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2005/07/31

中坊公平・私の事件簿

私が住みたい理想の町としてはぁ~、どの町にも必ず一軒ずつ弁護士事務所と、分析医がいること。
どっちも1時間 ン万円とかじゃなくって、すごい安い金額で話を聞いてくれること。
そうなったらなぁ、もしものことがあっても安心なのになぁっていつも思う。

が、弁護士のお仕事ってどんなもんなのか良く分かってないので、ちょっと読んでみた。
この、中坊公平さん、テレビでよくお見かけしていたときは、どんな方なのか良くわかっていなかったんだけど、新聞だったかなぁ、雑誌だったかなぁ・・特集記事を読んで、ほぉ~この人ってすごいかもぉ~(失礼・・)と思ったのがきっかけ。
でも、結構覚悟して読んだのよ。
難しい法廷用語とかあって、(@@)←こんな感じになっちゃうかなぁって。
ところがだ。
すごく、読みやすくスイスイ読んじゃう。
難しい言葉なんて一切使ってないの。
そこには理由があって、「わが国の司法というものが、国民と乖離(かいり)している原因の一つに、誰もが理解できる言葉を使わないということがあると思います」と、著者・中坊氏はこの本の中で言ってるの。
思わず、そうだよ、そうだよ、って言いそうになった。
難しい言葉使うから、簡単な事件も難しい事件のように感じちゃうんだよ。
この本は、そんな中坊氏の手がけた事件について、彼が自ら振り返ってる。
私が生まれる前から弁護士として働いていて、「森永ヒ素事件」「豊田商事事件」「豊島産業廃棄物不法投棄事件」「住専処理事件」・・等、有名な事件から、身近で起きた小さな事件までがこの本に紹介されてる。
森永ヒ素事件なんて、私知らなかったなぁ。
幼い頃に森永のお菓子食べてたからさぁ、ぞーーーっとしたよ。
事件がどんな風に解決したかってことよりも、この中坊公平という人間そのものに興味が沸く本なの。

この本の中で、
弁護士にとって一番大事なのは、同じ目線で物が見れるかということなのです。
これはどんな事件を手がけるにしても一番必要なことなんです。
被害者と同じ目線で事件を見れるかどうかということが大切なんです

という言葉がとても印象的だった。

彼の弁護士としての姿勢は、全てこの中に表現されていると思う。
誰もがわかる言葉で、被害者の視線に立って、人のために働くこと。
理想的な弁護士だなぁと思ったよ。

弁護士ってどんな仕事してるの?
と、日頃疑問をお持ちの方にオススメの一冊。

7月 31, 2005 読書 |

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