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2005/09/28

メトロで恋して

基本的に、ストーリーとかあまり調べずに見るのが好きで、監督と俳優と予告編で見る映画を決めてるんだけど、この映画は、たまたま空き時間と上映時間がぴったり合ったからちょっと足を運んでみたの。
そしたらねぇ~、結構楽しめたんだよね~。metro_et_moi

<STORY>
俳優のアントワーヌ(ジュリアン・ボワスリエ)は、そろそろ結婚したいなぁと思う33歳。
ある時、地下鉄で向かい合わせの席に座ったクララ(ジュリー・ガイエ)に一目ぼれ。
その場で彼女から電話番号をもらったアントワーヌは、数日後にクララに電話をし、デートをし始める。
将来小説家になることを目指し、文学の勉強をしながら、生活のためにTGVのバーで働いているというクララと幸せな日々が続いていた。
永遠に続くと思われた幸せな日々だったが、彼女が不治の病であることが発覚。
アントワーヌはそんな彼女を受け入れることができず、二人は分かれてしまうのだが・・・。
どんなお話なのか良く知らずに見ていたので、途中までありがちな“病気モノがらみの純愛映画か?”と思い、でもな~、まさか、フランス映画でそれは無いでしょう~。と思っていたら、やはり、リアルな人間ドラマになってた。
ネタバレあり↓
“もしも、自分のパートナーがHIVポジティブだったら”を考えてみたとき、私は、“相手を支えていきます”と胸を張って答える自信は無い。
そんな複雑な気持ちを、飾ることなくリアルに表現しているところが気に入った。
彼女が彼に支えて欲しくて、話をしているときに、彼が全く関係ない話を持ち出して話を摩り替えようとしたカフェのシーンが、胸が痛くなるぐらいリアルで印象的だった。
もしも、ここで「大丈夫。僕が君の隣で支えるから」なんて言われたら、「そんなテレビドラマみたいなこと言って・・」としらけてしまうので、私的には絶対にNG。
また、このときに、何も言わずにアントワーヌの目の前から去っていくクララも良かった。
私だったら、相手をなじっているかも。
で、この後のアントワーヌの迷いもすごく良かった。
自然に時の流れで忘れようとするよね。
それができない彼を支えたのは、家族だった。
それも、長く断絶していた父だった。
ここが、またとても胸を打つシーンだったなぁ。
そうして、彼は人間として一歩成長して、ラストシーンの笑顔が生まれてるんだよね~。
ネガティブな出来事を吸収して、ポジティブに生きようとした彼らに共感が持てたな~。
↑ネタバレ終了

アントワーヌ役のジュリアン・ボワスリエも、クララ役のジュリー・ガイエも初めて見る役者さん(多分)だけど、二人ともステキな俳優さんだったなぁ。
恋愛についてじっくり考えたい時にオススメの一本。

メトロで恋して 公式サイト

9月 28, 2005 映画-仏 |

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コメント

はじめまして、、。
トラバありがとうございました。
終わり方が、やはり、フランスっぽくって、。
フランス映画って、いいですよね〜。
こちらからもトラバしますので、宜しくお願いします。

投稿: chandelier | 2005/09/28 18:32:35

chandelierさん、こんにちは。

いいですよね~。
雰囲気が好きです。

こちらこそ、よろしくお願いします。

投稿: toe | 2005/09/29 0:49:50

ぼんじゅーる。
リアルさが染みましたねっ。
やっぱりフランス映画はよいいですよねー。
ディテールもよかったな。

映画が終わった際、後ろのおばちゃんが方が
「中途半端だったわね」とか言ってて、ムッときました。(笑
韓流ドラマのように劇的じゃないけど、これがリアルなんだってばー。

投稿: かえる | 2005/09/30 13:57:14

かえるさん、こんにちは。

いいですよねぇ。

私もこのリアルな感じが好きなんです。

が、あまり受け入れられてないようですね。
ちょっと残念です。
いいのになぁ~。

投稿: toe | 2005/10/04 17:45:02

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