダ・ピート)のボーイフレンドであるハリー(ジャック・ニコルソン)だった。
自分よりも年上の男が娘のボーイフレンドだったことに愕然とするエリカだったが、間もなくマリンの部屋から叫び声が・・。
なんとそこでは、ハリーが心臓発作を起こして倒れていたのだ。
エリカが機転を利かせて、応急処置を行い、病院へ運ばれるハリー。
病院では二枚目の若い医者、ジュリアン(キアヌ・リーブス)が担当に。
そのジュリアンは、エリカの作品のファンであり彼女に好意を示す。
一方、入院することになったハリーだったが、症状も軽かったため、家に帰りたがる。
言うことを聞こうとしないハリーに対し、ジュリアンが出した条件は、「病院の近くで、看護婦付きならば退院してもいい」
そして、ハリーはエリカの家で療養することになったのだが・・・。

これはですね~、はじめは笑わせて、最後はホロッとさせられるロマコメ。
それで、何が良いって、熟年カップルの恋愛を描いておきながら、年齢性別関係なく共感できる要素がいっぱい詰まってるとこなんだよね~。
つまりですね、恋愛に年齢制限なしってことなのよ。
それが、普通だったら、ちょっとそれって無理あるなってことも、この映画だと、妙に納得できるし、共感できちゃう。
なぜってさぁ、エリカ(ダイアン・キートン)がまるで20代の女の子のように恋をしちゃうんだよねぇ~。
その姿に、「あぁ、恋愛っていいものだよねぇ」と教えられるのよ。

で、そのエリカの恋を描くのに、この映画で欠かせないアイテムがタートルネックのシャツ。
それがね、微妙な女心をうま~く表現してるのよ。
映画のオープニング、エリカはタートルネックのシャツで登場するの。
50代の彼女にとって、タートルネックは重要アイテム。
クビのしわに、胸元の肌・・、もう見せる必要は無いという合図。
そのタートルネックをバリーッと切り裂くシーンが、すごくセクシーで印象的。
「舞台のカーテンを開く」ように、「新しい人生の幕を開けるエリカ」という図式が、あのシーンには詰まってる。
そのセリフも「いいのよ。切り裂いて」そこに、「過去の自分を捨て去る私」が見えるの。

この映画、脚本もいいけれど、俳優もすごい。
ダイアン・キートン、ジャック・ニコルソン、フランシス・マクドーマンド。
この3人が揃うなんて、それだけでもすごい。
ジャック・ニコルソンは、若い子専門の中年なんて、まるで「それは、普段のあなたでしょ?」と言いたくなる程(ってか、実際そうだし・・)、いやらしい~男がぴったりはまっていたし、フランシス・マクドーマンドは、切れ味鋭い妹を軽~く演じてるし、二人ともすごくいい。
でも、でも、でも、この映画ですごいのは、やっぱりダイアン・キートン。

すごいステキーーーーー。
笑いを誘うシーンではコミカルに、観客にセリフを伝えたいシーンではシリアスに、恋をするときは輝いて、本当にステキな女優さん。
あ、そうそう、キアヌも出てるけどね、今回は脇役。
キアヌファンは、出番が少なくてちょっとガッカリするかもしれないけれど、キアヌの波長に全く合わない私は、かえってホッとしたかな (^^;)
でも、そうだなぁ、ステキな若先生には見えたよ。

私、これを見ながら、こんなステキな50代になりたい!!って本当に思った。
その反面、あぁ、私この人たちより20歳以上も若いのに、何やってんだろうなぁ・・とも思った。
娘のマリンがエリカに「恋に臆病になっちゃいけない」と怒られているシーンでは、私がエリカに怒られているような気分になったなぁ。
ちょっと反省・・・。
「つらい思いは当たり前。なぜって・・それが人生だから」とエリカは言ったの。
そのとき、「あぁ、あなたのようになりたいです」と思ったよ。

ステキなセリフがいっぱい詰まってて、ラブコメや恋愛映画が好きな人にはオススメの一本

11月 7, 2005 映画-ラ行(アメリカ) |

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コメント

この映画、大好きです。
jamsession123goのブログの「映画のご紹介」の第1号にしたくらいですから。

キアヌファンにはちょっときついかもしれませんが、ダイアンキートン、ジャック・ニコルソンという素晴らしい役者が、人生の秋をとても素晴らしく演じています。

また、機会があったら見直してみたい映画ですね、

投稿: jamsession123go | 2005/11/08 23:41:21

jamsession123goさん、こんにちは。

ホントに良い映画ですよね~。
何度観ても良い映画だと思います。
キアヌはセリフが少なかったので、あまり気になりませんでした。

ダイアン・キートンにジャック・ニコルソンはホントにステキでしたね。

投稿: toe | 2005/11/09 20:36:58

この映画よかったですよね。
私はフランシス・マクドーマンドが大好きで。
キアヌ・リーブスは主演をはるよりこの作品のような役とか
悪役など脇役をやった方が冴える気がします。
(あ、toeさんは何をやってもキアヌはダメなんですね?)
私だったらニコルソンよりキアヌを選んだかも。(笑)

投稿: sabunori | 2005/11/10 15:19:04

sabunoriさん

うーん。
そうですねぇ。
キアヌはセリフが少なければOKですね。
今回の役のような感じがベストです。
あ、でもその映画が面白ければ主役でもいいです。
が、私もダイアン・キートンだったらキアヌを選んでいたかも?(笑)

投稿: toe | 2005/11/10 16:12:14

本当、この映画って「大人の映画」って感じですね。

TBさせていただいたのですが、勢いで書いていたらタイトルを間違えて怪しいタイトルになってしまいました。ごめんなさい…

投稿: lunatic | 2005/12/06 11:22:19

lunaticさん、こんにちは。

良い映画ですよね~。
これ、何度でも観たい大好きな映画です。

タイトル?
言われるまで気付きませんでした(^^;)
なので、気にしないで下さ~い。

投稿: toe | 2005/12/10 15:44:04

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