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2005/08/24

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

面白い映画は何度見ても面白い。
と、いつも思う。今日もそう。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、何度見ても面白い。
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<STORY>
フランク・アバグネイル (レオナルド・ディカプリオ)というアメリカ人は、1964年から1967年にかけて、パンナム航空のパイロットになりすまし、320万キロの空をただ乗り。
それだけでなく、大病院の小児科主任医師を務め、更にルイジアナ州では、検事補佐。
逮捕時には、犯罪史上最も若い大胆不敵な詐欺師と言われ、26カ国と全国全50州で小切手偽造で得た総額は400万ドル。
それも、21歳の誕生日目前だった・・。
フランクを追うFBI捜査官・カール (トム・ハンクス) や、フランクの父 (クリストファー・ウォーケン) との交流を織り交ぜながら、コメディ・タッチで描く実話。
この映画の面白さは、ずばり、フランクという詐欺師人生を疑似体験するところにある。
フランクが見てきたものを同じように見ながら、その仰天な日々を追体験できる。
時には、パイロットになり、医者になり、検事になる。
それが、ほんとにスリリングで面白い。
彼が超一流の詐欺師になれたのは、どんなに自分が危なく、不利な状況にいても、常に胸を張り、最後まで堂々としていたから。
私みたいな小市民には、絶対に無理。
きっと、詐欺師になるべくして生まれてきた人なのかも知れないな~。
いや~、でもさ~、もったいないよ~、フランク~。
その頭の良さだったら、大学を卒業した後にばら色の人生が待ってたよ~。
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フランクの詐欺っぷりは、あっぱれ。
だけと、カールの人間性は、さらにあっぱれなのだ。
フランクは、カールに父親の代わりを求めていた。
そして、カールはそのフランクを受け入れる。
犯罪者と追跡者という立場でありながら、他者には理解できない信頼関係。
分かりやすく言えば、ルパンと銭形刑事みたいなものかな。
この二人の関係も、この映画を面白くしている要素の一つ。
個人的に、ディカプリオもトム・ハンクスも苦手なタイプの俳優。
でも、今回はこの二人の実力を認めないわけにはいかない。
特に、ディカプリオはすごく良かった。
何も知らない無邪気な16歳から、フランスの刑務所に入れられて、人生のつらさを知った21歳まで、常に的確に演じ分けていた。
特に、ラスト近く、ナット・キング・コールのクリスマスソングをバックに母親に会いに行く姿はジーンときてしまった。
トム・ハンクスも生真面目で頭の固いが、実は人情に厚いカールをリアルに表現していた。
そして、60’Sを容易に想像させるオープニングから、時にはフランクとカールの交流を巧みに織り交ぜながら、最後まで飽きさせることないストーリー展開の上手さは、さすがスピルバーグとうなってしまう。
今の時代は、フランクの手口は二度と使えない。
その理由は、この映画のラストに描かれている。
まだの人は、是非、この映画を見て確かめて欲しい。
詐欺師には違いないけれど、フランクって魅力的な人なんだろうなぁ。
この人だったら、ちょっとだまされてもいいような気がした (^^;)

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 公式サイト

8月 24, 2005 映画-カ行(アメリカ) |

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